2016年03月31日
訪日客6000万人時代へ。伊丹を廃止しなくて助かった関西

地方空港を全開にしないといけません。
首相、訪日客数の大幅拡大を目標に 2020年4千万人、30年には6千万人(産経ニュース)
安倍晋三首相は30日、政府の観光ビジョン構想会議で、年間の訪日外国人旅行者数を、東京五輪・パラリンピックが開かれる2020年時点で4千万人、30年時点で6千万人とする新目標を表明した。関空も第二の本格ターミナルを造ります。
(中略)
新目標の実現に向け、宿泊施設不足への対応や、地方空港への航空路線就航などに政府を挙げて取り組む。
関空 本格ターミナル構想…4施設目、大手増便に対応(毎日新聞)
関西国際空港に、本格的な新旅客ターミナルを設ける構想が浮上していることが30日分かった。インバウンド(訪日外国人)が今後も長期間増え続けると、既設と建設中の計三つのターミナルでは対応しきれないためだ。これだけ航空需要が逼迫しているのに伊丹廃止なんて言ってたのを真に受けていたら、大変なことになっていました。
(中略)
当初、第4については、第2、第3と同様のLCC専用として、簡易な施設が想定されていた。だが、最近は大手航空会社の便数も増え、第1の処理能力が逼迫(ひっぱく)する可能性が高まっている。このため、第1と同様の本格ターミナルの必要性が浮上してきた。
開港後も先行き不透明だった佐賀空港は、いまや国際空港に大変身。今年5月増便も決定。
佐賀―ソウル便 5月から増便、週5往復に(佐賀新聞)
佐賀空港発着のソウル便を運航する韓国の格安航空会社(LCC)のティーウェイ航空は22日、5月中旬から週3往復を5往復に増便すると正式に佐賀県に伝えた。順調な利用実績の伸びに加え、九州への観光需要の増加を見込んだ。京都に近いびわこ空港や、播磨空港の建設凍結を、いつまで続ける気なのか疑問。
参考
たとえ冗談でも、廃港論は言いにくく・・(372log@姫路)
訪日外国人急増で、早くも容量オーバーぎみの日本(372log@姫路)
居住人口が減っても、激増する国際交流人口(372log@姫路)
後手後手の空港整備。福岡空港が混雑でピンチ(372log@姫路)
空港整備の遅れが産業発展の妨げに(372log@姫路)
日本にある、すべての蛇口を開こう(372log@姫路)

Posted by miki at 00:00│Comments(2)
│航空
この記事へのコメント
・こんばんは。LCCが認可されて以来、航空市場はいろいろと変わりましたね。規制緩和の長短所を踏まえ、更なる変化が予想されるのでしょうか。過去に遡ってみても、大阪空港騒音公害訴訟→関西国際空港開港→LCC認可→2010年代後半と、次から次へことがおこりますね。
・ところで、関西空港はもう少し北寄りに造れなかったのでしょうか。とはいえ、関西空港廃止を声高に言う人は関西/伊丹の発着回数(それぞれ16万回/14万回)を伊丹で受け入れてくれるのでしょうか。伊丹を内際/貨物の拠点にして24時間運用可能にするなら利便性が増しますが。神戸もそうですが、訴訟や反対運動起こしてから撤回するようなプロ市民は何か理由でもあるのでしょうか。
・ところで、関西空港はもう少し北寄りに造れなかったのでしょうか。とはいえ、関西空港廃止を声高に言う人は関西/伊丹の発着回数(それぞれ16万回/14万回)を伊丹で受け入れてくれるのでしょうか。伊丹を内際/貨物の拠点にして24時間運用可能にするなら利便性が増しますが。神戸もそうですが、訴訟や反対運動起こしてから撤回するようなプロ市民は何か理由でもあるのでしょうか。
Posted by DQNセルシオ at 2016年04月01日 21:38
航空機技術の変化という要因もありそうです。
伊丹の傍に住んでいるわけでないので、詳しくありませんが、
以前よりも最近の航空機は静かになったんじゃないでしょうか。
伊丹の傍に住んでいるわけでないので、詳しくありませんが、
以前よりも最近の航空機は静かになったんじゃないでしょうか。
Posted by miki
at 2016年04月01日 22:26
