2019年02月28日

大学、高校を卒業する皆さん



大学、高校を卒業する皆さんに、ぜひ伝えたいことがあります。それは、学校を卒業しても「生涯学びを続けよう」ということです。
これには3つ理由があります。

1つ目の理由は、「平均寿命が延びて、学校を卒業してからの人生がこれまで以上に長くなるから」です。

イギリスの研究者、リンダ・グラットンさんが言っていますが、平均寿命は年々長くなっていて、みなさんの半分のかたは100歳以上生きることになります。

従って、学生時代の20年程度で学びをやめてしまったら、その後の何倍もの長い人生、成果を出し続けることは難しくなります。

「生涯学びを続けよう」という2つ目の理由は、
「今後技術が発達し、社会が大きく変わると言われていて、学んだ内容が、生涯通用するとは限らないから」です。

人生がいくら長くなっても、その期間、社会がほとんど変化しなければ、影響は少ないでしょう。

しかし、これから先、どんどん時代は変わると言われます。人工知能が人間の仕事に取って代わるという人もいます。
今はまだ大丈夫でも、さらに技術が進めばなくなる仕事が出てくるかもしれません。
仕事がなくなるということは、社会に貢献できなくなるということ。人は自分が社会に貢献できない、できていないと感じると、人生に対して充実感、喜びを感じにくくなります。
今後は、皆さんが社会に出た後、自分自身を変身させる覚悟が問われる状況になる可能性が高まります。
新しい社会や環境に合わせて適応するためには、つねに謙虚に、学び続ける必要があります。

「生涯学びを続けよう」という3つ目の理由は、「様々な学びは成長につながり、成長すれば喜びにつながるから」です。

先日PTAの集まりである連合会の研修会があり、林芳正前文部科学大臣のお話をお伺いする機会がありました。
そこで、「人生100年時代構想会議」のメンバーの中に、83歳でゲームアプリ開発者の若宮正子(わかみやまさこ)さんというかたがいらっしゃることを知りました。
若宮さんは、高校卒業後、銀行に勤めて社会経験を積んでいましたが、技術者ではありませんでした。パソコンに初めて触ったのは60歳。
おしゃべりが好きでしたが、介護の関係で外出することが容易ではありません。
ある時、パソコンに「チャット」といって、画面上でお喋りをする機能があることを聞き、とりあえず見てみようと思って、電気街に行ってみた。
これが、のちにゲームアプリを開発することになるきっかけにつながります。

学びながら経験し、経験から学ぶ。職業経験や地域の活動、そして子育ての経験からも人は様々なことを学びます。
若宮さんも、「学び」が楽しくてしかたないようです。

様々な学びは成長につながり、成長すれば喜びにつながります。

大学、高校の卒業を、「学びからの卒業」にしてはいけない。
与えられたカリキュラムをこなすだけの狭い意味の「学び」に留まることを卒業し、様々な経験や自らの意思で主体的に学んでいく、幅広い学びの人生を始めてほしい。

学問のすすめ」を書いた福沢諭吉は、『天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず』と言われるが、世の中には賢人・愚人(ぐじん)や貧富の差がある。これは何故だろうか?それは学ぶか学ばないかによって決まるのだ。」と言っています。

皆さんが、「生涯学びを続け、成長することで喜びを感じる人生を送ること」を願います。

参考
インタビュー:リンダ・グラットン氏 —寿命100年時代を生き抜く—(アデコ)
人生の8割くらいは「学びの期間」(372log@姫路)

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Posted by miki at 13:07Comments(0)学校

2019年02月27日

陸軍拠点の名残、姫路市立美術館

姫路市立美術館姫路市本町

レンガ造りの姫路市立美術館は、登録有形文化財に指定されています。
かつて陸軍の建物として使用されていました。

近現代史映す赤レンガ 姫路市立美術館(もっと関西)(日本経済新聞)
美術館の建物は1905年、旧陸軍がまず西館を倉庫として建造した。13年に北館が増築され、現在のL字形になった。明治から戦前まで、大坂城など大規模な城跡には軍関連の施設が置かれることが多かった。「姫路城も陸軍の一大拠点で、城内だけでなく城外にも赤レンガの軍施設がいくつも軒を連ねていました」。
姫路城も、陸軍の一大拠点だったのですね。

参考
軍都姫路の面影(372log@姫路)
軍郷・軍都と呼ばれた都市(Wikipedia)

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Posted by miki at 20:35Comments(0)文化

2019年02月25日

「世界一の大会に!」 姫路城マラソン with 高橋尚子

姫路城

レセプションから登場の高橋尚子さん。

ゲストの高橋尚子さん「世界一の大会に」姫路城マラソン24日号砲(神戸新聞NEXT)
スペシャルゲストでシドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんが「日本一、世界一の大会にしましょう」と呼び掛けた。
当日も参加者に並走。その距離20キロ!

高橋尚子さん「一番の応援団長に」最後の走者と並走 姫路城マラソン(神戸新聞NEXT)
姫路城マラソンにスペシャルゲストとして初参加。何度もランナーの手を取り、ゴールへ駆けた。
(中略)
「きょうは20キロくらい走ったでしょうか。今はできるだけ多くの人とハイタッチしたり、交流したりするのが目標」と1日6時間走り、ランナーに呼び掛ける体力を保つよう、日ごろからトレーニングを重ねているという。
なぜそこまで頑張れるのか。「現役時代、たくさんの人に応援してもらった。今は一番の応援団長になれたらと思ってます」。
ランナーと並走するためにトレーニングされてるんですね。
世界的ランナーが並走してくれるなんて、素晴らしい!

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Posted by miki at 06:41Comments(0)スポーツ

2019年02月24日

解体の始まりか? 兵庫県から「ヒョーゴスラビア連邦」へ

兵庫県記者発表資料より

兵庫は一般県の5倍は人がいるので、まとまりにくいのも当たり前です。
ここを見ると、山形~鳥取の下位13県の5倍以上の人口です。)

ヒョーゴスラビアが現実に?「兵庫五国連邦」が誕生(神戸新聞NEXT)
多様性から県のイメージがまとまりづらく、インターネット上では、多民族国家の旧ユーゴスラビアになぞらえて「ヒョーゴスラビア連邦」と呼ばれることもある。
(中略)
「祭りの時、仕事してたら怒られました」。播磨の風物詩ともいえる秋祭りの前では、仕事も不参加の理由にならない。
姫路から見ると、丹波が兵庫県だという意識が低い気がします。事実、半分は京都府だし。

ユーゴスラビアが解体したように、兵庫県の解体もついつい連想してしまいますが、それぞれのキャラを発揮すれば5倍以上のパワーになることも期待できます。

参考
兵庫県の謎。全国でも例のない強引な合併(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:00Comments(0)社会

2019年02月23日

「4択問題には必ず正解がある」は、危険な思い込み



藤原和博さんのお話を聴く機会がありました。

DMM亀山会長「自分の頭で考えて動けるのは全体の2割」
正解主義 × 情報処理力偏重による、刷り込み教育の呪縛
(ログミー)
4択問題の4択、あれは仮説なんです。その仮説を他人が与えてくれると、期待する癖がついてしまう。わかりますか?
つまり、先生が「イ・ロ・ハ・ニ」と仮説を与えてくれているわけです。本当はあの仮説さえも自分で生み出さないといけないのに、人が「イ・ロ・ハ・ニ」と与えてくれてしまうんです。怖いことに、それを当たり前だと思う癖が、実はみなさんに刷り込まれているんですよ。
さらにもう1個あるんだけれど、その4つのうちの1つにぜったい正解があると信じてしまっている。この癖がついてしまっているんです。
記事には小中学校はまだいいけど、高校が一番問題、みたいな話が出てきます。

で、思い出したんですが、高校生の息子が学校で物理が得意な友達の話をしていました。
その子は、物理の問題をつくるのが好きで、作った問題をみせてもらうらしいんですが、「これがまたいい問題なんだ」といって、息子が感心しているんです。
先生が仮説を与えるんじゃなくて、まさに「仮説を考えて遊んでいる」という風情の高校生も、日本にだっているんだよ。ってことを思いました。

たとえ同じ教科書、同じ教科内容でも、(極端な)正解主義に陥らないように少し気をつけるだけで、弊害はずいぶん緩和される気がします。

参考
キャリアの三角形は無限にある(372log@姫路)

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Posted by miki at 01:21Comments(0)学校

2019年02月21日

世界は暗闇からはじまるが、それでもやさしくうつくしい



デジタル主体の芸術家集団・チームラボ展示を、4月20日から姫路で見ることができます。

「チームラボ 世界は暗闇からはじまるが、それでもやさしくうつくしい」兵庫県・姫路市立美術館にて4月20日(土)オープン(PR TIMES)
チームラボの超主観空間論が生み出す無限の時空に浸る。そして今、ここに生きている、未知の自分に出逢う。
自己と他者、人間と自然、生物と非生物、あらゆる境界を超えて、人類の新たな視座を探求する旅に出よう。
(中略)
人々が文字に近づくと、その文字がもつ世界が表れ、世界を創っていく。そして、世界の中で互いに影響し合う。
会場となる姫路市立美術館は、世界遺産姫路城の東隣にあるレンガ造りの美術館。

参考
チームラボの展覧会が兵庫・姫路市立美術館で開催(FASHION PRESS)
【子連れおでかけ体験レポ】話題のデジタルアートミュージアム「森ビル チームラボ ボーダレス」に行ってきた!(ウーマンエキサイト)
「消耗戦ではなく、自分に意味があることをやろう」チームラボ代表・猪子氏が語るキャリア論(外資就活) - 私は、学生時代に仲間とチームラボを設立した。それは、自分にとって意味があり、ほんのちょっとでもいいから、人類や世界にとって意味があることをやりたかったからだ。この意味を積み重ねられれば、競争がない社会へたどり着き、勝手にグローバル化すると考えた。(記事より)

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Posted by miki at 21:34Comments(0)文化

2019年02月20日

県立伝統高校が、県内大学と連携

関西学院大学西宮市

兵庫県内の大学と公立高校が連携します。

創立100年超の3高校 名門復活へ4大学と連携(神戸新聞NEXT)
洲本洲本市)、八鹿養父市)、篠山鳳鳴篠山市)の県立高校3校を学力向上モデル校に指定する。神戸大や関西学院大などと連携して大学の学びを高校の授業に取り入れる「高大接続改革推進事業」に取り組む。
(中略)
県教育委員会は2019年度、県立高校の規模や配置について内部検討を始める。1学年1~3学級の小規模校の在り方や、10年以上見送ってきた統廃合の議論も始めるとみられる。
モデル校3校はいずれも県内有数の歴史ある学校。大学の力も借りて、教育内容の質的向上が期待されます。

一方で、神奈川県は高校統廃合を積極的に進めているのに、10年以上も見送ってきた兵庫県。
1校当たりの体力は落ちてきていて、できることが限られてきています。このままずるずると行けば、選択肢はさらに限られていく・・。
この記事からは、そんな兵庫県の崖っぷち感を感じました。

参考
公立高校の定員減で、専門科目の先生がいなくなる(372log@姫路)

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Posted by miki at 02:16Comments(0)学校

2019年02月19日

映画「引っ越し大名!」に追加キャスト

姫路城

星野源主演の引っ越し大名に追加キャストが決定。

星野源の主演作「引っ越し大名!」大名役は及川光博、濱田岳や松重豊も出演(映画ナタリー)
不運の大名・松平直矩役を及川が演じると明らかに。さらに春之介とともに引っ越しに奮闘する姫路藩士4名のキャストも発表された。多額の費用工面に協力し、春之介を支える勘定頭・中西監物役で濱田岳、春之介と熱い友情で結ばれる将来有望な藩士・山里一郎太役で小澤征悦が出演。春之介にプレッシャーをかける次席家老・藤原修三を西村まさ彦、春之介を引っ越し奉行に命じる国家老・本村三右衛門を松重豊が演じる。
今月、姫路城で映画「引っ越し大名」のパネル展示を行っています。

映画「引っ越し大名!」の姫路撮影秘話パネル展示をひと足早く(姫路フィルムコミッション)
<パネル展示詳細>
【展示場所】姫路城有料エリア内・「ロの渡櫓(小天守)」
【期間】2019年2月1日(金)~28日(木)
【時間】9:00~16:30(最終入城16:00 閉城17:00)
【観覧料】姫路城入城料と冬の特別公開エリア観覧料がかかります。
映画は8月30日全国公開。

参考
姫路の「引きこもり侍」は星野源。「引っ越し大名三千里」映画化(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:00Comments(0)観光

2019年02月18日

なぜ教員は「先生」なのか

姫路駅前

子供が生まれると親になります。
子供が生まれるまでは親の経験がありませんから、親としては初心者。
子供が成長することと同時に、初親も成長していく必要があります。
親になるための学校はありません。親として成長するためには実際に子供に接し、子供から「学び」を得て、自分で成長していく必要があります。

「先生」というのは、偉い人です。学校の教員は「先生」と呼ばれます。
なぜ学校の教員は偉いのか。

教員生活、38年。人間を育てる学校という場で、子供たちから学んだこと。(しあわせになる.com)
教師といっても、私は完璧な人間ではないんです。だから、勉強は教えられるけれど、あとは子供と一緒に育っていけばいいんだって。学校は、子供と一緒に自分を育てる、人間を育てる場所になっていきました。
1人、2人の子どもを育てるだけでも、さまざまなことを子供から「学び」ます。

それを毎年何人もの子供から学ぶことができる、学校の教員というのは、我々からは想像もできないほど「偉く」なるのではないかと思います。

学校の教員には、子供が好きで、謙虚に子供からさまざまな「学び」を得ることができる人、自分自身が成長する意欲のある人に是非なってほしいと思います。

参考
先に生まれただけの僕(日本テレビ)

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Posted by miki at 00:00Comments(0)学校

2019年02月17日

選挙の力

ロイヤルクラッシック姫路姫路市市之郷

姫路市長候補者の応援に来られてた高市早苗元総務大臣と平井伸治鳥取県知事。
さすが選挙の信任を得て仕事されてるだけあって、トークが抜群です。

比べると姫路市長候補はどちらも、見劣りします。選挙未経験の新人なのでしかたありませんが。

参考
「蟹はいるけど金がない」「京都大学は世界は見ても地元は見ない」(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:00Comments(2)政治

2019年02月16日

ポテトチップス 加古川かつめし味、3月4日発売

イメージ

モスバーガーに次いで、カルビーのポテトチップスも登場。

加古川かつめし味のポテチ販売へ(NHK 兵庫県のニュース)
加古川市のご当地グルメ「かつめし」の味を再現したポテトチップスが来月から関西限定で販売されることになり、14日、地元で初めて披露されました。
120円で3月4日に発売されます。

かつめしがポテチになった カルビーが3月発売(神戸新聞 ひょうご経済+)
商品名は「ポテトチップス 加古川かつめし味」。デミグラス系ソースの甘酸っぱい香りと、ビフカツのうま味を再現し、パッケージにかつめしの写真をあしらった。120円前後を想定している。
かつめし味のポテトチップスって、いけるんじゃないでしょうかね?

参考
今度はライスも。「兵庫・加古川 モスライスバーガー かつめし」(372log@姫路)
モスバーガー「兵庫・加古川 デミグラ牛カツバーガー」(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:00Comments(0)政治

2019年02月15日

ビルの屋上で風力発電

パイオニア精工兵庫県姫路市花田町加納原田

ビルの屋上に設置される室外機の排気流を、風力発電に活かす?

室外機の排気流で発電へ 姫路のメーカーが挑戦中(神戸新聞NEXT)
都市部でビルの屋上にずらりと並ぶ空調の室外機。この排気流を活用して発電する「都市型風力発電」の実用化に、精密部品メーカー、パイオニア精工(兵庫県姫路市花田町加納原田)が取り組んでいる。
室外機を電気で回していて、そこで起きた風を発電に使う。
頭がぐるぐるしそうですが、しかし、安定的に発生している風をそのまま使わないのはもったいない・・ですね。

参考
どんなサイズでもOK。コンパクト図面折り「機」(372log@姫路)

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Posted by miki at 20:47Comments(0)科学

2019年02月14日

転出超過の神戸市、転入超過の明石市


神戸市9区の転出先関西学院・林ゼミ 神戸市人口転出の要因分析)より

人口の転出超過を調べたところ、神戸市が、全国政令市でワースト1位、全国市町村でもワースト4位でした。

神戸市が政令市で転出超過ワースト 兵庫の低迷ぶり浮き彫りに(神戸新聞NEXT)
神戸市が東京23区と政令市20市の中でワーストの転出超になる
一方で、明石市は転入超過で、全国19位。とくに子供(0~14歳)の転入超過は11位でした。

播磨・明石市が子育て世代の住居地として、少なくとも神戸市西区よりも選ばれていて、全国有数の転入超過都市になっていることが見て取れます。

参考
住民基本台帳人口移動報告 2018年結果(総務省統計局)
明石だけ、人口が増える理由(372log@姫路)

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Posted by miki at 22:20Comments(2)社会

2019年02月13日

「蟹はいるけど金がない」「京都大学は世界は見ても地元は見ない」

鳥取県

先日、市長候補医師の対話集会に参加してましたが、やはり島根、鳥取の贅沢さをおっしゃってました。
鳥取・島根は1人区なのに、医科大学が2つもある(現在はどちらも医学部)。播磨のほうが人口はずっと多いのに医科大学が1つもない・・と。
もしあれば、医療の質の向上がかなり期待できるのに、とのことです。

また、鳥取県は発想も柔軟でPRもうまい。

鳥取こそ日本の表玄関だ! 平井伸治知事のコペルニクス的転回(クーリエ・ジャポン)
私どもはなにせ、蟹はいるけど金がない。
(中略)
同じ町内会で銀行マンがいる、学者がいる、弁護士がいる、学校の先生がいる、具体的な人の顔が頭に浮かぶわけですよ。バーチャルじゃなくて、顔が見えるネットワークが形成できるんですね。これがいわば田舎のいいところなんだと思うんですよ。
(中略)
「鳥取県では、企業がこんなアイディアを持ち込んで、大学はこんな協力をして商品ができました」と実例をいろいろご紹介申し上げたら、非常に驚かれるんですね。最初、なぜ驚かれたのかよくわからなかったんですけど、やっぱり鳥取と京都は違うとおっしゃるわけです。京都大学は世界は見ても地元は見ない、と。
鳥取はこんないいとこがあるよって、PRしてるんですが、こんなの姫路じゃもっと言えるわけです。
医科大学はないものの、兵庫県立大だって世界ばかりじゃなく地元も相手にしてくれるわけだし。
兵庫県のPR力はほとんどありませんが、さらに「5国の魅力」とか言ってるようじゃ、播磨のPRは5分の1以下確定です。

県知事の差ということでしょうか? ちなみに鳥取県知事は今月姫路に来られるみたいです。(参考
兵庫県は大きすぎますが、播磨単位での活動という意味では播磨連携広域協議会は、もう活動してないのでしょうか。少なくともホームページは2年以上更新されてません。

参考
少子化対策と産科医師問題(372log@姫路) - (田舎で何もないと思われているけど)人口が少ない割に医学部がある鳥取や島根の都市部のほうが、よほど恵まれていることはあまり意識されません。(ブログより)

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Posted by miki at 00:08Comments(0)政治

2019年02月11日

姫路城のほかに世界一をもう一つ

姫路みゆき通り

残念無念。堺屋太一さんがお亡くなりになりました。

造語「団塊の世代」…作家・堺屋太一さん死去(読売新聞オンライン)
団塊の世代」という言葉の生みの親として知られる作家・経済評論家で、経済企画庁(現内閣府)長官も務めた堺屋太一(さかいや・たいち、本名・池口小太郎=いけぐち・こたろう)さんが8日、多臓器不全のため死去した。83歳だった。
12年前、姫路商工会議所でお話を伺いました。

ファッション都市の作り方(372log@姫路)
地方が生き残るためには、日本一・世界一のものを持たないといけない。東京にないもの、姫路に住む誇り、プライド、楽しみになるようなもの。ハードウェアでもソフトウェアでもヒューマンウェアでもいいから、姫路城のほかにもう一つ何かを持とうというお話でした。
(中略)
100億円使って観光道路を造ることを考えたら、20億円は決して高くないと、堺屋氏はおっしゃっていました。
相変わらず100億どころか数千億使って道路をつくることは得意でも、それ以外のものにお金を回そうという発想は弱いままです。

12年経っても、姫路は堺屋さんには追い付けなかった。残念です。

参考
播磨臨海地域道路推進。課題は5600億円の建設費(372log@姫路)

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Posted by miki at 10:33Comments(0)観光

2019年02月09日

したいのに、結婚できない理由

結婚物語。ブログ

播磨高砂にある結婚相談所の婚活ブログが有名に!

婚活の核心突き大ヒット 結婚相談所の“直球”ブログ(神戸新聞NEXT)
子どもに悪影響を及ぼす「毒親」と婚活について書いた回が、有名な心理カウンセラーに紹介されたことで、一気に30万まで跳ね上がった。
これやね。文章は長いけど、一気に読んでしまいました。

親が毒親だと婚活はガチでキツイ(結婚物語。ブログ)
成婚できる人とできない人は何が違うのだろう?
と所長に聞いてみたら、一言でバッサリ切られました。
「それはね、ズバリ、親やな。」
就活でも婚活でも、親は足引っ張るよね。
それにしても、ブログの完成度高すぎ~。

参考
彗星の如く現れた結婚物語の仲人Tさん(豊田わか菜 さん)の文章能力がすごすぎる(オルカリズム)
「そんな会社聞いたこともない」のはあなただけ(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:42Comments(0)社会

2019年02月07日

2年連続。近畿で一番買って住みたい姫路

姫路駅

もはや関西の常識ですね。

住みたい街ランキング・近畿圏版(LIFUL HOME'S)
買って住みたい 1位 姫路
6位が神戸の住吉、8位は伊丹。借りて住みたい1位は三ノ宮で、5位は姫路、6位が明石

皆さん、買って住んでください。

参考
姫路がトップの謎(372log@姫路)
姫路が急上昇! 「買って住みたい街」1位、「借りて住みたい街」5位(372log@姫路)

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Posted by miki at 20:04Comments(2)社会

2019年02月06日

姫路南高が2.23倍に。特色選抜志願倍率



平成31年度兵庫県公立高等学校推薦入学等志願状況・確定(兵庫県教育委員会)

高校入試の季節。推薦、特色選抜の志願状況が確定。
今年は、姫路南姫路飾西家島姫路商業の各高校が倍率を上げてきました。

昨年と比べると、隔年で変動している学校と、毎年減らしている学校があるのが分かります。

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Posted by miki at 21:26Comments(0)学校

2019年02月05日

市長の後継?

姫路市役所

昨年9月の会見。

石見・姫路市長 「長い取り組み 次代に」 正式に引退表明 /兵庫(毎日新聞)
後継指名については「現在はその考えはない」と明言した。
はっきりと「(現在は)後継指名しない」と言ってました。5か月経って(予定通り?)後継指名。

姫路市長選 清元氏を後継指名 市長「政策方針に賛同」 /兵庫(毎日新聞)
清元秀泰氏(55)について「医療や福祉、子育て、教育の分野にさらに力を入れていく清元さんの方針に大いに賛同できた」と述べ、後継指名した。
なんで、今なんでしょうか。

「医療や福祉、子育て、教育の分野にさらに力を入れていく」って聞いても飯島候補なのか清元候補なのか区別がつかない程度の理由です。
わかるように説明してほしいです。

後継って何なの?というのが、率直な印象です。

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Posted by miki at 20:04Comments(0)政治

2019年02月04日

人生の8割くらいは「学びの期間」

全国高等学校PTA連合会

全国高等学校PTA連合会の研修会があり、林芳正前文部科学大臣の講演がありました。
そこで、人生100年時代構想会議メンバーに、83歳のゲームアプリ開発者がいらっしゃることをご紹介いただきました。
このかた、パソコンに初めて触ったのが60歳だというのです。

【若宮正子さん インタビュー】アップルが尊敬する83歳のプログラマー 〜人生は“質×量”が大事〜【前編】(ミモレ)
「初めてパソコンに触れたのは60歳の少し前くらい。きっかけは、“チャット”という機能について耳にしたことです。私はとにかくお喋りが大好きだったから、コンピューターがあれば家にいても“チャット”という文字のお喋りができる、と聞いて。それでとりあえず秋葉原に行ってみたんです」
(中略)
若宮さんは「まずやっちゃいましょうよ」と言う。
私が初めてパソコンを触ったのは20歳ぐらいでしたが、その時は通信機能もないし、チャットなんてできませんでした。
そんな時代に学生だった人でも、何年も経った今なら全く異なるアプローチができます。

「学び始めるのに遅すぎることはない」

なにせ人生100年も生きる時代です。しかもその間には、技術もめまぐるしく進歩しています。
20歳の頃に学んだことで人生乗り切るなんてことはあり得ません。

人生の少なくとも8割くらいは、「学び」の期間ではないでしょうか。
「学び」は「いつでも、どこでも、誰にでも」関わる人生の最大関心事。83歳のプログラマー若宮さんも、「学び」が楽しくてしかたないようです。

参考
85歳の勤労学生(372log@姫路)

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Posted by miki at 19:54Comments(1)学校