2009年05月24日

高齢化する首都圏。今後10年で全国平均上回る42%の増加

レインボーブリッジ

5年前のブログ4年前のブログでも書いていましたが、東京圏の高齢化が猛烈に進んでいます。

高齢者人口、10年後に42%増 首都圏、通勤圏の住宅地に集中(47NEWS)
首都圏の1都7県で、65歳以上の高齢者人口が2005年の761万人から、10年後の15年には1078万人と42%増え、全国平均の増加率31%を上回ると指摘した08年度の首都圏白書を閣議に提出し、了承された。
東京の欠陥は、構造的な出生率の低さです。

人口再生産性の低い東京への若者集中が日本消滅を招く(国会等の移転ホームページ)
東京には、出生率が1.0未満と極端に低い、つまり人口の再生産性が低いという大変な欠陥があるのです。これは、極端な人口過密が子育てしにくい環境を形作っており、ワークライフバランス(仕事と生活のバランス)が崩れているからです。
(中略)
東京は通勤時間が長いためになかなか女性が働きにくく、その結果出生率も低いという状況にあります。
流行の中心や新しい文化があるかのごとき宣伝がマスメディアを中心に行われ、そんな欠陥のある東京に若者が集められてきたのですから、日本全体が少子高齢化してしまうのです。

今後10年間、東京圏は日本の高齢化を、先頭にたって推し進めていくことになります。人口の絶対数が多いだけにこれまでとは迫力が違うでしょうね。

若者が東京に引越ししなくてもよい社会をつくることが、日本にとって重要。例えば、大学進学をきっかけに東京に移り住むのを防ぐため、地方の国公私立大学を手厚くし、予算を切るなら東京の大学だけにして欲しいものです。

参考
2時間半前から並びました。プリエ姫路、昨日オープン(372log@姫路) - 世間では少子化が当たり前のように言われ、少子化担当の大臣まで置いていますが、姫路は少なくとも東京ほど少子化ではありません。年齢別人口分布図の姫路東京(世田谷)を比べると一目瞭然。(ブログより)

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Posted by miki at 00:00Comments(0)社会