2008年09月10日

SEDに進展あるか?キヤノンが米控訴審で逆転勝訴

東芝姫路工場・太子地区(播磨太子町

次世代薄型テレビの有力候補とされていたのに、特許問題もあって発売が延び延びになっているSEDテレビですが、進展があったようです。

キヤノンが逆転勝訴 テレビ用SED特許巡る米控訴審(asahi.com)
キヤノンは9日、開発中の次世代薄型テレビ用パネル「SED(表面電界ディスプレー)」の特許使用権を巡る米社との訴訟で、米社との特許使用権の契約が有効だとする逆転勝訴の判決を米連邦控訴裁判所が出したことを明らかにした。
(中略)
SEDは極めて精細な映像を映し出せる新型のパネル。特許使用権を巡っては、05年にナノ社が提訴し、米地裁がキヤノンの契約違反とする判決を出したためキヤノンが控訴していた。訴訟の影響でSEDテレビの発売時期は未定のままだ。
元々、キヤノンは東芝と組んで姫路工場・太子地区で量産をすると言っていたのに、放置状態。いくらか進展すれば、姫路の松下液晶(建設中)&有機EL(検討中)と並んで、SEDも近所で生産と、願っても無い状況になるのですが、さてどうなることやら。

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Posted by miki at 00:00Comments(4)企業