2008年03月04日
姫路まで特急アーバンライナー。近鉄ブランドを浸透させたい

近鉄社長の熱い話が神戸新聞に掲載されています。
<戦略を語る> 近畿日本鉄道社長・小林哲也氏(神戸新聞)
近畿日本鉄道(大阪市)の小林哲也社長(64)は「鉄路を延ばすのは鉄道屋の使命。姫路まで(特急)アーバンライナーを走らせたい」。兵庫に近鉄ブランドを浸透させ、ホテルや不動産などの商機拡大をねらう。
(中略)
「三宮で止まらず、直通運転区間を姫路まで延ばしたい。さらに先を目指すというのは鉄道屋の使命で、お客に便利さを提供するのは義務。世界遺産を抱える姫路と奈良を行き来できるようなネットワークが理想だ」
(中略)
例えば特急を走らせても、始発の三重・賢島から終点の姫路まで乗る人は少ないだろうが、多くの都市をつなぐと人や情報が自然に動く
さすが、大阪府・奈良県・京都府・三重県・愛知県の2府3県に路線を持つ鉄道会社の発想は違いますね。無事、姫路まで特急を走らせた暁には、そのまま智頭急行に乗り入れて鳥取まで走っていきそうな勢いです。
近鉄はホテルや不動産を兵庫県内でもやりたいと考えているようです。金沢や岐阜にもあるみたいなので、都ホテルが姫路にできても不思議ではありません。
参考
伊勢志摩と姫路を豪華特急で直結。近鉄社長が意欲(ひめナビブログ)
