2008年10月29日

エアアジアCEO、「12年までに日本航空を追い抜く」

エアアジア

クアラルンプール-シンガポール間の航空運賃が30円(3ヶ月前予約の場合)という世界一価格の安い格安航空会社・エアアジアが、いよいよ日本に本格参入します。CEOは4年以内に日本航空を追い抜くと豪語しています。

半額以下は当たり前! 続々襲来するアジア超格安エアラインの衝撃(1) (東洋経済)
「運賃は大手より平均50~60%割り引く。日本就航記念は東京―クアラルンプールを25ドル(2500円)で飛ばしたい」と鼻息が荒い。加えて「12年までに日本航空(JAL)を追い抜く」「シンガポール航空を買収したい」と野望も大きい。
(中略)
乗客1人を1キロメートル運ぶのにかかるコストは約3円と世界で最も低い。JALとANAの11円前後に比べて、そのコスト競争力は一目瞭然だ。
半額以下は当たり前! 続々襲来するアジア超格安エアラインの衝撃(2)(東洋経済)
LCCは航空規制緩和を機に1990年代ごろから欧米で急成長してきた。今や世界中で100社以上が就航し、世界シェアは2割を超える。大手が伸び悩む一方、LCCは2ケタ成長と勢いは抜群。そして最後の有望地域が日本だ。
運航コストが安ければ、JALやANAが閉鎖しているような路線でも運航が可能。JALやANAが整理している路線もLCCの手によれば、安くてかえって便利に復活する気がします。さらに現在まだ就航していない但馬-東京便なども可能ではないでしょうか。

安いからと言う理由で、海外産の食べ物を散々輸入し、国内自給率などお構いなしの日本ですから、国内線・国際線に関わらず、安いからという理由で国内籍の航空会社がなくなっても、平気な人がほとんどではないでしょうか。

参考
日本にも、格安航空本格到来の予感(372log@姫路)

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Posted by miki at 07:24Comments(2)航空