2022年02月01日

雑草は踏まれても立ち上がらない

世の中にこんなに面白い生物の本(?)があるのかと驚きました。

稲垣 栄洋「はずれ者が進化をつくる --生き物をめぐる個性の秘密」 (ちくまプリマー新書) (Amazon)
踏まれる場所で生きていく上で、一番大切なことは、立ち上がることではありません。踏まれたら立ち上がらなければならないというのは、人間の勝手な思い込みなのです。もちろん、踏まれっぱなしという訳ではありません。踏まれて、上に伸びることができなくても、雑草は決してあきらめることはありません。横に伸びたり、茎を短くしたり、地面の下の根を伸ばしたり、なんとかして花を咲かせようとします。もはや、やみくもに立ち上がることなどどうでも良いかのようです。雑草は花を咲かせて、種を残すという大切なことを忘れはしません。大切なことをあきらめることもありません。だからこそ、どんなに踏まれても、必ず花を咲かせて、種を残すのです。「踏まれても踏まれても大切なことを見失わない」これこそが、本当の雑草魂なのです。
一見、目立ったり、華のある植物は、光合成に有利なように背が高くなり、葉を広げる競争をします。森林と呼ばれるところは、その意味で植物同士の激烈な競争がある。
しかしそこで勝者となる一握りの植物を除き、多くの植物は敗れていく。
だから、そんな森林には「雑草は生えない」。

雑草が生えるのは、誰かが踏みつけるような、けれども植物同士の競争がないような場所に限定されます。
他の植物は、踏みつけられるようなところには育たない(育てない)から、植物同士の競争はない。
その代わり、踏みつけられる。

でも「雑草魂」を持っているから、そんなことは気にしない。
雑草は、本当に大事なことは何かを知っているんです。

(一見して症状が軽く見える)オミクロン株が生き残っていく世界に生きるわれわれに、本当に大事なことは何かを見る視点を教えてくれるかのような、「こんな生物の本あったんだ!」って驚きました。

参考
適者生存(372LOG 姫路)
https://hime.tenkomori.tv/e567.html


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