2012年10月13日
山口-東京間が姫路-東京間より安い理由

新幹線で姫路-東京間を往復すると、29500円(のぞみ指定)。
ところが先月から、山口県の新岩国-東京間を往復が27000円という切符が発売になりました。
東京往復スーパー早特きっぷ(JR西日本)
新山口-東京間でも29000円と、やはり姫路-東京間より安く設定されています。
九州-東京間は従来より、飛行機優位で新幹線利用は少数派だったので除外すると、山陽新幹線で事実上姫路-東京間がもっとも高額な区間になったと言えるでしょう。
ところで、何でまた山口なのか?
【ビジネスの裏側】LCCピーチなどに真っ向勝負! JR西が割引切符を増発(MSN産経ニュース)
全日空は今年12月、米軍岩国基地の軍民共用化に伴い、羽田-岩国間で定期便を就航させる。運賃は片道約2万7千円(往復の場合)だが、早期購入では最安で8千円から設定している。山陽新幹線の各駅は、どこも空港との激しい競争関係にあります。
JR西はこれに対しても割引切符で対抗。9月から新岩国、徳山、新山口発着で東京・横浜に行く新幹線で、往復2万7千円からと通常よりも25%前後安い低価格での販売を始めた。
一方、姫路は新幹線が独占しているので、JRにしてみれば割引切符など不要。
山陽新幹線内から東京へ行くのに、もっとも高額な運賃をJRに献上する姫路。それも播磨空港建設を凍結したままにするなど、地元が選んだ道なのですからしかたありません。
参考
競争こそ利用者最大のメリット(372log@姫路)
売上4位 JR西日本のドル箱・姫路駅(372log@姫路) - 新岩国駅利用者にサービスした分は、姫路駅利用者から稼がないとJRは経営できません。競争のある地区にメリットが生まれ、競争のない地域はメリットを享受できないというのが市場の論理。
