2006年12月22日
新潟、鹿児島便廃止。今こそ飛ばせ!アジア便

神戸空港の新潟、鹿児島便が廃止になります。
神戸―新潟・鹿児島線廃止へ 全日空、利用低迷で(asahi.com)
今年2月に開港した神戸空港(神戸市中央区)をめぐり、全日本空輸は、新潟線(往復1便)と鹿児島線(同2便)を来春以降に廃止する方針を固めた。搭乗率が3〜4割台と低迷しているのが理由とみられる。
実際、伊丹から新潟へは8便、伊丹から鹿児島へは15便も飛んでいるので、神戸空港を利用する人が少なくてもやむを得ない面があります。羽田便はスカイマークが戦略価格を設定したために人気が出ていますが、新潟も鹿児島もスカイマークが飛んでいないため、伊丹に比べてメリットが何もありません。
どうせ飛ばすなら、伊丹から飛んでいない、ソウル(仁川)や上海(浦東)、北京などに飛ばすべきでしょう。
空域が狭くて離発着の便数制限が厳しい神戸空港にとって、便数が減ることは国際化へ一歩前進です。
「関西に3つも空港が必要か?」などと言っていたのが、成田と羽田の2つしかなかった関東人のやっかみ(あるいは関西に対する牽制)で、発達したマスコミを利用して世論を誘導していたことに気づけば、関西3空港はおろか、びわ湖空港や播磨空港も早急に推進し、南紀白浜空港やコウノトリ但馬空港
を今以上に活用すべきなのは当然です。
同時に、これだけ海外へも人が動き、海外からもたくさんの人が押し寄せてきているのに、関西に一つしか国際空港が無い(正確に言えば、すでに南紀白浜空港は国際化を志向しているが)ことが、いかに馬鹿げたことか自明。
関東人もやっとそのことに気づいたのか、最近になってやんやの羽田空港国際化論争。(参考 産経新聞の社説)
関西でも都市部に国際便を飛ばすのは当然で、(過去の経緯やしがらみがある)伊丹よりも、(巨大な神戸税関のある)神戸空港のほうがずっと話は早い。いますぐでもアジア便を飛ばすべきです。
参考
神戸空港の国際化可能 二階経産相(神戸新聞)
- 「空港は震災復興の大きなシンボル。地元には国際空港化を望む声がある。もっとアピールしてほしい」と述べた。(記事より)
神戸空港国際化がTOP(ひめナビブログ) - 神戸空港の果たすべき役割を神戸市で聞いたところ、「国内線に限らず、国際線も就航させる」という答えが最多となりました。(ブログより)
神戸空港・マリンエア国際化 - 6年近く前からこんなサイトを作ってる人がいます。「神戸空港 国際化」でgoogleを検索すると、1番目に出てきます。ちなみに作者は私です。
地方空港の国際線が好調(ひめナビブログ)
