2022年01月30日

子どもにだけ「カンニングするな」は時代遅れ

大学共通テストの問題が漏洩した事件について、AO入試で大学に入学した人は「何騒いでるんだろ」って感覚のようです。

古市憲寿氏 共通テスト問題流失に“私案”「受験生にVRのヘッドギアかぶさせて」「AO入試にすれば」(スポニチアネックス)
仕事する時もいろんな情報を見て、人に相談してスマホとかを使って意見をつくるわけじゃないですか。その大人がしていることと同じことを子どもにやればいいわけで、子どもに対してだけカンニングするなだとか、全部、情報を遮断してしようっていうのはさすがに時代遅れ
AO入試とは、学力試験以外の能力を面接や論文などで見る試験のことで、私立大学を中心に普及している入学試験。

竹中平蔵さんが自著に書かれていますが、AO入試の面接を担当するとき、
「将来何がやりたいの?」というような質問をするそうです。

そうすると高校生は
「環境問題に興味があり、大学で環境を学びたい」みたいなことを言う。
すると
「科学者によっていろんな見解がありますよね? どう思いますか?」
「地球環境を良くしたいなら、人間が経済活動を止めるのが一番ですよね。それについてはどう思いますか」
「産業活動を止めると、経済に問題が生じて、生活が困窮する人も出てくるけど、どうしますか」
といった質問をしていくそうです。

要は、一つの正解がない問題を問うて、自分の頭で考えて答えを組み立てられるかを見るのだそうです。

現代は、記憶力で解決する問題は、スマホをたたけば瞬時に答えが出てくる。
だから、答えがないような問題に対して自分の頭でストーリー立てて考える能力が問われています。

知識をインプットすることは大事ですが、大学に入ってからや社会に出てからを考えると、自分で考える習慣をつけておくことも今まで以上に求められます。
事実、いまの中高生は多かれ少なかれそういう訓練がされていて、親が的外れな受験情報に惑わされないことが大事な気がします。

参考
竹中平蔵「考えることこそ教養である」(クロスメディア・パブリシング)


同じカテゴリー(学校)の記事
 姫路でも母校がなくなる (2022-01-16 02:28)
 オッサンが知らない[人気大学]2020 (2020-01-18 11:42)
 地域にとって、じつは大事な高校の存在 (2020-01-09 21:27)
 地方の高校生 (2019-12-11 21:43)
 姫路と高砂にまたがる、大的中学 (2019-09-21 04:09)
 100年の伝統校「姫路女学院」誕生へ (2019-08-29 22:03)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。