2011年12月31日
1ユーロ=100円。ヨーロッパへ出国ラッシュ。神戸発も

円高ユーロ安で、ヨーロッパが注目?
超円高ユーロ安でホクホク顔…関空も出国ラッシュ(テレビ朝日)
外国為替市場でユーロが100円割れ寸前の超安値になるなか、出国ラッシュの関西空港では、ヨーロッパに向かう観光客らが大喜びです。全日空の神戸発ヨーロッパ行き航空券もあるようです。燃油サーチャージ別でパリ往復34,400円から。
(中略)
関西空港では、30日朝早くから年末年始をヨーロッパで過ごそうという親子連れらでごった返しました。1ユーロ=100円という激安なレートで買い物できるチャンスとあって、皆ホクホク顔です。
全日空:神戸発着(HIS)
東京で乗り継ぎが必要なのと、燃油サーチャージが50,000円ほどかかりますが、姫路からなら最も身近なヨーロッパ脱出便となります。
関空からなら航空会社未定でパリ往復19800円から。(燃油サーチャージ別)
ヨーロッパは燃油サーチャージが高いですが、航空運賃が安いのが魅力ですね。
参考
燃油サーチャージのご案内(HIS)
2011年12月30日
夢の古代秘宝史上空前の大発掘SP

昨日に引き続き、月別ランキングをまとめました。(前掲グラフ)
1番多かったのは2月で1月、7月と続いています。
今年は3月後半にブログを休んだため、3月はアクセスが少なかったですね。
ところで、毎日テレビ系1月3日の「緊急スクープ!!世界初公開…夢の古代秘宝史上空前の大発掘SP」で、播磨T町の秘宝が紹介されるかもしれないという情報を得ました。(取材インタビューを受けた人がいます)
当ブログでは2007年に取り上げた話題です。
ちょっと見てみようかなと思っています。
2011年12月29日
ページビュー年間ランキング

今年も残すところあとわずか・・。テレビでも総集編花盛りなのを受け、当ブログで今年アクセスが多かった日の記事を調べてみました。
私が利用させてもらっている兵庫・播磨の地域サイトてんこもりのブログシステムでは、無料にも関わらず、管理画面で日別のページビューを閲覧することができます。
ここから今年の上位10日分だけを抜き出したのがこれです。
ページビュー年間ランキング
1位(1874)[2月23日]
旧フェスタビルの北側に、フェスタ南館まもなくオープン
2位(1860)[2月24日]
姫路駅から徒歩10分。ロックシティ姫路 オープンへ
3位(1537)[10月17日]
B-1グランプリ in 姫路 チケット販売開始
4位(1356)[1月30日]
姫路駅ビル「フェスタ」解体。移転先は再来年オープン
5位(1342)[1月7日]
無風から一転、にぎやかな市長選
6位(1211)[7月15日]
播磨・神河町の激辛「からかわ」
7位(1167)[3月1日]
ワクワク!多彩な顔ぶれの姫路市長選
8位(1029)[5月5日]
近畿・中国・四国B-1グランプリin姫路
9位(940)[7月5日]
関西電力・でんき予報
10位(815)[2月12日]
政令市目指す姫路。さらなる合併も?
これを見ていると、今年もいろいろあったなぁと感慨深いものがあります。
来年も素晴らしい年になるよう、願います。
2011年12月28日
しろまるひめの年賀状

まだ年賀状を書いていない人に朗報。
しろまるひめの年賀状をダウンロードできます。
しろまるひめの絵柄を年賀状に(asahi.com)
しろまるひめと姫路城の各バージョンで3種類ずつあり、しろまるひめのイラストや着ぐるみの写真を使い、「迎春」「HAPPY NEW YEAR 2012」の文字をあしらった。姫路城バージョンでは朝日を背景にした城、平成の大修理で工事用建屋に覆われた大天守をモチーフにした。ふくよかなしろまるひめは、年賀状のデザインにもぴったりですね。
2011年12月27日
2012年は夢と希望に満ち溢れた年になりそう

今年は災害の多い年でしたが、来年は夢と希望に満ち溢れた輝かしい年になるかもしれません。
1つ目は、世界的大発見の連続が日本で始まるかもしれないということ。
立花隆が見た夢の光(NEWS23クロス)
来年、運用がスタートする世界一の最先端施設「SACLA(サクラ)」。1000万分の1ミリという、原子の世界を見ることができる「夢の光」を生み出す。今夏に播磨で試運転中のSACLAを見学した立花隆氏は、今まで誰も見たことのないものが見られるSACLAが来春本格運用を始めれば、世界的大発見の連続が始まり、日本はノーベル賞のラッシュになると断言しています。
この光を使えば、世界的大発見の連続になるという。
一体何ができるようになるのか?
エネルギー問題も解決か? という無限の可能性を秘めた施設を、立花隆がレポートする。
2つ目は、早ければ来年、民間人の宇宙旅行が開始されるということです。
宇宙旅行の「駅」、米に完成 すでに世界中で順番待ち(asahi.com)
全部で2時間余りの飛行料金は1人20万ドル(約1540万円)だが、すでに世界で450人以上が申し込んだ。日本の代理店には日本人12人が申し込んでいるといい、平均年齢は60歳代だという。さすがに海外旅行のような金額ではありませんが、円高の今だと日本人にはお得かもしれません。
私が物心ついた頃、海外旅行なんて高嶺の花でしたが、いまだと「女子会inソウル」なんていう軽いノリになってしまいました。宇宙旅行だって、数年もすればかなり身近になる可能性があります。
宇宙旅行[検索] とすると、最初にヒットするのが「JTB宇宙旅行」というサイト。JTBのサイトも国内旅行/海外旅行/宇宙旅行 という分類になりつつあるわけです。
参考
播磨科学公園都市など、関西が国際戦略総合特区に(372log@姫路)
宇宙旅行(クラブツーリズム) - 実施日時 2012年 運行開始予定 ■出発地 米国ニューメキシコ州ヴァージンギャラクティック社宇宙旅行基地 ■参加料金 おひとり20万USドル ※料金には、3日間の訓練プログラム参加費用と、宇宙旅行フライトの費用が含まれています。(記事より)
2011年12月26日
働きながら小学校の先生を目指す人にとって、意外な地の利

小学校教員のニーズが増えています。
小2でも35人学級実現へ 法改正せず特例で教員増(47NEWS)
今春から公立小学校の1年生で導入された35人学級が、来春から2年生に拡大されることが決まった。下記サイトにも、小学校教員の採用増について書かれています。
通信教育で教員免許取得
ここ数年採用人数が増えている事はご存知でしょうか。 教員の採用増が一番目立つのが小学校の教員です。 この理由のひとつとして、教員の年齢層の偏りがあります。 大量に教員を採用していた時代の先生方が、40代、50代になり、 その下の中堅層である年代の先生が少ないのです。 また、少人数学級も増加していることから、教員のニーズが高まっています。一旦社会人になってからでも、通信教育で教員免許が取得できるという記事が出ています。
この中で目を引いたのは、通信教育で小学校の免許を取得できるのは関西では3校で、うち一つが姫路にあることです。
通信教育で教師を目指す
ここでは、通信教育で教員免許を取得できる大学を一覧にして紹介しています。 どの通信大学でも免許状に違いはありません。住んでいる場所から近い大学が何かと便利です。通信教育といってもスクーリング(面接授業)の単位も必要だし、単位取得のための試験を受けたり図書館を利用したりと、近いにこしたことはありません。
『分からないことがあれば直接大学へ行ける』
『大学の施設が使える』
『スクーリングが便利』
通信教育は仲間内とのネットワークや継続が鍵になりますし、遠ければ交通費負担もバカになりません。場合によっては、大学が近いか遠いかが単位取得や卒業の決定打になることだってあるでしょう。
こと小学校の教員免許を通信教育で取得するという面では、姫路は全国有数の恵まれた地域です。
P.S.
ほとんどの大学の通信教育過程と同様、近大姫路大の通信教育過程には入学試験がありません。
参考
近大姫路大学 で教員免許を取得 - 通信教育で教員免許取得(通信教育で教員免許取得) - この大学は、卒業と同時に幼稚園・小学校・養護教諭の一種免許が取得できるという魅力的な内容です。(記事より)
近大姫路大学 教育学部 こども未来学科 通信教育課程(通信教育で教師を目指す)
近大姫路大学 教育学部 こども未来学科 通信教育課程(大学&大学院.net) - 入学説明会 2/4仙台・同学、2/5姫路、2/11名古屋・福岡、2/12大阪・福岡、2/18広島・新宿、2/19姫路・新潟・岡山、2/25大阪・札幌、2/26名古屋・高松・札幌、3/3神戸、3/4姫路、3/10同学、3/11大阪、3/18神戸・同学(記事より)
私立大学通信教育協会
近大姫路大学通信課程「総合演習」スクーリン終了(内山裕之自然探検発見ほっとけん)
通信制大学体験記
2011年12月25日
猛獣都市姫路

木下サーカスが姫路市大手前公園で始まりました。姫路公演は2月末まで。
木下大サーカス 姫路公演開幕(YOMIURI ONLINE)
「奇跡のホワイトライオン世界猛獣ショー 木下大サーカス」姫路公演(読売新聞社、読売テレビ、報知新聞社主催)が開幕した23日、姫路市本町の大手前公園特設会場は、冬休みを迎えた子どもらでにぎわった。2月末までは大手前公園に猛獣がうろうろしているわけですね。
すぐ近くには姫路市立動物園(姫路市本町)があって、こちらにも猛獣がたくさんいます。
少し離れていますが、姫路セントラルパークにも猛獣がいます。
いま猛獣がこんなにいる都市って、日本では珍しいのではないでしょうか。猛獣マニアの皆さんは、姫路で猛獣めぐりをされてはどうかと思います。
姫路セントラルパークでは3つ子のホワイトライオンも一般公開中ですし、ホワイトライオンの餌やり体験も可能です。
2011年12月24日
世界最高レベルの地産地消

地産地消というと、地元で採れた食べ物を地元で消費するという意味で、主に食べ物で言われます。
全国的に通用しないから地元で食べるしかないというものから、日持ちしないからとか、あるいは、「こんな美味いもの地元以外に回すのはもったいない」というのもあるかもしれません。
食べ物以外でも地産地消はある模様。しかも世界最高レベルの地産地消が播磨でありました。
三菱重工業、世界最高の発電効率の発電所向けガスタービン1号機を関電に出荷(ECO JAPAN)
三菱重工業は、世界最高の発電効率を誇る新型の発電所向けガスタービンの1号機を、高砂製作所(兵庫県高砂市)から関西電力の姫路第二発電所(同県姫路市)に出荷した。高砂で産まれた世界最高のタービンを姫路で消費するので、世界最高レベルの播磨の地産地消。
(中略)
蒸気タービンを組み合わせたGTCC発電だと出力は約46万KWとなり、発電の熱効率も世界最高レベルを実現した。
姫路第二発電所は、天然ガスを燃料にする関電最大規模の火力発電所で、重要な電源に位置付けられる。
他では通用しないとか、日持ちがしないとかいう理由ではなく、どちらも最高レベルのもの同士なのですが、産み出すほうも消費するほうもレベルが高い播磨ならではの話でしょう。
参考
世界最高の発電効率。播磨製ガスタービンを世界へ(372log@姫路)
2011年12月23日
播磨科学公園都市など、関西が国際戦略総合特区に

政府が全国の7地域を国際戦略総合特区として指定し、うち1つに播磨科学公園都市を含む関西地域が入りました。
国際戦略特区7地域を発表 総務相(日本経済新聞)
川端達夫総務相は22日の記者会見で、総合特別区域(特区)制度の「国際戦略総合特区」として7地域、「地域活性化総合特区」として26地域を指定したと発表した。政府は総合特区制度を新成長戦略の柱と位置付け、地域限定の税制優遇や規制緩和を通して国内外からの投資を期待する。合わせて約9兆円の経済効果と36万人の雇用創出を見込む。関西イノベーション国際戦略総合特区として、播磨科学公園都市などが指定されました。
播磨科学公園都市を主な事業展開地区としているテーマは、放射光とシミュレーション技術を組み合わせた革新的な創薬開発と、SPring-8の兵庫県ビームラインを活用した次世代省エネ材料開発・評価です。
国際戦略総合特区は産業の集積拠点づくりを目指すもので、税制の優遇や規制緩和の対象になるとのこと。今後に期待がかかります。
参考
国際戦略総合特区「関西イノベーション」など7地域指定へ(MSN産経ニュース)
自由電子レーザのシンポジウム、創薬分野などに期待(Laser Focus World) - 立花隆氏はとくに生命分野において期待される成果について紹介。なかでも将来的には製薬の分野に革命を起こすことになるだろうという。薬は基本的に、細胞を包む膜の膜タンパク質に働きかけることで効果を得ている。しかし現状では膜タンパク質の構造はわかっておらず、ほとんどの薬が「経験的に効くことは分かっているが、そのメカニズムは分かっていない」(立花氏)。膜タンパク質をXFELで解析できるようになれば、目的の機能を設計する「創薬」が可能になり、大きなインパクトをもたらすだろうという。(記事より)
SPring-8は地球を救えるか?(372log@姫路) - 薬の開発は、採取したさまざまな細菌などの中から役立ちそうな候補を絞り込むという偶然発見的な方法や、過去の医薬品開発の経験にしたがったやり方が主流です。効能や副作用については、開発段階でさまざまな試験を必要とします。これに対し、ゲノム創薬が注目を集めています。(中略)ゲノム創薬を実現するためには、10万種もあるというタンパク質の構造がある程度解明される必要があります。ところが、1980年代後半まで、タンパク質の構造決定数は世界全体で年間数十を超えることはありませんでした。とても手間と時間がかかる作業だったのです。それが2004年には、1年間で約5500種もの構造が決定されました。この変革をもたらした大きな要因の1つが、放射光による構造解析技術です。(ブログより)
スプリングエイトに「さくら」咲く(372log@姫路)
2011年12月22日
関東人を覚醒させる茨城空港

関空、伊丹、神戸のほか、但馬、南紀白浜、岡山など近隣に各種の空港を有する関西人にとっては当たり前でも、成田と羽田しか知らなかった空港後進地域の関東で、覚醒する人が増えています。
1000円で茨城空港・直行バスの旅(デイリーポータルZ)
到着して愕然とした。な、なにこれ。これ、空港!?空港は、そこらへんのイトーヨーカドーよりも小さかった。2階建ての、近所で少し大きめのスーパー、くらいの規模だった。地方空港利用者にとっては、今更何を言ってるのか?と思われているでしょうが、関東人はいたって真面目なのです。
(中略)
「お洒落とかとはほど遠く、ぽやーんと営業してる、非イオン系のスーパーの飲食コーナーのノリね。」
「ああ、そうかも。リラックス出来るわあ。」
そんなわけで、私たちは茨城空港を、一発で気にいったのだった。
人口の3分の1が住む、空港後進地域の関東人が航空サービスに目覚め、日系LCCも動き出す2012年。いよいよ日本の空が変わります。
参考
茨城空港絶好調。覚醒する関東人(372log@姫路) - 茨城空港の開港を機に、日本の3分の1が住む関東の人が空港とは何か、航空ネットワークとは何かを再考し始める可能性があります。茨城空港が日本を覚醒させるのです。(ブログより)
茨城-神戸に定期便。日本の空を変える第一歩(372log@姫路) - 首都圏を抱えるにも関わらず、これまで関東は空港が貧弱で、パンク状態が続いてきました。そのため、羽田の便数制限が厳しく、地方と羽田間は大型機を数便飛ばす方法をとってきました。本来であれば座席の少ない小型機を何本も飛ばしたほうが、利便性が上がるのですが、首都圏の空港が貧弱なため、ままならなかったわけです。(中略)神戸空港を利用したかたならわかると思いますが、小さな空港は、利用者が歩く歩数が少ない。さらに小型機は座席が少ないので、機内に乗り込む時間も短く、到着してから機外に出るまでの時間も短い。小型機と小さな空港の組み合わせは、極めて快適です。(ブログより)
2011年12月21日
再生エネ法適用第1号へ。姫路の美樹工業

姫路のまちなかに美術館も持っているJASDAQ上場の美樹工業が、つくば市に太陽光発電所を建設するそうです。
再生エネ法:適用1号へ「メガソーラー」建設…姫路の会社(毎日jp)
兵庫県姫路市の建設会社「美樹工業」は20日、再生可能エネルギー固定価格買い取り法の適用第1号を目指し、茨城県つくば市に太陽光発電所「つくばメガソーラー発電所」(出力1500キロワット)を建設すると発表した。同法が施行される来年7月1日から、全量を東京電力に売る予定。菅前首相が成立に向けて執念を燃やした法律が、いよいよ実りのあるものになりそうです。
(中略)
建設費は概算10億~12億円で、年明けに着工する予定。
全量固定価格買い取りの注目は価格と系統接続(ECO JAPAN)
2012年7月から始まる再生可能エネルギー全量固定価格買い取り制度への期待が高まっている。再生可能エネルギー推進のほか、電力の自由化もある程度進んで、地域ごとの独占状態が少しでも緩和されることを期待します。
政府は今後のエネルギー政策の柱として再生可能エネルギーの導入推進を掲げている。そのための切り札的政策として期待されているのが全量固定価格買い取り制度である。
(中略)
今回の制度では、住宅用太陽光発電だけではなく大規模太陽光も対象になる。しかも余剰ではなく全量が買い取り対象になるため事業としての発電が可能になった。
参考
つくばにメガソーラー 再生エネ法で初稼働(47NEWS)
再生エネ特措法が衆院通過 年明け早々に価格決定(MSN産経ニュース)
ラブラブ関電? 姫路市の関電依存度100%(372log@姫路)
2011年12月20日
大型合コン「街コン」、来月以降に姫路で開催


多数の男女が集まる大型合コン「街コン」が、来月以降姫路で計画されています。
そもそも、街コンとはどういうもので、なぜ全国各地で人気が高まっているのでしょうか。
全国各地で大ブームの「街コン」は“リアル版Facebook”か(日経トレンディネット)
●テーマは主に男女の出会いであるまぁ難しいことはさておいて、楽しいことが好きなそこのあなた!姫路の街に出かけてみましょう。
●参加者は会費(女性は3000-5000円程度、男性はその1~2倍程度)を支払う
●参加者はパスポート的なもの(例えばリストバンドなど)を身につけることで開催時間内は会場の複数の飲食店に自由に出入りできる。食べ放題、飲み放題のケースが多い
(中略)
<スケールが大きいイベントとしての「街コン」>
・非常にたくさんの同郷の人が参加することから、「みんなが行くなら私も行く」という同調効果を誘発し、規模の大きさが参加者をさらに誘発する構造となっている
・「地元活性化」という大義名分があり、前述の同調効果も相まって参加が促進される
・本能的に「大規模なイベントに参加する」というのは人にとって楽しいこと
<限定感・希少性があるイベントとしての「街コン」>
・例えば「宮コン」であれば、開催されるのは、数カ月に一度。この開催頻度が限定感を生み、参加意向者の期待を高める役割を果たす
・飲食店を利用するときは一つの店に腰を落ち着け、注文した食べ物・飲み物を楽しむのが通常。しかし、街コンの場合はそのルールが撤廃され、仲間や出会ったばかりの相手といろいろな店を自由に行き来でき、飲食できる「非日常感」が参加者を高揚させる
第1回姫CONのほうは、1月29日(日曜日)。参加費、男性6,600円、女性4,600円で男女合わせて300人。第1回ひめコンのほうは、2月4日(土曜日)。参加費6,000円で、男女合わせて200人とのこと。
ホームページを見る限り、どちらも早期申込み割引があるみたいです。
参考
婚活で地域元気に 淡路、姫路で「まちコン」続々(神戸新聞)(11.12.26追記)
2011年12月19日
沖縄限定・大塚のボンカレー

イオンタウン姫路に行ったら、沖縄物産展をやっていました。
大塚食品の初代ボンカレーを売っていたので購入。
これ、沖縄でしか売っていない代物です。
沖縄以外では、ボンカレーゴールド21という後継品に代わってしまったのですが、沖縄の人は、最初に食べた味に拘るとかで、今でも初代ボンカレーのほうがたくさん売れるとか。
2011年12月18日
しろまるひめ。おいしそう

城には何の興味もない人が、初めてお城を見学し、それが修理中の姫路城だったというレポートが掲載されていました。
修理中の箱入り姫路城見学(デイリーポータルZ)
私は城素人なので、目的地である天空の白鷺に着くまでに、石垣であったり、塀であったり、忍者であったり、見るものすべてに感心してしまい、なかなか目的地にたどり着かない。この手記には、城マニアではないほとんどの世間の人たちに姫路城をアピールするヒントが隠されている気がします。
歴史とか建築の知識がなくてこれだけ楽しいのだから、そりゃ城マニアが多数存在する訳だ。
(中略)
「せっかく姫路に来たのだから」というだけの理由で見に行った姫路城だが、想像以上に楽しめた。歴史小説の一冊でも読んでみたくなるくらいにだ。まだ読んでないけど。
天守閣が覆われず、すっぴん状態で初めて見学するときは、大手門から入ったときに、圧倒されて大天守以外のものはあまり目に入らない状態で、大天守をひたすら目指してしまいがちです。
姫路城大天守を写真ですら意識して見たこともない、という人の場合は、現在の箱入り状態であれば、大天守に目を奪われずにさまざまなところに見るべきものを探してしまうのではないかと。
考えようによっては、天守閣が覆われているいまこそ、初めてお城を見学するにはいいタイミングではないかとも思われます。
ちなみに私がこのレポートの中で、一番同感だったのは、「しろまるひめ。おいしそう」でしょうか。しろまるひめを見て「姫路の特産品に大福あったかしら?」と言っている人を見たことがあります。
参考
「箱入り」でも入城者回復傾向の姫路城(372log@姫路)
秘すれば花、秘せねば花なるべからず(372log@姫路)
2011年12月17日
姫路駅停車「さくら」激増。JRダイヤ改正

JRのダイヤ改正で、姫路駅に停車する新幹線「さくら」が増えそうです。
JR西ダイヤ改正 みずほ・さくら増発(神戸新聞)
「みずほ」は1往復増の5往復、「さくら」は7往復増の18往復に。従来の「ひかり」の一部を「さくら」に置き換えるのに伴い、姫路駅の「さくら」停車が上下計8本から同21本に増える。また、東京発姫路行最終「のぞみ」が20時50分発に繰り下げられたり、御着・ひめじ別所駅利用者にとって20時半発の岡山行「のぞみ」が西明石に停車するのは、朗報でしょう。
姫新線では増発実験の結果、効果が認められて姫路-播磨新宮間は1便減で済むとのことで、一安心といったところでしょう。
参考
九州から関西を見る視点。関西観光の玄関口・姫路(372log@姫路)
姫新線高速化&増発(372log@姫路)
2011年12月16日
来年11月、姫路で食の祭典。兵庫県などが検討

B-1の熱気をもう一度!?
姫路で多彩な「食の祭典」検討 2012年11月(神戸新聞)
ご当地グルメの祭典「B‐1グランプリ」が開かれた姫路市で2012年11月、県などが兵庫の多彩な食をPRする催しの開催を検討している。焼そばだらけのB級グルメじゃなくて、播磨の多彩な食を味わえるイベントになればと思います。
(中略)
姫路城周辺では毎年11月、姫路食文化協会や県などでつくる実行委員会が、播磨の食を集めた姫路食博を開催。10年は3日間で18万3千人が訪れた。県は相乗効果を狙い、来年はふれあいの祭典と姫路食博の同時開催を検討。
参考
A級グランプリ播磨(372log@姫路)
食は姫路にあり。産経新聞にも「ばれる」(372log@姫路)
世界をリードする日本の食。日本をリードする姫路の食(372log@姫路)
2011年12月15日
格安航空の影響か。各地で空港拡張計画相次ぐ

各地から空港ターミナルを拡張する話題。
成田空港:第2ターミナル増築へ 国内線のLCC増便に対応 /千葉(毎日jp)
成田国際空港会社は13日、格安航空会社(LCC)など成田空港の国内線増加に対応するため、第2旅客ターミナルを増築することを、成田市議会空港対策特別委員会で報告した。高松でも。
(中略)
成田空港は10月30日からの冬ダイヤで、スカイマークが新規就航したほか、全日空も増便し、夏ダイヤより週間発着回数で56回増えて462回となっている。スカイマークは現在の3都市から、12年には福岡、神戸へも運航予定。同年夏以降、エアアジア・ジャパン、ジェットスター・ジャパンの2社が就航する見込みだ。
国際線ターミナル拡張 高松空港(YOMIURI ONLINE)
高松空港(高松市香南町)の旅客施設を運営する県などの第3セクター「高松空港ビル」は、国際線旅客ターミナルを拡張する。さて、関西はというと、すでに様々な格安航空会社が乗り入れている一方、全日空系のピーチがこれから本格的に飛び始めます。
(中略)
同空港の国際線は韓国・アシアナ航空がソウル便を週3往復、春秋航空が上海便を週2往復運航している。県交通政策課によると、春秋航空の就航後、利用者は月間約5000~6000人にほぼ倍増している。
ピーチ、関空から長崎、鹿児島に就航へ(SankeiBiz)
関西空港に就航予定の格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーション(大阪府泉佐野市)が、来年4月までに関空と長崎空港、鹿児島空港を結ぶ便を就航させる方針を固めたことが13日、分かった。各地で空港を増強しようとしているのに、関西だけが伊丹をやめようかなどと的外れなことを言っているわけです。
(中略)
来年5月には関空と韓国の仁川国際空港を結ぶ便を就航予定。香港や上海などアジアを中心に国際線の路線拡大も検討している。
(中略)
食事を有料にするなどサービスを簡素化。低価格を武器に、新幹線や高速バスなど他の交通機関の利用者も取り込む考えだ。
参考
一体化する関西-ソウル。増加する定期便(372log@姫路)
空港は足りるのか。航空運賃の「価格弾力性」(372log@姫路) - 航空運賃が10%下がるだけで41%も需要が増えるのですから、既存航空社の半額を謳うケースもあるLCCの増加で、航空需要は激増必死。日本でも、目に見えて空港が足りなくなり、社会問題化するのは時間の問題。(ブログより)
伊丹存続という当たり前の選択(372log@姫路) - 伊丹廃港と言う人の頭の中には、限られたパイを国内の空港で奪い合うという図式が刷り込まれています。だから、関空のために伊丹をなくせというわけです。(ブログより)
2011年12月14日
127万人の大播磨で広域連携。年明けにも研究会

姫路市は、6市8町(加古川市、高砂市、たつの市、相生市、赤穂市、宍粟市、太子町、稲美町、播磨町、神河町、福崎町、市川町、上郡町、佐用町)とともに、広域連携研究会を発足させるそうです。
東西播7市8町で広域連携へ 災害、医療で協力(神戸新聞)
姫路市は12日、加古川市など東西播地域の7市8町で効率的な広域行政のあり方を検討する「広域連携研究会」を、年明けにも発足させる方針を明らかにした。姫路市は政令指定都市への移行を目指しているが、研究会は合併を前提とせず、防災や医療、観光などの分野で共通する課題を整理し、連携の可能性を探る。7市8町の人口を合わせれば、127万7901人。(wikipediaより。2011年11月1日現在)
姫路 536469,加古川 268124,高砂 93283.たつの 80065,赤穂 50172,宍粟 40346,太子 33663,播磨 33529,稲美 31011,相生 30887,福崎 19829,佐用 19001,上郡 16318,市川 13080,神河 12124播磨が力を合わせれば、怖いものなしです。成果を大いに期待したいところです。
参考
大阪W選の結果が姫路に投げかけるもの。区長公選制(372@姫路)
姫路・加古川で80万。姫路・たつの・相生・太子・高砂で77万(372@姫路)
姫路市長「加古川と合併を」。加古川市長「広域化は必要」(372@姫路)
政令市へ県も後押し、国次第?(372@姫路)
大阪都構想に対抗し、播磨兵庫県構想??(372@姫路)
政令市目指す姫路。さらなる合併も?(372@姫路)
とりあえず、神戸県民局の廃止を(372@姫路)
江戸幕府が播磨をばらばらに統治した理由(372@姫路)
空港アクセスに悩む播磨。さらなる合併にも前向きな姫路(372@姫路)
結局、姫路と高砂が合併するかもしれない、その理由(372@姫路)
播磨をまとめて政令都市に!はりまフォーラム(372@姫路)
2011年12月13日
ラブラブ関電? 姫路市の関電依存度100%

金融機関でも、PPS(特定規模電気事業者)から電力を買う動きが出てきました。
「脱原発」へ東電との契約見直し=大半の供給をガス会社系に-城南信金(時事ドットコム)
信用金庫大手の城南信用金庫(東京都品川区)は2日、東京電力福島第1原発の事故後に打ち出した「脱原発」の取り組みの一環として、東電との契約を大半の店舗で解消し、来年から天然ガスなどで発電するガス会社系の電力会社「エネット」(港区)に供給元を切り替えると発表した。料金が安いこともあり、自治体や企業でも徐々に導入が進んでいるようです。
自治体電力購入調査 10電力会社と随意契約 82.7% PPSから購入8.3%のみ(市民オンブズマン事務局日誌)
PPSから購入した割合姫路市は、関電一筋ですね。
宮崎県52.6%
岐阜県33.3%
千葉県25.5%
奈良県23.0%
栃木県19.5%
三重県16.8%
熊本県10.9%
福岡県10.5%
静岡県9.8%
大阪府9.7%
(中略)
兵庫県6.8%
(中略)
横浜市47.9%
福岡市32.0%
千葉市28.6%
北九州市21.2%
広島市18.6%
大阪市16.0%
堺市15.2%
さいたま市15.1%
神戸市14.9%
(中略)
姫路市0.0%
企業が自家発電した電気は電力会社より安い!?(zakzak)
「立川市では、2010年度に市営の競輪場の電力購入先を東京電力から火力PPSのサミットエナジー社に切り替えました。PPSは企業努力しているため、全体的に価格が安めです。立川競輪場では、それまで年間6200万円だった電気代が4500万円になりました。25%も節約できたのです」。関電は原子力比率が50%ですから、姫路市の原子力依存度は50%ということになります。
横浜市(47.9%)や福岡市(32.0%)とは大きく水をあけられていますし、県内の尼崎市(28.8%)、神戸市(14.9%)、西宮市(11.9%)と比べても比較になりません。
やはり姫路市は関電が好きなのでしょうか?
参考
「原発に頼らない安心できる社会」実現のため 原発を使わない電力会社への契約切換を実施(城南信用金庫)
電力会社・崩れる牙城:電力購入、東電離れ/進まぬ市場自由化(その2止)(毎日jp) - 東電や関西電力など大手の電気料金は、燃料費などに加えてインフラ設備の維持・修繕費などのコストが「総括原価方式」に基づいて上乗せされ、国への届け出や認可が必要だが、PPSは自由な価格で販売できる。大手よりインフラへの投資が少ない分だけ割安な料金設定ができるといわれる。(中略)他の自治体では、担当者がPPSの存在を知らない自治体もあった。(記事より) ← 検討して導入しないならまだしも知らない自治体があるとは・・。
「10電力以外から」8.3% 電力購入(中日新聞)
2011年12月12日
お百姓さんのような会社

クリスマスツリーがあちこちに見られる季節になりました。いよいよ年の瀬ですね。
ところでクリスマス製品をつくっている会社って、クリスマスシーズン以外は、何をしているのでしょうか?
中城産業って、摩訶不思議な会社(姫路・中城産業)
年末から翌3月ぐらいまで、私たちはその年のクリスマスに向けての新製品の企画、開発、開拓に終始します。アパレルのように、季節に応じて扱う商品が変わっていくという会社はよくありますが、売り上げが秋と12月に集中する会社というのは一般的ではありません。
(中略)
新製品が完成した4月~6月ごろに全国の一次問屋様にサンプルを発送、あるいは持参します。そこで、その商品が採用されるかどうかが、運命の分かれ道なのです。8月に商品をフル生産し、やがて採用された商品が秋から出荷されていく・・・。
そうです。正にお百姓さんが春に種をまき、実りの秋に収穫する姿と似ているとは思いませんか。
12月の総売上 = 1月~8月までの総売上 なんだそうです。
参考
クリスマス産業(372log@姫路) - 40年前クリスマスの風習が庶民に定着し始めた頃、品質の良さが欧米で評価され、世界一のクリスマス製品輸出国になったそうです。(ブログより)
2011年12月11日
世界遺産目指して42.195キロ。姫路マラソン・コース私案

アンコールワットの世界遺産群を走るマラソンというのがあるのですね。
有森裕子さんら世界遺産走る アンコール遺跡でマラソン(47NEWS)
カンボジア北西部シエムレアプで4日、対人地雷廃絶を訴える第16回アンコールワット国際ハーフマラソンが開かれ、地雷被害者や女子マラソン五輪メダリストの有森裕子さん(44)も加わって世界遺産アンコール遺跡群の中を走った。フランスでは世界遺産のモン・サン・ミッシェルを目指して走るフルマラソンもあるようです。
「姫路マラソン検討委」年明けに設置へ 姫路市(神戸新聞)
姫路市は8日、フルマラソン大会開催の実現可能性を探るため、識者や市民をメンバーとする「姫路マラソン検討委員会」(仮称)を年明けに設置する方針を明らかにした。というわけで、姫路でもフルマラソンのコースを検討してみました。
(中略)
答弁で、前田敏則市民局長は「姫路城周辺を含め、姫路の魅力を発信できるコースを検討したい」とし、開催時期については「できるだけ早く実現できるよう、取り組みを推進したい」と述べた。
最初に思いついたのは、明石海峡大橋から世界遺産・姫路城を目指して走る42.195キロのコース。ところが、こういう一直線のコースは公認としては認められないようです。
追い風が吹いていたら記録として疑問が残るからとか・・。
そこで、手柄山の陸上競技場をスタートし、名古山 → 書写山 → 塩田温泉 → 前の庄 → 香寺荘 → セントラルパーク を経由して世界遺産・姫路城を目指すコースを考えました。(前掲地図)
今回は「世界遺産を目指す」ルートに拘りましたが、姫路市南部を巡る産業観光ルートとか、たつの市や加古川市とのコラボレーションルートなどいくらでも考えられそうです。カーナビソフトはめちゃ便利。
参考
第14回モン・サン・ミッシェルマラソン、2011年5月に開催~世界遺産を目指して走ろう!~(フランス・ガイド)
2011年12月10日
サムスン独占に「待った」? 姫路で有機ELの製造設備を導入

次世代テレビ用パネルとして有望視されている有機ELですが、パナソニックが姫路で製造設備を導入する方針を固めたと、日刊工業などが報じています。
パナソニック、姫路工場に有機EL製造設備導入-量産化へ技術蓄積(日刊工業新聞)
パナソニックは2012年前半にも姫路工場(兵庫県姫路市)に有機エレクトロ・ルミネッセンス(有機EL)パネルの製造設備を導入する方針を固めた。サムスンなどに供給してもらう選択もありましたが、自前調達に踏み切った模様です。
(中略)
有機ELは液晶の設備を一部兼用できるため、研究開発を続けながら、設備導入の時期を検討してきた。すでに製造装置メーカーに発注している模様だ。
パナソニック、姫路工場に有機EL製造設備導入-量産化へ技術蓄積(asahi.com)
テレビ用の大型有機ELが製品化されるのはこれからだ。このままでは市場が立ち上がる時点でサムスンなどに基幹部品のパネル供給を握られる。日本勢はそれでもよいと割り切るのか、自前で調達できる道もつくっておくのか判断を迫られている。12年3月期に液晶とプラズマを合わせて1900万台の薄型テレビ販売を計画し、「テレビは(家電の中で事業規模が)最大の商品。その位置づけは変わらない」(大坪文雄社長)というパナソニックは、姫路工場への有機EL製造設備導入に踏み切ることにした。世界的に見てもサムスンが事実上の1社独占状態で、テレビメーカーから見て、供給面で問題を残すとの判断もあるのでしょう。
一般に、何かを買うのに1社しかないのと、2社あるのでは、ずいぶん意味合いが異なります。価格交渉のしかたも変わるし、東日本震災やタイ洪水の例から言っても、供給先が1つというリスクは大きい。
テレビメーカーにとってのパネルは、事業の根幹に関わる問題。サムスン以外のテレビメーカーにとっても、(期待感も含めて)姫路の動向は大いに注目されることになるでしょう。
参考
パナ、住友化学と提携か。姫路で有機ELパネルを量産?(372log@姫路)
松下、2011年に40型有機EL商品化。姫路で生産?(372log@姫路)
テレビの比較一覧(テレビの比較) - 液晶、プラズマ、有機ELの比較。
2011年12月09日
JRが駅ビル建設ラッシュ。今月、姫路駅ビルを着工

JR各社が駅ビルを次々建設しています。
京都に始まり、名古屋、札幌、東京、博多、大阪、岡山(来春開業)。
中でもJR西日本は本気度が違います。
少子高齢時代のJR駅ビル戦略 博多、大阪…次は岡山(MSN産経ニュース)
周辺地域から人を呼び込むことで新たな輸送需要を掘り起こすというビジネスモデルは、少子高齢化で輸送需要の伸びが見込みにくいJR西日本にとって、グループ全体の収益力向上の秘策となっている。そんな中、JR西日本が姫路駅ビルを今月着工すると発表しました。
(中略)
JR西は首都圏を抱えるJR東、東海道新幹線を持つJR東海と違って、運輸収入の基盤は盤石ではない。山陽新幹線、京阪神地区の在来線は、JR西の運輸収入のそれぞれ40%ずつを占めるが、山陽新幹線の輸送量は東海道新幹線の半分以下にとどまる。
京阪神地区の在来線も並行する大手私鉄との競合で乗客の奪い合いが続くため、JR西にとっての駅ビルは、ビジネスの要になってきた。
JR姫路駅、新駅ビルは2013年開業予定 - "姫路の街の新しいランドマーク"に(マイナビニュース)
JR西日本とジェイアール西日本不動産開発はこのほど、JR姫路駅新駅ビルの着工について発表した。今年12月に着工し、開業時期は2013年を予定している。JRは車内吊広告などでビルの宣伝にも熱心だし、何より民間「企業」だし。
(中略)
新駅ビルは地下1階、地上6階となり、建築面積約4,500平方メートル、延べ面積は約3万1,000平方メートルとなる。物販・飲食店舗なども設けられる予定で、JR西日本によれば、「姫路の街の新しい顔としてのランドマーク」をめざすとのこと。
姫路の活性化に大いに貢献してもらえるものと期待しています。
参考
JR西日本/2012年春、14階建て「岡山駅西口ビル」開業(流通ニュース)
2011年12月08日
姫路ロボ・チャレンジ

今月17日、18日に、姫路ロボ・チャレンジ第13回大会が、姫路科学館で開催されます。
この大会、地元はもちろん各地からの参加者もある大きな大会です。
ロボット競技(北村のブログ)
今回の競技で見るロボットは2足歩行ロボットであり、その動きや俊敏さ、転倒後の復帰力など、赤子と同じ様な動きで判り易く、またテレビで見る、変身ロボットのような格好良さもあり、大勢の子供達も来ていた。年2回の大会があり、今度で13回大会になるとのこと。
(中略)
それにしてもこのような素晴らしい競技が姫路で開催されているとは知らなかった。ロボットは最先端の技術の集積だと思うが、地元の高校生なども参加しており、このような機会が増えることによって、未来を担う子供達に最先端の科学技術を触れる機会になると思う。
とても素晴らしいことですね。
参考
姫路ロボ・チャレンジ第13大会の広報と準備の様子!!(姫路科学館 館長の独り言)
姫路の冬は熱い!第5回姫路ロボ・チャレンジ(372log@姫路)
2011年12月07日
携帯端末全盛だからこそ冷めた意見

スマートフォンが売れています。値段もどんどん安くなりそうな気配。ところで「実用」性は?
69.4%――予定管理ツールとして手帳などを利用するアナログ派の割合《気になる数字》(東洋経済オンライン)
予定管理で主に使用するツールについては、手帳やシステム手帳、カレンダー、ノートなどを利用するアナログ派が69.4%(前年比7.3ポイント増)となった。一方、主にパソコンや携帯電話、スマートフォン、タブレットPCなどを利用するデジタル派は29.9%(同6.5ポイント減)にとどまった。アナログ派が増えているのですね。
何を隠そう、今から20年ぐらい前はこの私、携帯端末オタクだったのです。
パソコンはほぼ全てノートパソコンかポケット端末。例えば、オアシスポケットというワープロは電池式で10時間持つという優れものでした。
モバイルコンピュータを見る視点
1人1台がベストサイトに書いている内容や価格例などは古くて時代を感じさせるものですが、現在にも通じるものがあると今でも感じています。
やむを得ず2台のマシンを使い分けるならともかく、無理して2台のマシンを使う必要はないと思います。理由は、データの管理が大変になるからです。一元管理はやはりラク。パソコンは、1人1台がベストで、1人2台になると、かえって使いにくくなると思います。2台にする余裕があるなら、同じ機種にして、非常時のバックアップとして考えたほうがいいでしょう。
紙の手帳やメモは便利
手書き認識やコンパクトなキーボードの技術がずいぶん進んでいます。しかし、紙の手帳やメモの機動性、瞬発力にはかないません。そもそもメモは、すぐに捨ててしまうような類のデータですから、デジタルデータに変換する必要がありません。これまで捨てていた情報を、何かに活かしていこうというような積極的理由でもない限り、メモを手書き認識させるなどという労力は、意味がありません。
データの一元管理というのは、今だったらネット上に置くなど新しい展開があります。でも、(バックアップは必要としても、)1台の端末で全て済むならそれに勝るものはないというのは、現在でも言えると思います。
スマートフォンなどの端末は、コミュニケーションツールとか楽しみ、ちょっとした調べもの。ファッションといったライトで雑誌感覚のようなもの。その意味で価格が安くなるのは大いに歓迎です。
2011年12月06日
神戸-茨城を増便、スカイマーク来年にも

ローコスト・エアポート・オブ・ザ・イヤーを受賞し、意気上がる茨城空港ですが、神戸便の増便が検討されています。
茨城~神戸の増便検討スカイマーク「茨城空港、需要ある」(MSN産経ニュース)
国内航空会社のスカイマークが、茨城空港(茨城県小美玉市)に発着する神戸便について、現在の1往復から2往復へ増便の検討を始めたことが分かった。産経新聞の取材に対し、同社役員は「茨城空港のダイヤ強化は社内で最優先事項だ」と語った。1便と2便では大違いで、ダイヤ次第では日帰りにも便利になりそうです。
参考
茨城空港、「ローコスト・エアポート・オブ・ザ・イヤー」を受賞(372log@姫路)
2011年12月05日
大阪W選の結果が姫路に投げかけるもの。区長公選制
大阪府と市のW選挙で、大阪都構想を唱える候補が当選しました。大阪都構想とは「小さすぎ」て「大きすぎ」る大阪市を止めて府と統合すること。
橋下徹・堺屋太一『体制維新――大阪都』(文春新書) 7点(山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期)
人口約260万の大阪市はグローバルな都市間競争を勝ち抜くための規模としては「小さすぎ」ます。空港や道路などのインフラ、成長戦略を考えるためには現在の大阪市の規模や範囲だけでは足りず、広域での一体化した行政と政治決定が必要になります。大阪都構想では、基礎自治体として、現在よりも大きな区に再編し、区長を公選制にすることで「大きすぎ」るこれまでの基礎自治体「大阪市」の問題を解決しようとしています。
一方、大阪市は基礎自治体としては「大きすぎ」ます。大阪市は人口で行けば都道府県レベルの規模であり、住民の細かいニーズを汲み取りながら政治を行なっていくには大きすぎる存在です。
公選で選出される住民の代表者を持つ基礎自治体の適正規模は30万程度と言われることもありますが、260万人ではあまりに多すぎるだろうというのが大阪都構想の1つの側面です。
大阪市ほどではないにせよ、基礎自治体の規模が大きすぎるのは神戸市でも同じこと。実は、神戸でも都構想があったと朝日新聞は記事にしています。
兵庫にもあった都構想 貝原氏に聞く(上)(asahi.com)
神戸市に30万人規模の区を4~5区程度つくり、区長を公選制にすべきだと考えた。大阪は府も市も名前が一緒だから大阪都でいいが、兵庫は「神戸」という名前を無くすわけにはいかない。区を基礎自治体にして、市には対外折衝を行う名誉職的な役割を残せばいいと思った。公選による首長が受け持つ基礎自治体のエリアが100万人規模、つまり政令市規模にまでなると、いろいろ問題がでてくるということを前兵庫県知事も感じていたのです。
一方、姫路ではどうなのか。
基礎自治体として理想に近い50万人規模の人口でありながら、政令市を目指して+20万人以上の合併による規模拡大を目指しています。
合併したところで「小さすぎ」る大阪市の260万人にはるかに及ばず、一方、基礎自治体として「大きすぎ」る大阪市と同じ問題を抱え、合併による政令指定都市などいいところが見えないということになりかねません。
中核市 → 政令市 へのメリットはもちろんあるでしょうが、同時に、基礎自治体としての規模バランスの崩壊という面を、区長公選制などで補っていかなければ、市民の理解、合併交渉先の理解が得にくい気がします。
合併交渉先が人口30万人に近い相手なら、なおさらです。
参考
[研究][大阪][地方政治]大阪都構想のふたつの哲学(sunaharayの日記)
「神戸で都構想」賛否二分 本紙市民アンケート(神戸新聞) - 自由記述では、「制度を変えなくても、県と市が縄張り意識を廃して協力すればいい」「二重行政解消に、都構想が有効かどうか分からない」「区長公選制には賛成」などの意見もあった。(記事より)
姫路市長「加古川と合併を」。加古川市長「広域化は必要」(372log@姫路)
2011年12月04日
国道372号線で行く、丹波立杭焼・陶の里

姫路から一般国道(372号線)をクルマで走って1時間半。篠山市今田町の陶の里(すえのさと)に行きました。
ここでは、丹波立杭焼の焼き物体験ができる陶芸教室が常時行われています。
丹波立杭焼の起源は平安時代で、信楽焼(滋賀県)、備前焼(岡山県)、瀬戸焼・常滑焼(愛知県)、越前焼(福井県)と並ぶ六古窯(ろっこよう)の一つ。
粘土細工で好きな形の湯のみやお皿を作って、後日窯元で焼いていただけます。(仕上がりは1ヶ月半~2ヶ月後)
参考
快適なドライブが楽しめる、国道372号線(372log@姫路)
丹波焼(丹波立杭陶磁器協同組合)
2011年12月03日
旧姫路モノレール大将軍駅&橋脚群 を巡るツアー

ヘリテージツーリズムが注目されています。
Wikipediaより
ヘリテージツーリズム(Heritage tourism)とは、地域の産業遺構を保存し活用することで産業の発展を支えてきた各種技術や先人の営みを後世に伝え、地域に優れた産業技術が存在したことを地域や住民の誇りにつなげるとともに、外部の人が訪れ、ガイドの案内等を通じて学習・交流する旅行のことを指す。ヘリテイジツーリズムとも書く。幕末・明治以降の近代化遺産を愛するNPO法人J-heritageが、姫路の遺産を解説する姫路ツアーが開催されます。
日本においては、平成期以降に新しい旅行・観光の姿として注目されている。
再発見!姫路ツアー(姫路観光情報)
太陽公園・白鳥城(見学・食事)⇒名古山霊苑仏舎利塔(見学)⇒旧姫路モノレール大将軍駅&橋脚群(外観見学)⇒手柄山交流ステーションモノレール展示室(見学)⇒ダイセルレンガ建築(外観見学)⇒姫路港広畑緑地(外観見学)やはり「旧姫路モノレール大将軍駅&橋脚群」が、このツアーの特色でしょうか。
参考
衝撃のビル。大将軍駅の秘密(372log@姫路)
観光名所「モノレール遺跡」(372log@姫路)
2011年12月02日
日経が選んだ、姫路ゆかりの「良い会社」

日経新聞が「良い会社」を選びました。
「良い会社」ドコモ1位 企業総合評価「NICES」(日本経済新聞)
日本経済新聞社は29日、総合企業ランキング「NICES(ナイセス)」の2011年度版をまとめた。業績の変動に加えて消費者の認知度、従業員の働きやすさなど幅広い観点から上場企業を評価するシステムで1位はNTTドコモ、2位は武田薬品工業、3位はキヤノンだった。姫路にも事業所を持つパナソニックが14位、東芝18位、三菱電機38位、新日本製鉄42位、大阪ガス51位、日本触媒214位。
姫路銀行→神戸銀行→太陽神戸銀行→さくら銀行と変遷した三井住友FGが41位。
姫路商工会議所2代目会頭・牛尾梅吉の子、牛尾健治は、姫路銀行の初代頭取。
牛尾健治は中国合同電気(→のちに山陽配電)といった電力会社も経営しました。現在は関西電力と中国電力に分割されていますが、その関西電力は169位。
この中国合同電気から電球製造部門が独立したのが姫路電球。現在のウシオ電機(178位)で、牛尾健治の子・牛尾治朗氏が現在も会長。
また、姫路発祥のフタギが(岡田屋、シロと)合併してできたジャスコが基になったイオンが45位。姫路に本社のあるグローリーが199位。
とは言っても、こういうのって毎年コロコロ変わるから・・。変わらなかったら日経新聞も売れないですしね。
参考
メモ 「日経調査:良い会社/300社 」(鶴は千年、亀は萬年。)
ウシオ電機が姫路にある理由(372@姫路)