2008年09月17日

マイカー通勤半減へ。神鋼加古川が「エコ通勤」事業所宣言

神戸製鋼所

以前のブログで、「神戸市に匹敵するほど人が集まってきたというのなら、渋滞してどうしようもなくなるほど通勤に車を使う生活を見直すべきでしょう。神戸には満員電車でおとなしく通勤している人が多くいます。」と書いてましたが、具体的な動きがあるようです。

神鋼加古川、マイカー通勤を半減 来年3月メドに4000台に(NIKKEI NET)
神戸製鋼所加古川製鉄所(兵庫県加古川市)は関係・協力会社を含めて約8000台あるマイカー通勤の車両数を来年3月をメドに半減させる。
大手企業を中心に環境活動が活発化していて、マイカー通勤にもメスが入ってきたようです。
以前のブログの中で、播磨臨海道路を推進する人たちが道路の建設が必要な理由として、加古川バイパスなどのクルマの多さを挙げていたのですが、播磨人はマイカー通勤など気軽にクルマを使い過ぎです。それなりに人口密度が高くなってくれば、道路も混んでくるだろうし、これまでのようにクルマに依存できなくなるのは明らかでしょう。
「道が混んできたから加古川バイパスに加えて、播磨臨海道路をもう1本造りましょう」というのでは、理由になってません。神鋼加古川1社が半年間で4000台減らすことができるというのは、マイカー通勤を減らす努力を如何にこれまでやってなかったかという証左です。
各社が真剣に取り組めば、加古川バイパスの渋滞は無くなり、播磨臨海道路建設も不要。利用者が減っている死に体の公共交通も息を吹き返すでしょう。

参考
どこまでいっても満足できる道路整備などない(372log@姫路)
姫路市職員飲酒事故。再発防止にバス通勤を(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:00Comments(0)交通