2008年03月06日

採用増加・姫路関連企業

東芝姫路工場・太子地区播磨太子町

姫路に関連する企業が、軒並み採用を増加する意向です。

松下電器・大坪文雄社長に聞く(YOMIURI ONLINE)
国内では技術系(新卒、中途を含む)が前年度より60人多い760人で2年連続の増加となり、事務系(同)は30人多い130人で10年ぶりに増やす。全体では90人増の890人となる。採用増は、兵庫県姫路市に液晶テレビ用パネル工場の建設を決めるなどAV(音響・映像)事業の拡大などに伴う。

09年度採用計画 好業績反映し拡大・多様化 鮮明に(FujiSankei Business i.)
新日本製鉄は、グループ全体でこの20年では最多となる1065人を採用する。
(中略)
新日鉄の全体の採用数は08年度を105人上回り、バブル時代の92年度の1030人を上回る。団塊世代の退職により、今後10年間で社員の半分が入れ替わるため、「積極的な採用が必要だ」(同社幹部)という。
(中略)
東芝は前年から700人増の2000人(大卒以外も含む)を見込む

先日携帯電話からの撤退を発表した三菱電機も増加傾向にあり、姫路にある自動車関連機器事業などが増強されると思われます。

三菱電機が携帯電話端末から撤退(MSN産経ニュース)
同社は今後、経営資源を主力の重電システムや自動車関連機器、空調機器などに集中させる方針だ。

企業誘致支援の条件に、「地元雇用を条件に」みたいなのがあるみたいですが、地元採用云々なんてケチなことを言わず、全国・世界中で人を採用し、どんどん姫路に人も家族も連れて来てもらったら、それでいいと思います。
播磨に居れば、気候も温暖で美味いものが食えて、食いっぱぐれがないからと、ずーっと播磨に居ついている人が多いみたいですが、せめて進出大企業の社員には、国内外の多様なところから来てもらって、播磨で寝て遊んで暮らして、地域とも交流してもらったらいいんじゃないか。それが大いなる田舎・播磨を活性化するんじゃないかと思います。

参考
松下新工場/地元は効果広げる努力を(神戸新聞) - 県と姫路市が合計百九十億円を支援する。松下のような世界的企業になぜ、と感じさせるが、雇用や税収、地元企業への波及効果が期待通りなら、手厚い支援策への理解につながる。(記事より)← 支援はお金じゃなくて、違う形があるだろうに・・。私には全然理解できません。
松下に補助金がいるのか(ひめナビブログ) - 松下に補助金は不要であり、「役所の手柄を演出するための補助金」の意味合いが強いのではないでしょうか。(ブログより)
ラッキーな石見市長、松下が来る!(朱色の風日記) - これといって、花形政策がなく、姫路駅高架に伴う周辺整備に、市民の注目が集まっていますが、インパクトがない。(中略)誘致による増収は30億円といわれ、一方交付税は40億円の減額となるのです。固定資産税の優遇措置等々換算して、よく考えねばなりません。それにしても、石見市長はラッキーです。(ブログより)← 姫路市長に花形の政策が無いため、いかにも姫路市が松下を誘致したかのように演出するための100億円だとしたら、市民をバカにしています。

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Posted by miki at 00:00Comments(0)企業