2012年10月25日

日本仏教発祥の地と黒田官兵衛。稲作発祥の地もここ?

太陽公園・白鳥城姫路市打越

太陽公園がマイナビニュースで紹介されています。

兵庫県姫路市で手軽に世界旅行ができる? 「太陽公園」の魅力(マイナビニュース)
「石のエリア」の中でも特に目を引くのは、全長2キロもある万里の長城と、1,000体の兵馬俑(へいばよう)がズラリと並んでいる兵馬俑博物館。実際に目の前に立つと、そのサイズ感に圧倒されること間違いなし!
記事には出てきませんが、この地は西暦581年、新羅の王子が日本最古の寺院(鶏足寺)を創建したところです。

1578年に秀吉の軍師だった黒田官兵衛の焼き打ちにあい、寺院を消失したのですが、1978年に再建されました。
再建された鶏足寺は、太陽公園・石のエリア内にあります。

近所には稲作発祥の地も?

播磨のピラミッド(亀石から眺める「もうひとつの日本史」)
『峰相記』の記述は、普通の稲じゃなくて、「香稲」という種類の稲が広まった、という意味にとることもできるのですが、もともとは、稲作がここから始まった、という伝承があったと読みたがえてみます。「もうひとつの日本史」の愉しみ。
香稲というのは、原生種の稲の意で、これが全国に広まった、と。
記事にもあるように、播磨は古くから開かれた土地なので、さまざまな事柄に関して「○○発祥の地」という可能性はありますが、証明するのは難しいかもしれません。

参考
中世播磨の地誌「峯相記」研究成果の特別展 たつの(神戸新聞)
日本最古の寺院が姫路にあった?(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:00Comments(0)観光