2011年11月02日
直行便の切り札・ボーイング787、岡山に世界初の定期便

先月の訓練飛行を終え、ついに岡山にボーイング787が就航しました。定期便として世界初。
ボーイング787、定期便が初就航 全日空、羽田-岡山線で(SankeiBiz)
全日本空輸が世界に先駆けて導入した米ボーイングの最新鋭中型旅客機「787」が1日、羽田-岡山線で定期便として初就航した。航空業界は、中型機による直行便型(ポイントトゥポイント)と大型機と小型機を組み合わせた乗換え型(ハブ&スポーク)の2つの考えが混在しています。
ボーイング787・787の展望(Wikipedia)
ボーイング、エアバスともに、将来的な航空旅客の増加を予想している点においては共通する。しかしその対処の方法に違いが存在し、それが新型機開発コンセプトの違いに影響している。すなわち今回のボーイング787は、直行型の切り札とも言えるものですが、重要な点は、ボーイング、エアバスとも世の中の趨勢が直行型、乗換え型のどちらに行っても用意があるということです。
エアバス側は「ハブ空港間で運用する大型機を開発し、ローカルへは持ち駒豊富な自社の単通路機での乗客の振り分け」(ハブ アンド スポーク)を想定している
これに対し、
ボーイング側は「乗客は面倒な乗り換えを好まず、中型機による直近の空港への乗り入れを求めるようになる」(ポイント トゥ ポイント)とする予測を立てている
ということである。
(中略)
なお、ボーイングもエアバスも、「ハブ アンド スポーク」にも「ポイント トゥ ポイント」にも対応できるように、大型機(ボーイング747-8とエアバスA380)や中型機(ボーイング787とエアバスA350)、小型機(ボーイング737とエアバスA320)を用意している。
関西には直行型の都市型空港(伊丹、神戸)と、乗換え型のハブ空港(関西)があるのですが、世の中がどちらに行こうとどちらも対応できるように、存続維持することが何よりも重要です。
参考
明後日岡山に就航するボーイング787。技術の鍵は炭素繊維(372log@姫路)
ピント外れの羽田ハブ化論議(372log@姫路) - 貨物と旅客、供給者論理と需要者論理の観点からも論じるべき。