2008年10月07日

1200m助走すれば首都圏まで飛べます

鶉野飛行場跡(播磨加西市

羽田直行便を目指している但馬空港で、ATR社ターボブロップ旅客機のデモフライトが行われました。

但馬-羽田の直行便に ブロップ機、デモフライトでPR(日本海新聞)
フランスの航空機メーカー、ATR社のターボブロップ旅客機のデモフライトが九月三十日、神戸-但馬空港間で行われた。兵庫県と但馬は、但馬空港(豊岡市岩井)からブロップ機で羽田空港への乗り入れを目指しており、デモフライトは関係者の注目を集めた。
(中略)
伊藤忠商事の西口則行担当部長は「(但馬空港の)滑走路が千二百メートルあれば離発着できる。羽田までは一時間程度、四十席でペイできる」と優位性をアピールした。
但馬空港はすでに1200mの滑走路を持っているので、滑走路を延長せずに東京への直接乗り入れが実現することになります。

これまで首都圏の空港が混雑しすぎてパンクしていたので無理でしたが、羽田の拡張、5ヵ月後に静岡空港が開港、さらに1年後茨城空港が開港すれば、混雑がやや緩和されます。こうした40席程度でもペイするような小型機をびゅんびゅん飛ばして地方空港の活性化に繋げたいところです。

播磨に眠っている鶉野(うずらの)飛行場も滑走路が1200mなので、整備すれば首都圏まで飛べそうですね。

参考
乗り継ぎ客増加の但馬空港、東京便実現へ活動活発化(372log@姫路)
橋下知事「伊丹廃止も視野」。ただし権限なし(372log@姫路) - ロンドンのビジネスマンに人気のシティ空港も滑走路約1200m。
播磨に現存する滑走路。整備が急務(372log@姫路)
提案 21 軽飛行機用の地方空港(加西市)

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Posted by miki at 00:00Comments(0)航空