2008年03月28日
日本初の産業道路「銀の馬車道」

明治中期に生野銀山(朝来市)から飾磨港(姫路市)まで鉱物を運んだ、わが国初の産業道路「銀の馬車道」が注目を集めています。
文化探訪 銀の馬車道の終着点・姫路を巡る(日経関西コンシェルジュ)
終着点の姫路市には、文明開化の明治から大正・昭和にかけて黎明(れいめい)期の日本をけん引した文化人が生まれ、公立の文化施設や個人の博物館や美術館も登場した。
日本玩具博物館、水上村・川のほとりの美術館(姫路市西中島)、歴史博物館(姫路市本町)などの文化施設を紹介。文明開化をけん引してきた姫路の歴史が良くわかります。
これにちなんだグッズや、ラッピング電車までお目見えしています。
坑道梅酒や延べ板せんべい 銀の馬車道グッズ続々(神戸新聞)
姫路市のグループは、銀の延べ板をイメージし、木槌(きづち)で割って食べるせんべいを販売。酒販店や酒造会社は、銀山の坑道内で熟成した梅酒や、銀の馬車道を歩く花嫁行列や馬車道キャラクターをラベルにした日本酒をつくった。
播但線にラッピング電車 銀の馬車道PR(神戸新聞)
二両一編成で、側面に馬車のほか、姫路城や兵庫県福崎町出身の民俗学者柳田国男の生家など沿線の名所のイラストを、正面には馬てい形のヘッドマーク風のイラストを描いた。一日平均六往復し、二〇一三年春まで運行する。「ラッピング電車が沿線をPRし、播但線の利用増にもつながれば」と同協議会。
近々、西播磨と統合される中播磨県民局最後の事業って感じなんですかね?
参考
県民局10→5局に削減。中播磨と西播磨は統合(ひめナビブログ)