2009年09月30日
財源論はナンセンス? まず景気。国債発行で政策実現

高速道路無料化は、景気対策としても早急に実現すべきとの声があります。
早稲田大学教授・榊原英資氏 国債発行で政策実現を(FujiSankei Business i.)
国交省の試算によると、高速道路無料化の経済効果は2.7兆円だという。国内総生産(GDP)の約0.5%になるわけだ。これに子ども手当、暫定税率廃止を加えれば、かなりの景気浮揚効果が期待できる。景気対策としても、これらの政策は早急に実現すべきであろう。繰り返しになるが、財源など調達せずに、国債の新規発行によって支出しなければ景気対策としての意味はない。榊原氏は、朝日の番組で、たまに漏れ聞こえる「日本の借金へっちゃら論」を喋っていました。
榊原教授「借金は問題ない」発言(eine kleine Katzen Schelle)
【国民の借金というのは財務省が言ってるんだが、日本には1500兆円の金融資産があり、国債を買っているのは日本人だ。まだまだ買える。15兆ぐらいなんともない】その河村さんも、朝日の生放送中に「借金へっちゃら論」を喋ってました。
(中略)
河村さんによると、録画で「赤字国債(財政赤字)は国民の借金じゃない」というと必ず編集されるらしいんです。何故か。『マスコミの中でも財務省付を勤めると出世コースに乗れるというのがあって、増税したい財務省に逆らって、「借金は問題ない」という発言を流すわけにはいかない』らしい…そんな理由です。
民主党の言う、財源の組み換えなどは、あくまで中長期的な話。失業率が高い現在のような状況では、短期的に国家が財政出動するのはごく自然なことです。
補正予算を精査するのも大事ですが、国民に理由を説明してスピード感を優先すべきだと思います。

2009年09月29日
NHKニュース神戸発が、姫路にやって来る

今日の夕方、「ニュース神戸発」のキャラバン隊が、イーグレひめじ(姫路市本町)にやって来ます。
「ニュースKOBE発」キャラバン隊出動!(NHK)
NHK神戸放送局では、地域の話題をきめ細かにお伝えし、地域の皆さまとの交流を深めるため、午後6:10~午後7:00まで放送している「ニュースKOBE発」を9月29日から3夜連続、スタジオから飛び出して放送します。会場は姫路市・赤穂市・相生市。西播磨の情報を県内の皆様にお届けするとともに、本放送とリハーサルの模様も自由に見学していただけます。近所の人は、覗いてみるといいかもしれません。

2009年09月28日
未婚の子を結婚させよう

未婚の子どもを結婚させたい親を支援する交流会が開かれます。
交流会:未婚の子を持つ親の「婚活」支援 姫路で来月20日 /兵庫(毎日jp)
未婚の子を持つ親の「婚活」を支援するNPO法人「二人を結ぶ親の集い」(京都府京丹後市、小牧敬典会長)は10月20日午後1時半から、姫路市北条1の姫路労働会館で交流会を開く。縁は多いほうがいいですから。先着100名だそうです。
参考
【ただいま婚活中】(2)式場懸命、町おこしも(asahi.com)

2009年09月27日
増加する訪日中国人

日本を訪問する中国人が増加しています。
中国人観光客の取り込み策続々 ビザ解禁で神戸のホテル(神戸新聞)
7月1日に中国人向けの個人観光ビザが解禁になって約3カ月。神戸市内のホテルでも中国人の観光客が増加しており、受け入れ態勢を強化するホテルが現れてきた。富裕層が多い個人旅行の解禁で商機が広がるとみて、各ホテルは大きな期待をかけている。新政権もアジア重視で、アジア域内のさらなる人的交流が予測されます。
鳩山外交、アジア重視の姿勢鮮明に(YOMIURI ONLINE)
持論である「東アジア共同体」の創設構想に言及し、中国の協力を求めた。構想は、欧州連合(EU)をモデルに、通商や金融、エネルギー、環境といった幅広い分野で協力する域内体制の構築を目指すものだ。新国交相は、「観光立国のさらなる推進」を強調しています。
民主・前原大臣、観光立国の推進を強調-航空は「2社体制が重要」(トラベルビジョン)
観光分野について、「力を入れたいのは観光立国のさらなる推進」と力強く訴えた。また、観光が日本にとって成長分野であるとの認識を示し、「観光の成長を促すための航空政策や港湾強化をはかっていく」と語った。10月1日から8連休となる中国は、600万人が海外に出るとのこと。
前原氏は、自身が通った「松下政経塾」時代に設立者の松下幸之助氏が「観光立国」という言葉を用いていたとして、松下氏が「おそらく一番はじめに観光立国という言葉を使った」と話す。その上で、「松下政経塾で学んだ一人としてその思いを体現していくことが大事」だと松下氏の思いを受け継いで観光立国の実現をめざす考えだ。さらに、オープンスカイ協定についても積極的に進めたいとの姿勢を示した。
中国 2億人大移動 国慶節8連休の推計(東京新聞)
海外(香港、マカオなどを含む)へは六百万人を超え、特に日本・韓国・欧州への関心度が昨年の二倍近くになっている。個人観光ビザ解禁初の大型連休が目の前です。
参考
訪日中国人が3割増える?観光ビザ緩和へ(372log@姫路)
「一路走好!」~『クレヨンしんちゃん』の作者逝去に関する中国の熱い報道(日経ビジネスオンライン) - 中国における『クレヨンしんちゃん』の人気には絶大なものがある。(記事より)← 日本のサブカルチャーが中国にも定着しているので、行ってみたい人が多い。また、訪日中国人の満足度も高いみたいなので、リピーターも期待できます。

2009年09月26日
神戸からJALを追い出し、新興航空社の国際便を

JALが来春、神戸から撤退します。
日航「神戸撤退は来年5月」 市長ら再考要請へ(神戸新聞)
これまでJALは、神戸撤退について「決定した事実はない。10月上旬にまとめる中期経営計画で正式表明する」としていたが、9月24日に幹部が矢田市長を訪問。「来年2月から順次、路線を廃止していく。同5月までに完全撤退する」との考えを示したという。JALにはとっとと撤退してもらって、余った枠は、スカイマーク、スターフライヤーやエアアジアなど、新興航空会社に国際線を飛ばしてもらえばいいんじゃないでしょうか。
スカイマークが検討、国際線参入の現実味(Yahoo!ニュース/週刊東洋経済)
航空法101条にある国際線参入の許可基準には、「適確に遂行する能力を有すること」などと記されており、明確な基準はない。いわば参入の可否は国交省のさじ加減次第だ。ただ、難色の背後には、経営危機にあえぐJALへの“配慮”も見え隠れする。いいかげん、国交省には引っ込んでいてもらいたい。消費者視点や日本の国際競争力の観点から、新大臣には再考してもらいたいものです。
(中略)
新興航空会社のスターフライヤーなど、国際線に参入意欲を示す会社は後を絶たない。就航実現には2国間協定という障壁もあるが、「JALの利権が大きい国際線で参入を増やせば、JALが苦しくなるからだろう」(業界関係者)との声もある。消費者不在で新陳代謝の進まない航空行政に、業界の異端児スカイマークが風穴を開けられるのか。審判の日は近い。
参考
アジア航空業界の激変=慶応大教授・木村福成(毎日jp) - このところ日本航空への外資参加の可能性が報じられているが、アジアの航空業界ははるか先まで行ってしまった感がある。(記事より) ← もうJALにとっての古き良き時代は終わっているのです。国交相は「できれば2社体制」というけれど、世界の現実に目を向けるとそうもいかない気がします。
前原さん!徹底したオープンスカイ政策の実現を(372log@姫路)
格安航空会社が新空港建設(372log@姫路)
エアアジアCEO、「12年までに日本航空を追い抜く」(372log@姫路)
航空政策大転換。日本中に国際空港(372log@姫路)
なるか日本の航空市場自由化(372log@姫路)
共存策調整、難航は必至 関西3空港めぐる懇談会再開(神戸新聞) - 野村明雄・大阪商工会議所会頭らが「関西の経済力を考えると(3空港で)5本の滑走路では足りない」などとけん制。伊丹を廃止すれば、競合する新幹線に利用者が流れ、かえって関西全体の航空需要が減るとの声が上がり、廃止論はすぐに影を潜めた。(記事より) ← いまだに伊丹廃止とか言ってる人がいるんですね。びっくり。滑走路が足りないという認識の人が関西にもいることがせめてもの救いですが、滑走路が足りないという認識があるなら、同じような議論ばかり繰り返して時間を潰すのではなく、さっさと新空港でも新滑走路でも建設計画を進めるべきじゃないでしょうか。いっそのことエアアジアの日本支社を誘致して、空港を造ってもらったらどうか。

2009年09月25日
和紙の一大産地だった播磨

7世紀後半、播磨は、出雲、美作、美濃、越前、尾張と並ぶ製紙の先進地域で、播磨でつくられる紙は、播磨紙(はりまがみ)と呼ばれていました。
その後、平安時代には杉原紙(すぎはらがみ)と呼ばれるようになり、鎌倉では公文書用紙になりました。
杉原紙の歴史(杉原紙研究所)
鎌倉では、杉原紙は御下丈紙とか公文紙と呼ばれ、公文書用紙として用いられていました。 初めは幕府がもっぱら使っていましたが、次第に武家社会全般にも普及し、「武士は杉原紙以外の紙に文を書いてはならない」とされるようにさえなりました。その後、室町、江戸で全盛になりましたが、明治以降は衰退しました。
現在の播磨・多可町には杉原紙研究所が造られ、一時期途絶えていた紙すきが復元されています。製品も販売されています。
参考
道の駅 R427 かみ - 杉原紙研究所のお隣にある道の駅では、地元の名品・播州百日どりを使った定食を食べることができます。

2009年09月24日
姫路城が好きなフランス人。ベルサイユ宮殿のように美しい

シルバーウィーク、姫路城は大混雑だったみたいです。
シルバーウィーク、姫路城は超混雑!(KOTOコレ2009~姫路から発信中~)
空にくっきり姫路城は最高にきれいです。大修理が始まっても一時期を除けば登閣は可能なので、修理前の混雑時には、外観を堪能したほうがいいかもしれませんね。
でも、天守閣にでも登ろうものなら、ものすごいことになっていました!
午後3時、桜門橋を渡り、大手門を入ってすぐに、長~い列。ゴールデンウィーク以上です。
さて、洋築と和築では、美しさも異なると思いますが、とくにフランス人は、姫路城を美しいと感じるみたいです。
姫路城観光客 フランス人急増(asahi.com)
「トレビアン(素晴らしい)。驚くべき建物よ」。南仏マルセイユから訪れたジャクリーン・アルメラスさんは、姫路城を見上げて話した。4月のブログで、フランス人は文化財を好むと書いてましたが、他の欧米人よりも姫路城に対する評価が高いのでしょうか。
(中略)
「姫路城の外観は、ベルサイユ宮殿のように美しい。だが、内部は全く違う。ベルサイユは装飾が豪華だが、姫路城はシンプル。まるで禅の世界」と語った。

2009年09月23日
新快速に新型車

JR山陽本線を走っている新快速に、新型車が登場しそうです。
JR西が来年5月新快速に新車両 尼崎脱線受け安全性向上(47NEWS)
JR西日本の佐々木隆之社長は16日、定例記者会見し、京阪神地区を走る新快速などに、尼崎JR脱線事故を踏まえて衝突時の安全性を向上させた新型車両約200両を投入すると発表した。約300億円を投資。実際に走り始めるのは来年の5月以降になる。衝突時の安全はもちろん大事ですが、衝突しないよう、余裕を持った丁寧なダイヤにして欲しい気がします。
あとは、姫新線車両を姫路で増解結して、直通列車にするとか。
ディーゼルと電車の増解結が可能かどうかはわかりませんが。

2009年09月22日
美しい瀬戸内海を海外に!観光庁方針

昨日は、休日1000円の高速割引もあって、クルマで広島県の宮島へ。
朝、7時に出て山陽姫路西ICから広島へ。
山陽自動車道は広島市付近でやや渋滞があったものの、連休中にも関わらず快適なドライブが楽しめました。
ところが、宮島への出口となる廿日市IC出口は、極度の渋滞。この数キロの区間だけで、何時間も使ってしまいました。
宮島へは廿日市市の宮島口から汽船がピストン運航していて、多くの観光客を運んでいます。近くには競艇場もあるため、休日の宮島口周辺は人で溢れかえっています。
観光地としての雰囲気が、どことなく横綱級の風格があるのは、なぜでしょう。宮島と姫路市の家島の違いは、単に世界遺産・厳島神社のあるなしだけではないでしょう。
大勢の観光客を汽船に乗せてしまう力は・・・。おそらく、観光で食っていこうという意気込みだと思うのです。
外国に瀬戸内海を売り込みへ(中国新聞)
観光庁が、外国人観光客を呼び込む来年のキャンペーン「ビジット・ジャパン・イヤー(VJY)」で、海外に紹介する最重点観光地に瀬戸内海を選んだことが19日、分かった。これまで外国人観光客は7割が首都圏と関西、中部地方の3大都市圏に集中。新たな需要を掘り起こす「切り札」として多島美に代表される瀬戸内海の魅力をアピールする。姫路市の家島しかり、美しい日本の景色としてシーボルトも絶賛した、たつの市室津・賀茂神社から見た瀬戸内の風景しかり、相生市の万葉岬しかり。広島にだけ任せるのではなくて、播磨の魅力こそ海外にアピールする必要があると思います。
参考
シーボルトも絶賛!室津の風景(372log@姫路)
廿日市でパークアンドライド(中国新聞) - 看板や情報の提供など、渋滞に対する改善の余地が山ほどある気がします。

2009年09月21日
ホルモンうどんが第3位。ご当地B級グルメ

横手で開催されたご当地B級グルメの祭典、B-1グランプリで、津山のホルモンうどんが3位に輝きました。
秋田県の「横手やきそば」初優勝 ご当地B級グルメのグランプリ(47NEWS)
ご当地B級グルメの祭典、第4回「B―1グランプリ」が19、20の両日、秋田県横手市で開かれ、参加した16道県の26の料理の中から来場者のはしによる投票で同市の「横手やきそば」が初の日本一に決まった。2位は青森県八戸市の「八戸せんべい汁」、3位は岡山県津山市の「津山ホルモンうどん」だった。ホルモンうどんは、ホルモン焼きうどんとも呼ばれ、全国でも津山周辺と播磨・佐用町にしかない名物料理です。
ホルモン焼きうどん地図(佐用町観光案内)
播磨の味覚レベルの高さが、またまた証明されましたね。
参考
【佐用水害1カ月】名物ホルモン焼きうどんの製麺所が再開(MSN産経ニュース)
佐用名物・ホルモン焼きうどん
姫路おでんか高砂にくてんか?決定!B級グルメ日本一(372log@姫路)

2009年09月20日
記者クラブ開放を巡る攻防。国政初の開放は外務省から

政権交代を機に、記者クラブ権益を巡る攻防が繰り広げられています。
民主党代表の「故人献金」問題を見る視点(372log@姫路)で、「日本では韓国を除けばほぼ世界に類を見ない記者クラブ制度があり、ジャーナリズムが機能していないと、ジャーナリストの上杉氏は言います。」と書いていました。
鳩山現総理は5月の党代表就任会見で、「会見はオープン」にすると約束。総理に就任した9月16日、記者クラブに属さない上杉氏も総理会見に臨むはずでした。
【公約違反】 非記者クラブメディアを排除した鳩山首相初会見への落胆 【内閣官房】(東京脱力SPORTS & RESORTS(試作版))
きょう(9月16日)、鳩山内閣が発足した。国会での首相指名投票、官邸への呼び込みを経て、現在、首相官邸で、鳩山首相が初の記者会見に臨んでいるはずだ。総理の記者会見は、結局、記者クラブメンバーに限られることになったのです。民主党が行ってきたオープンな会見は、政権をとったこの日、閉じられた会見に「豹変」したのでした。
――はずだ、と書いたのには理由がある。筆者はいま首相官邸の入口にいる。にもかかわらず、建物の中には入れない。衛視によって足止めを食らったまま、ワンセグの画面に見入っている。だが、そのバッテリーもいまや切れてしまった。
山口一臣:新聞が書かない民主党の「公約破り」(THE JOURNAL)
歴代民主党代表が約束してきた「政府会見を記者クラブ以外のメディアにも開放する」という方針が一部メディアの圧力と党内守旧派によって握りつぶされたという事実である。要するに、世論に絶大な影響力を持つマスコミを敵に回す勇気がなくなったということです。
(中略)
記者クラブを形成する既得権メディアが経営幹部から一線記者まで動員して、さまざまなルートで民主党の各層に働きかけを行っていた。鳩山由紀夫代表に直接、電話を入れた大手新聞社の首脳がいれば、秘書や側近議員の籠絡を担当した記者もいたという。
そのときの共通する殺し文句が、「新聞、テレビなどのメディアを敵に回すと政権が長く持ちませんよ」というものだったという。
しかし、一昨日、岡田外務大臣は、外務省の会見についてオープンにすると述べました。
岡田外相:全メディアに記者会見を開放 フリーも(毎日jp)
岡田克也外相は18日の記者会見で、外務省での記者会見について「原則としてすべてのメディアに開放する」と述べ、記者クラブに所属する報道機関以外にも参加を広げる方針を明らかにした。上杉さんも喜んでいます。
【祝】 岡田克也外務大臣 外務省記者会見全開放 【英断】(東京脱力SPORTS & RESORTS(試作版))
歴史的な日となりました。馴れ合い体質など、問題があったとしたら、これを機に改善して欲しいと思います。
岡田外相に敬意を表します。
外務官僚と戦いながらも、岡田外相、ついに押し切りました。
国政初の記者クラブ開放です。
参考
岡田外相、記者会見は外務省記者会以外にも開放(MSN産経ニュース) - 「大臣(自分)の考え方だ。支障がなければ(他省庁に)広がりをもってくるのではないか」と述べた。(記事より)
民主党「会見はオープン」の公約破る、ネットで批判殺到(サーチナ)

2009年09月19日
「豹変」ではなく、まず「料金所とETCシステムを破壊せよ」

マスメディアがこぞって、「豹変しろ」「マニフェストを無視して高速道路無料化をやめろ」と言っていますが、森永さんは、政権がやるべきは、料金所とETCゲートの迅速な破壊だと言います。
民主党は高速道路の料金所とETCシステムを破壊せよ!(SAFETY JAPAN)
国土交通省の思い通りにさせないために、民主党がまずやるべきことは一つである。高速道路利権を握る役人にとって、無料化は何としても避けたい。大幅割引などで妥協しては、隙を与えるだけだから、料金徴収システムを破壊しろと言うのです。
それは、全国の料金所とETCゲートを片っ端から破壊していくことだ。そうして、二度と料金所を使えないようにしなくてはいけない。
高速道路無料化問題のもっとも本質を言いえた正論だと思います。
根を減らすんじゃなくて、引っこ抜かないと駄目ということです。
参考
中国・山陽自動車道を無料化しよう(372log@姫路)

2009年09月18日
幻の姫路モノレール、1日限りの公開

日本で2番目に開業した、都市型モノレールの先駆けが姫路モノレールでした。運行休止後、35年ぶりに初めて公開されます。
姫路の“昭和モノレール” 年内に1日公開へ(神戸新聞)
昭和40年代、姫路市内を8年間運行した市営モノレールの車両が10月末~11月上旬をめどに1日限りで公開される。2011年度の常設展示開始に向け、旧手柄山駅格納庫からプラットホームに移動するためで、車両を駅舎の外に出すのは35年ぶり。常設展示はまだ先ですが、これに先立ち、1日だけ公開されるのですね。
モノレールは、姫路大博覧会が開かれた1966年5月、旧国鉄姫路駅-手柄山間約1・8キロで開通。東京・羽田に次ぐ全国2番目のモノレールで同博覧会への交通手段になった。
35年間眠り続けたモノレール、いったいどんな威光を放っているのか、興味津々ですね。
参考
姫路モノレールが復活。元気が出る「昭和レトロ館」(372log@姫路)
姫路を鉄道マニアの聖地に(372log@姫路)
もう一つの遺産。姫路モノレール(372log@姫路)
観光名所「モノレール遺跡」(372log@姫路)
姫路モノレール(372log@姫路)

2009年09月17日
前原さん!徹底したオープンスカイ政策の実現を

日本航空が世界的な複数の航空会社から注目の的。その魅力は、中国路線を持っていることのようです。
米航空大手のJAL出資 狙いは中国市場(MSN産経ニュース)
アジア最大の航空会社である日航との業務提携が実現すれば、日本の各都市への航空券を発券できる上、日航の運航便の座席も自社で販売できるようになる。さらには日本人・中国人旅行者の米国航空網への取り込みも期待できる。国土交通省が航空行政とやらを握ってきた日本ですが、日本を除くアジアを含めた世界中が自由化し終わっているのに、まだ鎖国が続けられると勘違いしている時点でアウトでしょ。
民主党政権は「航空政策」変えるのか(あらたにす)
今話題になっているのは、日本航空の経営問題である。しかし、その背後に航空業を巡る大きな構造変化があることは明らかだ。米国と欧州がオープンスカイ協定を結び、アジアの大半の国も米国などとオープンスカイ協定を結んでいる中で、日本はいままでの規制にいつまでもこだわっていられるのだろうか。安倍内閣のときにアジアゲートウェイ戦略といって、やろうとしてたのに、安倍さんが辞めちゃったからか、あまり進展したとは言えません。
(中略)
これまで日本の航空行政は国土交通省(かつては運輸省)が一手に握ってきた。その国土交通省が、羽田空港からは国際線の定期便は飛ばさない、そしてオープンスカイ政策はとらない、という路線を堅持してきたのだ。
私自身は、こうした路線は時代遅れだと感じている。大きく方向転換をすべきだとも考えてアジアゲートウェイ戦略会議の場での議論をしてきたが、国土交通省の姿勢は非常に頑なであったというのが私の印象である。
伊藤さんの疑問に基づき、民主党の政策集を見てみると、
徹底したオープンスカイ政策の推進(民主党政策集INDEX2009)
各地域の特性やニーズに応じた航空政策を展開します。要するに、開国します。国際便を関空に集中させるのはやめて、地方空港(神戸や岡山も?)に分散させ、アジア便を飛ばします。っつー感じでしょうか。
現在、国際拠点空港は、成田、関空、中部で、旅客ベースで日本全体の9割弱、貨物ベースで95%のシェアがあります。今後、国際的に大交流時代を迎えることを考え、この三つの空港にだけ集中させるのではなく、北海道、福岡、沖縄等の空港の機能を向上させます。
着陸料や航空機燃料税など、国際的に比較しても高い費用を軽減して障壁をなくし、オープンスカイ政策を進めます。
また、地方空港については、近距離の国際便、特にアジア圏内の交流を中心に、国内効率の容易性を高めるよう、総合的な航空政策を進めるとともに、経営収支の開示を進めます。
私は8年半前から「神戸空港国際化」を言い続けて神戸市や国土交通省にもメールを送ってきたのですが、未だに「神戸空港 国際化」のキーワードでググってトップに出てくるのは自分のページだったりします(笑)
自分で素人と言いながら、何でも関空に集めようという某自治体の長の発言に惑わされることなく、前原国土大臣の下、党の政策を実現していただきたいと思います。

2009年09月16日
姫路選出の代議士が、衆議院議院運営委員長に

地元姫路選出の国会議員、松本剛明(たけあき)氏が、衆議院の議院運営委員長に内定しました。
民主党:衆院議運委員長に松本氏内定(毎日jp)
民主党は15日、衆院議院運営委員長に松本剛明元政調会長(50)をあてることを内定した。議運委員長は本会議を職権で開催することも可能な閣僚級のポストで、衆院当選4回の松本氏は閣僚経験者が中心だった自民党政権時代の委員長と比較すると異例の人事だ。この松本氏、御子息が通園していた幼稚園が、私の子どもが通園していた園と同じだったという他は、大して縁もありません。また、私は民主党支持者というわけでもありません。それでもこれまで、2回も選挙で名前を書きました。
ただ、名前を書いたのは消去法であって、どういう人なのか、よくわかならないというのが実感です。
話も解り難いし、良さもあまり伝わりません。
ともかく、地域のことはさておいて、日本のために仕事して欲しいですね。
参考
小沢氏、威光見せ付け=人事主導に反発の声(時事ドットコム) - 。「松本議運委員長」の人事に対し、ある中堅は「松本氏は小沢氏に擦り寄って抜てきされた。面白くないと思っている議員はたくさんいる」と吐き捨てるように言った。(記事より)
「小沢グループ」一気に3倍、民主内に警戒感も(YOMIURI ONLINE) - もともと、松本氏は野田佳彦幹事長代理のグループに所属し、松井氏は前原誠司副代表に近いとされ、小沢氏と距離があると見られていた。それが、「『ダブル松』が新政権で官房副長官などに就き、鳩山氏や小沢氏に弓を引く動きににらみを利かすのではないか」と、やっかみ混じりの観測も飛び出すほど、「鳩山―小沢ライン」に近づいたと言われるようになった。(記事より)
「自民党×民主党 政策公開討論会」 外交安全保障政策(2/12)(YouTube)
民主党政調会長、曾祖父は伊藤博文(372log@姫路)

2009年09月15日
はぁ? 30年後? 幻のリニア構想

上海でも走っている空港アクセスリニアを関空にも走らせる検討を始めたと8月のブログで書いていましたが、驚きのニュース。
関西3空港懇、4年ぶり開催…関空リニア構想など検討へ(YOMIURI ONLINE)
橋下知事は懇談会終了後、関空リニア構想が検討されることについて、「今までは庁内でも夢物語として一蹴(いっしゅう)されてきたのだから、一歩前進だ。30年後ぐらいを目標にして、国民全体が後押しをしてくれるよう働きかけたい」と述べた。3年後なのかと思ったら30年後? 誤植?
なんで上海で何年も前からやってる程度のことが関西ではあと30年も経たないとできないのか。
橋下さんが一時期言わなくなっていた伊丹廃止を再び言い出したのかと思ったのですが、「リニアを造って伊丹廃止」というのは、30年は伊丹を存続させるという期間限定の伊丹存続論ともとれます。(※)
30年後といったら関西の経済団体のトップや、橋下さん以外の自治体のトップは、お亡くなりになられているかたが多いでしょうから、「まあ、お好きにどうぞ」と思って確かに反対しないでしょうね。
この記事を読んだ関東人は、一安心。「10年でも20年でものんびり話しあっとけ」とほくそ笑んでますよ。日本を取り巻く環境は激変しているのに、関西のあまりに悠長な時の流れに愕然とします。
(※)今後関西は、東アジア便で滑走路不足になる可能性大。暫定であれ存続は必須。閉鎖だけは何としても避けるべき。できれば一刻も早い伊丹、神戸の開国(国際化)を!
参考
橋下知事、伊丹廃止を再び主張 3空港懇談会(神戸新聞) - 「大阪空港を廃止し、売却益で大阪・梅田と関西空港をリニアモーターカーでつなぐべきだ」と発言した。(記事より) ← 伊丹廃止を先行させるというなら、伊丹存続論でもなんでもありません。そもそも伊丹廃止など、会合に参加している人の中で賛同者はいるのでしょうか。
けいざいフラッシュ:全日空旅客数、1年半ぶり増加(毎日jp) - 7月1日からの中国人観光客の個人ビザ(査証)解禁などを受け、中国路線が旅行客を中心に同17.1%増と好調で、国際線全体の数字を押し上げた。(記事より) ← 世界不況、円高関係なし。個人ビザも解禁になり、中国から関西に人が押し寄せます。
中国人の海外旅行が急増中 2012年には年間1億人超(asahi.com)
日本を訪れる中国人観光客の消費額、外国人中1位(サーチナ) - 観光スポットとして有名な東京や大阪を除き、神戸を中心とする関西地区も中国人観光客の注目を集めている。(記事より)
北京市にリニアモーター線を建設…都市交通の一助に(サーチナ) - 高速型上海リニアはドイツの技術。中国国内開発のリニアは中低速タイプ。

2009年09月14日
環境特需で、LED市場活況

LED市場が活況です。
LED灯 狙え民主特需 パナも参入 低価格化に拍車(FujiSankei Business i.)
省エネ、長寿命で「次世代照明の本命」ともいわれるLED電球の一般家庭向け市場に、大手電機メーカーが相次ぎ参入する。東芝、シャープに続き、三菱電機とNECが今月中に発売する予定。10日にはパナソニックが、来月21日に発売することを発表した。パナソニックは、今年度40万個を売るとか?
(中略)
各社が相次ぎ参入するのは、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)排出量の削減のため、政府が「2012年をめどに白熱電球から省エネ性能に優れた製品への切り替えの実現を目指す」という目標を設定したためだ。各メーカーともこの方針を受け、同年までに白熱電球の生産を停止する。
さらに政権政党となる民主党が「温暖化ガス排出量を20年までに1990年比25%(05年比30%)削減」とする目標を掲げたことで、市場急拡大の期待が高まった。
パナソニックもLED電球参入(YOMIURI ONLINE)
パナソニックは、発光ダイオード(LED)を使った家庭用電球「エバーレッズ」8機種(市場想定価格4000~5000円前後)=写真=を10月21日に発売し、LED電球市場に参入する。たまたま玄関の電球が切れたのでジョーシンに買いに行ったのですが、白熱電球が100円、蛍光灯電球が500円、コンパクトタイプの蛍光灯電球が1000円という感じでした。
60kw白熱電球と同じ明るさで消費電力10kw程度ということで、蛍光灯電球を奮発したのですが、それにしてもLED電球の4000~5000円というのは高すぎの気がします。
LED電球の記事は白熱電球との比較が多いですが、蛍光灯電球と比較すれば今のところ厳しいのでは?
でも、パナが40万個売るというのだから、そこそこ売れるんでしょうね。
しかし、これに4000~5000円払うんだったら、こっちのほうがいいんじゃないでしょうか。
停電時も点灯、防災対応のLED電球 国内初の商品化(神戸新聞)
電子部品メーカーの加美電機(多可郡多可町)は、充電池を内蔵し停電後も一時間以上点灯する防災対応のLED電球を、国内で初めて製品化した。一般家庭のソケットに適合し、取り外して懐中電灯代わりに使えるのが特徴。販売目標台数が2桁違うのに、売値があまり変わらないのは不思議ですが、どうせ高いもの買うんだったら停電でも点灯する安心感を買うのも、とくにお年寄りを抱える家庭等でいいんじゃないでしょうか。
(中略)
希望小売価格は6000-9500円。非常用発電装置を使う照明と比べて手軽で、中小規模の施設からの引き合いも期待。初年度3600個の販売を目指す。

2009年09月13日
高速道路値下げ影響?1億円の金塊

世の中には不思議なことを考えている人たちがいるのだなぁと思います。
1億円金塊、現金化? 淡路市、高速道値下げ影響(神戸新聞)
高速道路の一律千円値下げで淡路島を素通りする観光客が増加したうえ、民主政権誕生で無料化の動きが加速したため、観光客を呼び込む効果があるのか協議する。別に高速道路料金の「値下げ」という行為が淡路島素通りを増やしたわけではないでしょう。
(中略)
同公園の入場者数は92年ごろまで1日2000人を超えていたが、現在は100人程度に激減。市は高速料金の無料化で観光客数がさらに減少すると予測し、財政難もあって見直すことにした。
どこまで行っても「1回」1000円という料金体系だから素通りするのであって、乗り降り自由で1日1000円だったら、通過する交通量が増えているのだから、むしろ観光客は増えるはず。問題なのは寄り道しにくい料金体系のほうです。
金塊が展示されている静の里公園は、淡路島を縦断する神戸淡路鳴門自動車道の津名一宮ICから10分という便利さ。
料金体系が変わるだけで、目の前をものすごくたくさんの観光予備軍が通り過ぎる状況に変わります。
そして、民主党の高速道路無料化では、この待ちに待った「乗り降り自由」がスタートする。目の前の大きなチャンスをみすみす逃して、もうやめようかなんて、なんて的外れな検討をしているのか。
高速道路無料化の意味がわかっていない典型例ですね。
来たるべき中国・山陽自動車道の無料化に備え、「どうやったら姫路に寄り道してもらえるか」を必死で考える必要があるように思います。無料化と言うのは、同時に「乗り降り自由の開始スタート」なのです。ビッグチャンス到来です。
参考
民主党、高速道路無料化へ「党高速道路政策大綱」発表(372log@姫路) - 上限料金方式では生活道路として気軽に使うというより(寄り道をしない)長距離ドライブ向きです。例えば市街地を抜けるためのバイパスの代わりにはなりません。また、乗り降りすれば追加料金がかかるのですから、高速道路会社関連のSA、PAは繁盛しますが、目的地以外の沿道が活性化するわけでもありません。(ブログより)

2009年09月12日
姫路おでんか高砂にくてんか?決定!B級グルメ日本一

結局のところ、日本一のB級ご当地グルメは、どこなのか?
勝負をつけよーじゃねえかっ!というわけかどうなのか。来週、秋田県横手市で決定戦が開催されます。
B-1に姫路おでん出品 公式キャラもデビュー(神戸新聞)
姫路食文化協会は19~20日、秋田県横手市であるご当地グルメの味比べ大会「第4回B-1グランプリ」に、姫路おでんを出品する。姫路おでんの公式キャラクター「しょうちゃん」も現地でデビューする。また、2011年大会の姫路誘致を働き掛けるという。姫路おでんや高砂にくてんも出店されますが、やはり優勝はこのどちらかでしょう。と言いたいところですが、やはり地元の横手やきそばが本命かも。地元だし。
2011年には大会を姫路に誘致して、姫路おでんか高砂にくてんを優勝させようっ。って今年はそんなに見込みがないのか・・
参考
B級ご当地グルメの祭典「B-1グランプリ」を姫路に誘致!?(372log@姫路)
姫路おでん、高砂にくてん。B-1グランプリ出場(372log@姫路)

2009年09月11日
USJとWTCを直結。梅田-WTC間20分構想

大阪府は、JR桜島線を府庁舎候補のWTCまで延伸する計画を持っているそうです。
JR桜島線延伸、WTCと直結提案 橋下知事、府庁移転へ執念(MSN産経ニュース)
計画ではJR桜島駅(大阪市此花区)から南港ポートタウン線(ニュートラム)のトレードセンター前駅までの約4キロを延伸。大阪湾を挟む一部区間(約3キロ)は地下化し、最短距離でWTCと直結させる。JR桜島線は、JR大阪環状線や阪神なんば線の走る西九条駅からユニバーサルシティ駅を経て桜島まで走っています。WTCまで延伸すれば、大阪駅から20分でWTCに行くことができ、格段に便利になります。
現在は、ニュートラムしか走っていないため乗り換え時間がかかってしまい、それが府庁移転のマイナス要因の1つのようです。
この案では、西九条を経由して、WTC-関空間も時間短縮になります。
さらに欲を言えば、そのまま桜島線を大阪湾の海底に走らせ、神戸空港を経由して須磨駅付近でJR山陽本線に乗り入れて欲しいですね。
桜島線経由の新快速を走らせれば、姫路-WTC間が50分、姫路-神戸空港が40分というのも夢ではありません。
ちょっと妄想気味になってきたので、この辺で止めておきます。
P.S.
もっとも、JR西日本が国内線専用空港の神戸空港に乗り入れることは期待薄。みすみす競争相手に塩を送るようなものですからね。元々公共性の高い国有鉄道だったのに、現在では他の私鉄以上に公共性を感じない民間企業になっちゃいました。
参考
空港アクセスを見る視点(372log@姫路) - JR西日本も新幹線と競合する空港アクセスに積極的でないことが容易にわかります。(ブログより)

2009年09月10日
コンビニ新展開。電気自動車ステーション、アジア進出

コンビニに電気自動車用の急速充電スタンドが設置されました。
ローソンにEV充電スタンド(FujiSankei Business i.)
コンビニエンスストア大手のローソンは4日、複数の電気自動車(EV)に対応した「急速充電スタンド」を「ローソン横浜市民病院前店」(横浜市保土ヶ谷区)=写真=に設置したと発表した。使用料は無料ですが、15分単位のタイマーが付いているそうです。
15分と言うのがポイントで、待っている間、コンビニで何か買うような気がします。冬だったらおでん食べたりね。
まだ数店舗だけの設置ですが、仮にローソン全店に設置なんてことになったら、電気自動車の航続距離の問題など、大して気にならなくなります。
コンビニがこういうのに乗り出すと、すごく身近に感じて、そのうち周りが電気自動車だらけになるような気がしてきます。

海外でコンビニを見ると、何かホッとします。ソウルでもファミリーマートやセブンイレブンがたくさんありました。おにぎりも売っていて、しかも美味い。
と、思っていたらこんな記事。
ファミマの海外店舗数、国内抜く(asahi.com)
コンビニエンスストア「ファミリーマート」は25日、海外の店舗数が国内を上回った、と発表した。88年12月に台湾に海外1号店を開くと、韓国、中国などにも相次ぎ出店。日本は、自動車や、アニメなどの文化だけでなく、サービスも輸出していて、十分国際競争力があるのですね。
参考
小学生新聞と朝鮮日報が面白い理由(372log@姫路) - 私達は、セブンイレブンでバイトの兄ちゃんがてきぱき働いたり、神姫バスの運転手のサービスが良いことを不思議とも思いません。(ブログより) ← 海外に進出できるだけの競争力があるのは、マニュアルづくりの能力が長けているのでしょうか。

2009年09月09日
姫路が国境の街に? 関西独立論

ブログで「東神戸は独立すべき」と言っていた人もいました(私です)が、今度は、「大阪、関西を日本から独立させる」という話題。
橋下知事「大阪を日本から独立させる」(nikkansports.com)
大阪府の橋下徹知事は7日、大阪市内で開かれた府議会議長の就任パーティーに出席。9月下旬からの議会で再提案を予定している府庁移転を念頭に、あいさつで「大阪、関西を本当の意味で日本から独立させるような、大きな話を議会でやりたい」と述べた。意気込みだけで具体性はなさそうですが、姫路では「姫路を日本から独立させる」意気込みの人すらいません。(私が無知なだけで、実はいるのかもしれませんが)
(中略)
橋下知事はこれまでに出張した上海やソウルなどを引き合いに「どこも責任を持った都市経営をしているのに、大阪では大胆なビジョンが打ち出せない。議会では、東アジアで勝ち抜くための議論をさせてもらいたい」と府庁移転に向けた思いを強調。
関西独立というのは、あまり話題にならない言葉ですが、「九州独立」というのは、昔からよく聞きました。
《番外編》九州独立への道(フォーラム福岡)
駄田井 正「九州独立も夢ではない」(Amazon)
地域もそれぞれが独立心をもつ必要があり、極論までいけば国家独立になります。
大阪だけでなく、関西が独立したら、日本列島を関西が分断することになるので、新幹線や道路の通行税が取れるかな?とか、東日本と残りの西日本も独立しちゃうかな?とか。
関西国の憲法はどんなのにしようか。やはり平和憲法か?参議院はやはりいるか?とか。
関西には天皇がいないから天皇制はなくなるねとか・・。
姫路~赤穂は国境の街になるなぁとか、徴兵制もいるのかな?とか。
九州ほど具体化しなくてもいいですが、たまには地域独立を意識して、あれこれ考えを巡らすことも必要だと思います。

2009年09月08日
大阪から姫路城までいく方法

無料化対象外の首都高や阪神高速沿道に住むような都会の人には高速道路無料化が不人気ですが、こういう例もあります。
大阪から姫路バイパス経由で姫路城までのアクセス方法(教えてgoo)
タイトルの通りですが中国道を使うと結構な金額になってしまうので、阪神高速から姫路バイパスに流れていくようなルートが分かれば教えて下さい。大阪から姫路城にクルマで向かう際、有料の中国自動車道路を使うと費用がかかるので、姫路バイパスを使えないかという質問です。
※出来ればですが金額の比較もして見たいので姫路バイパス経由の金額を教えてもらえると嬉しいです。
よろしくお願いします。
姫路バイパスなど一般道の交通量が多いのは、こうしたクルマの流入が原因の1つです。
高速無料化2・7兆円効果、国交省試算が存在(YOMIURI ONLINE)
民主党が実施を検討している高速道路の無料化について、国土交通省が2007年度に行っていた経済効果の試算内容が6日、明らかになった。自民党の休日1000円の経済効果について国交大臣が国会で説明する際、10割引(無料)の試算は存在しないと言っていましたが、あまりに効果が大きすぎ、1000円徴収する意味が曖昧になるためか、隠していたみたいです。
一般道については、交通量の減少で渋滞が減るなどとして年にプラス4・8兆円の経済効果があるとした。
それはともかく、高速道路無料化で、一般道の渋滞が解消または軽減され、経済効果やCO2の削減効果も期待できます。
大阪のかたも、ぜひ中国道や山陽道を使って、姫路城まで来ていただきたいと思います。
参考
中国・山陽自動車道を無料化しよう(372log@姫路)
播磨臨海地域道路推進。課題は5600億円の建設費(372log@姫路)
中国・山陽自動車道を活用しよう(372log@姫路)

2009年09月07日
惑星「高砂」が誕生。オリオン座付近

現在、オリオン座付近に見える小惑星の名前に、「高砂」という名がつけられることになりました。
六甲山、高砂が「小惑星」に 国際天文学連合(神戸新聞)
国際天文学連合(IAU、本部パリ)は、火星と木星の間にある二つの小惑星の名をそれぞれ「Rokkosan」、「Takasago」と登録した。高砂が世界を超えて宇宙でも有名になるのでしょうかね?
(中略)
神戸市灘区の大学講師大西道一さん(76)らが主催する天文関係の講演会で、今春関さんが講師を務め、記念に二つの星に名前を付けることになった。大西さんは神戸にちなみ「六甲山」を提案、出席者に高砂出身者が多かったことからもう一つを「高砂」とした。

2009年09月06日
電動スクーター試乗会、本日開催
電動スクーター Recoro(YouTube)
姫路名物の電動スクーターですが、電気自動車とともに、先月、イオン大津のオール電化イベントにも展示されたみたいです。(参考 こちらの記事)
電気自動車は、次世代の自動車という側面だけでなく、新たな家電の誕生という見方もあって、オール電化の中のひとつの商品なのです。
電動スクーターは、ガソリンで走るバイクよりランニングコストが安く、フル充電で30円程度ですが、オール電化契約で深夜に充電すると、さらに安くなるなんて話にもなってきます。
姫路市東郷町にあるオール電化工事会社・ヒロデン電気設備さんは、このたび電動スクーターの販売を始めました。
思わず電動スクーターが欲しくなるヒロデンさんのサイトはこちら。姫路城周辺を軽快に走る電動スクーターの動画や、坂道が苦手な電動スクーターで広峰山の登頂にチャレンジした記録などもあって、なかなか楽しいサイトです。
ちなみに岡田の陸橋は時速45キロで走ったそうです。
本日は、網干自動車教習所(姫路市網干区)で、試乗会があるそうです。興味のあるかたは参加してみては?(参考記事)
参考
じわり浸透。姫路製・電動スクーター(372log@姫路)
国際フロンティア産業メッセ 県内自動車関連企業2社が出展(自動車新聞社) - 佐用自動車株式会社は、イタリア製電気自動車の「ジラソーレ」と姫路の企業、株式会社コウメイが手がける電動スクーター「Recoro Euro(レコロユーロ)」の実車展示を行い、環境問題に興味を持つ多くの来場者の関心を集めていた。(記事より)
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姫路名物の電動スクーターですが、電気自動車とともに、先月、イオン大津のオール電化イベントにも展示されたみたいです。(参考 こちらの記事)
電気自動車は、次世代の自動車という側面だけでなく、新たな家電の誕生という見方もあって、オール電化の中のひとつの商品なのです。
電動スクーターは、ガソリンで走るバイクよりランニングコストが安く、フル充電で30円程度ですが、オール電化契約で深夜に充電すると、さらに安くなるなんて話にもなってきます。
姫路市東郷町にあるオール電化工事会社・ヒロデン電気設備さんは、このたび電動スクーターの販売を始めました。
思わず電動スクーターが欲しくなるヒロデンさんのサイトはこちら。姫路城周辺を軽快に走る電動スクーターの動画や、坂道が苦手な電動スクーターで広峰山の登頂にチャレンジした記録などもあって、なかなか楽しいサイトです。
ちなみに岡田の陸橋は時速45キロで走ったそうです。
本日は、網干自動車教習所(姫路市網干区)で、試乗会があるそうです。興味のあるかたは参加してみては?(参考記事)
参考
じわり浸透。姫路製・電動スクーター(372log@姫路)
国際フロンティア産業メッセ 県内自動車関連企業2社が出展(自動車新聞社) - 佐用自動車株式会社は、イタリア製電気自動車の「ジラソーレ」と姫路の企業、株式会社コウメイが手がける電動スクーター「Recoro Euro(レコロユーロ)」の実車展示を行い、環境問題に興味を持つ多くの来場者の関心を集めていた。(記事より)

2009年09月05日
姫路、明石、加古川に政令市並み権限

民主党を中心とする連立政権誕生で、地方分権はどのような方向に進むのか。
民主党INDEX2009より
人口30万人程度の基礎的自治体に対しては、現在の政令指定都市と同等レベルの事務権限を移譲します。民主党は、30万人程度の基礎的自治体を大変重要視しています。
(中略)
広域自治体については当分の間、現行の都道府県の枠組みを基本とします。都道府県から基礎的自治体への事務事業の移譲に伴い、都道府県の役割は、産業振興、災害対応、河川、基礎的自治体間の調整などに限定されていきます。都道府県等が効率的な運営を図ることなどを目的として、現行制度を前提とする広域連合や合併の実施、将来的な道州の導入も検討していきます。これらについては、地域の自主的判断を尊重します。
その後も基礎的自治体の規模や能力の拡大、広域自治体の役割の整理をさらに図り、将来的には、多様性のある基礎的自治体を重視した地域主権国家を目指します。
まず、基礎自治体に対して政令市並の権限を都道府県から委譲。都道府県の仕事が減るので整理統合して広域連合や道州を検討するが、これは地域の自主的判断を尊重するとのこと。
国が道州制を推進することはないということです。
30万都市 期待と警戒(9月5日付 毎日新聞)
民主党の掲げる地方分権策の行方に注目が集まる。民主党はマニフェスト(政権公約)の柱に「地域主権」を掲げて地方重心をアピールしているだけに、首長からは期待の声が多い。毎日新聞の記事では、期待の声と共に、30万程度の規模の市では、人や財源不足を理由に戸惑う声もあるとしています。
兵庫県内で30万以上の都市と言えば、神戸、姫路、西宮、尼崎。ほぼ30万近い明石、加古川を含めると兵庫県人口の65%がいずれかの基礎自治体に含まれます。民主党の考える地方分権は、これらの都市に政令市並みの権限を与えるところから始まります。
道州制の区割り案を検討していた自民党案とは異なり、民主党の考える地方分権は、姫路や明石、加古川がどれだけ頑張れるかにかかっているのです。
参考
結局どーなの?道州制(372log@姫路)
大阪府知事はそりゃ道州制賛成でしょ。では姫路は?(372log@姫路)
廃県置藩か道州制か(372log@姫路)

2009年09月04日
路面電車にも対応?姫路駅前改造計画

姫路の駅前が変わります。
JR姫路北 安全・快適に(YOMIURI ONLINE)
JR姫路駅北側の再開発事業で、姫路市が駅前(約1・6ヘクタール)のレイアウトを決めた。姫路市が「導入を視野に入れる」というのは、知りませんでした。路線バスの経営もできないのに、路面電車が導入できるわけないと思うのですが。
(中略)
JR西日本の新ビルは、現在の駅ビルより40メートル南に建設。その結果、広場の面積は約2000平方メートルとなり、市が導入を視野に入れる路面電車や観光客向けの人力車、三輪自転車の発着にも対応できるという。
また、大手前通りは、姫路駅から十二所前線までの約200メートルは一般車両の進入を禁じ、車線を減らし、両脇の歩道を拡幅する。駅前には地面を掘り下げた広場「サンクンガーデン」もつくる。
駅前広場が広くなって、一般車両の乗り入れも禁止となれば、大手前公園でやっている播磨の特産市みたいなのもできるかな?
ともあれ駅を降りて人がたくさんいるというのは、印象がいいと思うので、イベントなどができるような広場として育ってほしいですね。
参考
駅前に姫路城を望む木造風太鼓橋。商工会議所が提案(372log@姫路)- これ却下になったの?
中心街はマイカー規制(372log@姫路)

2009年09月03日
デジタルシネマ市場が急拡大?

姫路市の播磨などに事業所を持つウシオ電機。近年力を注いできたデジタルシネマ市場が、ついに離陸?
ソニー デジタルシネマ設備10月初納入 受注体制強化 ウシオ追撃(FujiSankei Business i.FujiSankei Business i.)
映画館のデジタル化は需要の拡大が期待され、ソニーは対応を強化し、ウシオ電機など先行他社を追い上げる。ウシオ電機(6925) ついに加速し始めたデジタルシネマ市場。(JPモルガン証券)(毎日jp)
JPモルガン証券は9月の月報で、過去3年間で15本前後しか上映されていなかった3Dシネマが、今年だけで15本程度も上映される見通しとなってきたと解説。米国で3万3,000、世界では7万スクリーンとも言われている映画館のスクリーンが、今後急速にデジタル化される可能性が高い。同社サイトの「5分でわかるUSHIO」には、デジタルシネマプロジェクタの世界シェアが80%とあります。
(中略)
同業他社も製品投入を始めているが使用されている消耗品のランプはウシオ電機(6925)製がほとんどであり、市場拡大により最終的にはウシオ電機の消耗品が増加するという見通しを報告。
それにしても何でこんなに世界シェアが高い製品が揃っているのでしょうか?
こちら(戦後日本の企業家と生産性運動・三田商学研究2007年4月)に、会長の牛尾治朗さんが話したことが書かれています。
わりとランプというのは開発に時間がかかるんです。企業経営にせっかちな米国人や中国人はやらないから、競争相手がいないということなのですね。
(中略)
こういう「巣立ちの悪い」製品というのはアメリカ人も中国人もやらないんです。うちは「巣立ちの悪い」製品ばかりやっているから、他が真似できない。だから、収益率が高いんです。
参考
世界シェア80%。デジタルシネマは姫路にお任せ(372log@姫路)
ウシオ電機が姫路にある理由(372log@姫路)
姫路電球が高収益企業になった理由(372log@姫路)

2009年09月02日
Windows7、企業向け出荷開始。メールソフトは付属せず

マイクロソフトの新OS、Windows7(ウインドウズセブン)が、企業向けに出荷を開始しました。
前評判はなかなかいいようですが、こんな声もあります。
山田祥平のWindows 7カウントダウン(PC Watch)
すでに周知されているように、Windows 7はメールクライアントを同梱しない。これまで、メールと言えばOutlookExpressをはじめとするメールクライアントソフトで受信するのが一般的でした。
(中略)
新しいPCに乗り換えたときに、メールが使えないことに気がつき、その次にとる手段は、新たなソフトのインストールというよりも、ISPが提供するウェブメールの利用ではないだろうか。
あるいは、もう、インターネットメールは使わないことにして、メールはすべて携帯電話ですませるという選択をするかもしれない。
しかし最近は、高速回線での常時接続が当たり前になり、Webメールをメインで使う人も増えているようです。
私のように、パソコン通信やダイヤルアップでインターネットに接続していた古い人間は、メールはパソコンに保存しないと気がすみません。預金通帳をWeb通帳に切り替えるのがいやだというのに共通した、何かがあるのでしょうね。
というわけで、(予定もないのに)Windows7に移行したときのことを考えて、XP用のWindowsLiveメールを試用していたのですが、たかがメールを見るのに動作がもっさりして鬱陶しいので、現在はThunderbirdに切り替えています。
今後パソコンを始める人は、メールはWeb上で見るものというのが標準になるのでしょうかね?
参考
気分はWindows7(372log@姫路)

2009年09月01日
中国・山陽自動車道を無料化しよう
09 8 17 討論! 高速道路無料化政策 (1 of 3)(YouTube)
2年前に、中国・山陽自動車道を活用しようというブログの中で、「中国・山陽自動車道を無料化する」という方法も1案として提案していました。
このたび、高速道路無料化を公約に掲げる民主党が圧勝し、この方法もかなり具体性を帯びてきましたが、昨日の朝日の社説を見てがっかりしました。
民主圧勝 政権交代―民意の雪崩受け止めよ(asahi.com)
マニフェストをかくも軽々しく扱うのか?と残念な気持ちになります。高速道路無料化を見直すべきというなら、日本列島快走論を正面から論破してからにしてほしいのです。
山崎vs猪瀬の討論では、(いつものことですが)まったく議論がかみ合わず、高速道路無料化の(もし問題だとするなら)問題点が、見えてこない。私には山崎さんのほうがマトモで、かなり現実的なことを言っているようにしか思えないのです。
ぜひ、天下の朝日新聞の「偉い」方々には、一般論ではなく、山崎養世の日本列島快走論を真正面から論破していただきたいと思います。
参考
高速道路無料化、来年度から実施。民主党公約方針(372log@姫路) - 播磨で言えば、山陽道や中国道、播磨道は即時実施して欲しいですね。日本で一番交通量が少ない播磨自動車道は、当選確実だとは思いますが、忘れられている恐れがあるので、あえて強調しておきます。何が行政の無駄だと言って、立派な高速道路があるのに、それを使わずに下道を走るほど無駄なことはありません。(ブログより)
← 1日1回クリックして頂けるとRankが上がります
2年前に、中国・山陽自動車道を活用しようというブログの中で、「中国・山陽自動車道を無料化する」という方法も1案として提案していました。
このたび、高速道路無料化を公約に掲げる民主党が圧勝し、この方法もかなり具体性を帯びてきましたが、昨日の朝日の社説を見てがっかりしました。
民主圧勝 政権交代―民意の雪崩受け止めよ(asahi.com)
第二に、政策を具体化するにあたって、間違った点や足りない点が見つかったら豹変(ひょうへん)の勇気をもつことだ。朝日新聞は、選挙直後の社説で、いきなり高速道路無料化を見直すべきとの考えを滲ませています。
マニフェストを誠実に実行するのは大事なことだ。だが民主党が重く受け止めるべきは、その財源について、本紙の世論調査で83%もの人が「不安を感じる」と答えていることだ。高速道路の無料化など、柔軟に見直すべき政策はある。むろん、政策を変えるならその理由を国民にきちんと説明することが絶対条件だ。
マニフェストをかくも軽々しく扱うのか?と残念な気持ちになります。高速道路無料化を見直すべきというなら、日本列島快走論を正面から論破してからにしてほしいのです。
山崎vs猪瀬の討論では、(いつものことですが)まったく議論がかみ合わず、高速道路無料化の(もし問題だとするなら)問題点が、見えてこない。私には山崎さんのほうがマトモで、かなり現実的なことを言っているようにしか思えないのです。
ぜひ、天下の朝日新聞の「偉い」方々には、一般論ではなく、山崎養世の日本列島快走論を真正面から論破していただきたいと思います。
参考
高速道路無料化、来年度から実施。民主党公約方針(372log@姫路) - 播磨で言えば、山陽道や中国道、播磨道は即時実施して欲しいですね。日本で一番交通量が少ない播磨自動車道は、当選確実だとは思いますが、忘れられている恐れがあるので、あえて強調しておきます。何が行政の無駄だと言って、立派な高速道路があるのに、それを使わずに下道を走るほど無駄なことはありません。(ブログより)
