2010年04月11日

1日上限2000円じゃないのか

姫路城前交差点(姫路市本町

昨日、姫路城に出かけました。桜は満開、人出も満開でした。

姫路城、見納め客で大混雑 改修工事と花見の季節重なり(asahi.com)
姫路市によると、天守閣には最近、多い日で通常の倍の2万2千人が訪れる。休日は入城券を買うのに1時間半待ち。今週末も1日に2万人超の入城が予想される。
大手前公園地下駐車場に停めましたが、「鹿児島」「大宮」「沼津」「名古屋」「岐阜」「滋賀」「奈良」「京都」「大阪」「神戸」「岡山」と全国各地の車が停まっていました。

遠方から来られているのは、ETC休日1000円の影響もあるでしょうね。この制度、上限は2000円に上がるものの、現金、大型車、平日に制度が拡大されることになりました。

高速上限 普通車2000円、6月導入(YOMIURI ONLINE)
国土交通省は9日、一定の走行距離を超えた場合に料金を定額にする、新たな高速道路の上限料金制度を発表した。6月から導入し、首都高速阪神高速などを除いて普通車は2000円、軽自動車は1000円、トラックなどの中・大型車は5000円を上限とする。
(中略)
首都高速と阪神高速は、普通車で一律700円(東京線、阪神東線)などとしている定額料金制をやめ、走行距離に応じて500~900円(普通車)を課金する方式に改める。ETCを付けていない車は上限額を徴収する。実施は年末以降となる見通しだ。
これまで休日扱いの日と平日扱いの日に差があったため、休日に利用が集中していましたが、そうした集中による渋滞は避けられそうです。また、ETCを付ける意味もなくなりそうです。

残念なのは、上限が1000円から2000円に上がることもそうですが、1度ICを降りて乗り直すと、また2000円必要という1回毎の上限制が変っていないことです。
1日上限2000円で乗り降り自由ならいいのですが。

これまで同様、長距離ドライブでもできるだけICから外にでなくなり、高速道路会社関連のレストランや売店だけが繁盛するという図式が維持されることになります。

高速道路無料化のいいところは、ICからの出入りを自由にし、IC近くの地域活性化だったと思うのですが、そうした精神が全く感じられません。

今後、1回上限2000円から1日上限2000円に制度を変更してもらえるよう、大いに期待します。

参考
料金上限制は、乗り降り自由が必須(372log@姫路)
高速料金県内4体系(YOMIURI ONLINE) - 「再度料金を払うのを嫌い、高速を下りずに次のサービスエリアまで無理して走ってガス欠になるケースがある」(記事より) ← 1回上限制だと、できるだけ高速を降りないようにしてしまいます。

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Posted by miki at 00:00Comments(4)クルマ