2013年11月30日

加古川で靴下がつくられた理由

てるひめちゃん(姫路・大手前公園

全国有数の靴下生産量を誇る播磨加古川市。加古川のイメージキャラクター「てるひめちゃん」の靴下ができました。

「官兵衛の妻」イメキャラ靴下登場 大河スタート控え兵庫・加古川で販売(MSN産経ニュースwest)
戦国武将、黒田官兵衛を主人公にした来年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の放映開始まで1カ月余りとなり、兵庫県靴下工業組合同県高砂市)は、官兵衛の妻で同県加古川市出身とされる光(てる)姫のイメージキャラクター「てるひめちゃん」などをあしらった靴下商品の販売に乗り出した。
それにしても、何で加古川で靴下生産が盛んになったのでしょう。

KAKOGAWA SoCKS(兵庫県靴下工業組合)
姫路藩の奨励策により「播州の三白(米、塩、木綿 )」が特産物として有名でした。織維工業の発展にともない、このうちの手織木綿を材料にしてくつ下がつくられるようになります。明治中期には煙草が官営になったため、農家が次々と副業としてくつ下を手がけるようになり、産地としての基盤ができあがりました。
江戸後期最強の知恵者・河合寸翁(すんのう)が育成した姫路木綿が、加古川靴下の基礎にあったのです。

「てるひめちゃん」の靴下は、戦国最強の知恵者・黒田官兵衛と、江戸後期最強の知恵者・河合寸翁を結びつけたことになります。
この男性用靴下(あるの?)を履くと知恵が湧き、女性用靴下を履くと美人で賢い女性になれそうな気がします。

参考
「かんべえくん」と「てるひめちゃん」(372log@姫路)
官兵衛の妻は「美人で賢く女性の鏡」(372log@姫路)
史上最強の総務部長は、姫路銘菓「玉椿」の命名者(372log@姫路) - 黒田官兵衛が戦国最強の知恵者なら、江戸後期最強の知恵者は、河合寸翁(すんのう)かもしれません。共通点はどちらも姫路城生まれ。(ブログより)

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Posted by miki at 00:00Comments(0)歴史