2004年12月23日
競争こそ利用者最大のメリット
JRが発表した3月ダイヤ改正情報によると、新神戸、姫路、岡山、広島各駅の「のぞみ」強化が行われます。
1時間あたりの東京行き本数が、岡山と新神戸3本、広島2本、姫路1本となります。
また新山口と福山の本数も増やされます。
のぞみ停車駅はそれぞれ競合する空港を持っています。
[競合する空港]
広島(広島西空港、広島空港)、福山(広島空港)、岡山(岡山空港)、新神戸(伊丹空港)
昨年10月に試験的に姫路にも「のぞみ」を停車(2時間に1本)しましたが、神戸空港開港を控え、福山並に強化されるようです。
売上4位 JR西日本のドル箱・姫路駅で、「神戸空港開港を控え、現在のように2時間に1本の停車で十分と言えるか疑問です。もっと停車本数を増やさなければ、再び利用者減になるでしょう。」とけん制しておいたのが功を奏したわけでもないでしょうが。
しかし、全く神戸空港開港の影響がないとは思えません。
このように、神戸空港の効果(新神戸駅や姫路駅の利便性向上)が早くも出ています。交通利用者は、鉄道×航空機、空港×空港など、どうすれば事業者が競争状態になるかを考える必要があると思います。
空港×空港で言えば、
神戸空港開港→「伊丹空港縮小」というのは役人の発想。
神戸空港開港→「伊丹空港も負けてられない」と空港サービスがUpするのでは?と考えるのが商売人の発想。
関西3空港、大いに競争すればいいではないですか。
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Posted by miki at 21:26│Comments(0)
│交通