2011年11月15日

51万人も集客できる姫路のロケーションを考える

大手前通り姫路市駅前町

51万人の集客をどうみるか。B-1人気が頂点に達したと見るか、姫路というロケーションの潜在力と見るか・・

3年前、菓子博に行った時のブログで、「正直、内容でこれだけの人を集めているとは言いがたいでしょう。世界遺産姫路城の周辺でやっているのが人気の1つの理由と言われていますが、この場所でイベントを開催することの可能性を再認識しました。」と書いていましたが、今回は平成の大修理真っ最中。姫路城の近くだから有利というわけではありません。

昨年、厚木で開催され43万人と聞いたとき、「やはり首都圏人口4000万人近くを背景にした場所だけのことはある」と納得したのですが、2府4県の人口2000万の近畿圏にある姫路も、実は集客可能性が十分ある都市だったわけです。

大阪の人は「姫路は遠い」といいますが、用事さえつくれば来てくれるロケーションだったということですね。

B-1グランプリ in 姫路(記憶の残滓 by arkibito)
朝5:00起きで、大阪駅まで歩いていき、6:27の快速姫路行きに乗り込む。
すでに人が多かったがなんとか座れる。
快速なので停車駅が多く、そのたびにどんどん人が増える。
みんな間違いなく目的地は一緒。
8:00前に姫路駅に到着するとものすごい人、人、人。
(中略)
もう10:30とかになってくるとさらに人の数が増えて会場はカオス状態。
携帯もかなり繋がりにくくなっていて迷子になるともう最後。
全国からドンドン観光バスが到着して客を吐き出していくし、
これだけ姫路に人が押し寄せるのはあとにも先にもコレが最初で最後かも?
私も、携帯が繋がりにくくて「どうしよぉ・・・」と困りました。

姫路に40万も人が来たらどんなことが起きるだろう?と、渋滞等いろいろ想像していましたが、携帯までは予想できませんでした。

40万という数字にびびっていただけの私とは裏腹に、姫路城前の駐車場を閉鎖して第3会場を造ったり、警備にあたってくれた兵庫県警など、関係者の周到な努力には敬意を払います。

ゆかた祭りで(以前は)暴走する若者を取り締まったり、灘のけんか祭り等、危なっかしい警備をしている兵庫県警にすれば、姫路の警備は手馴れたものなのかもしれません。実際、B-1のお客さんは紳士淑女ばかりでした。

戦前は軍都として発展した姫路でもあり、警備の必要なビッグイベントの開催場所としては優れているかもしれません。
これを機にサミットG20の開催地として立候補する等、夢が広がります。

参考
日中韓首脳会議をお城に誘致?(372log@姫路)
関西の常識は世界の非常識(372log@姫路)
アジアのストラスブールを目指せ(372log@姫路)
  

Posted by miki at 00:00Comments(0)観光