2013年05月04日

再びトルコに「借り」を作った日本



3年前のブログで、日本航空が救援機を飛ばすことができなかった戦時下のイランに、トルコ航空が救援機を飛ばし、日本人を助けてくれたという話を取り上げました。

今回、日本は再びトルコに助けられ、「借り」をつくることになりました。

親日トルコが猪瀬氏の謝罪受け入れ(WSJ)
2020年夏季五輪招致を目指す東京都猪瀬直樹知事がライバル都市のイスタンブール(トルコ)を批判するものとされた発言問題で、クルチ青年スポーツ相が猪瀬知事の謝罪を受け入れる考えを示した。
貿易黒字も減らし、「借り」をつくって信用も減らしていけば、日本は世界で存在できなくなってしまいます。

猪瀬直樹都知事は2020年夏五輪の東京招致を辞退、親日的なトルコのイスタンブール開催を後押しすべきだ(Yahoo!JAPAN ニュース)
トルコのイスタンブールでオリンピック開催となれば、「オリンピック史上初」のイスラム世界での開催となる。イスラム諸国の有識者、知識人、ジャーナリストの間では、「東京都が、開催地立候補を辞退して、イスタンブール・オリンピック開催を後押ししてくれれば、東京都民ばかりか、日本と日本国民に対する評価が高まる」という声が上がっている。
本来、開催競合地がトルコだとわかった時点で辞退してもいいぐらい。
オリンピック開催より大事なものがあれば、優先させるべきかもしれません。

参考
日本人を救出するために戦火の中フライトしたトルコ航空(NAVERまとめ) - 日本政府は日本航空にチャーター便の派遣を依頼したが、日本航空のパイロットと客室乗務員が組織する労働組合は、組合員の安全が保障されないことを理由にいずれもこの要請を拒絶(中略)トルコのオザル首相(のちの大統領)が特別便を飛ばす事を決断。トルコ航空では、すぐさまミーティングが開かれ、特別機への志願者を募った。なんとその場にいた全員のパイロットが手を挙げた(中略)トルコでは、救援機が日本人を優先的に乗せた事にはなんの非難も出ていなかった。(記事より)
首相、猪瀬氏発言を陳謝 五輪招致めぐり、トルコ首相に(朝日新聞デジタル)

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Posted by miki at 00:00Comments(0)政治