2012年04月29日
空港整備の遅れが産業発展の妨げに

LCCの急成長で、空港整備の遅れが致命傷に・・
東南アジアの空港整備、需要に対し後手 LCC混雑悪化、値上げ懸念(SankeiBiz)
東南アジア地域で格安航空会社(LCC)が急成長する中、空港整備が利用者増加に追いつかず、サービス低下を招いているほか、航空産業発展の妨げになっている。日本では、将来的な伊丹廃港を唱えてきた関空の地元自治体の態度に変化が起きているそうです。
伊丹空港の役割巡り議論 新関空会社の協議会発足(日本経済新聞)
ここにきて関空に大きな変化があった。格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションの就航などで今夏ダイヤ(3~10月)の国際線便数は週862便と開港以来最高を更新する見通し。このため、関空の地元自治体の関係者からは「以前ほど伊丹の規制緩和に神経質ではなくなっている」との声も聞かれる。廃港するのはある意味いつでもできるのですが、とくに都心型の空港は、一度廃港にすれば、2度と造ることはできないと思ったほうがいい。
関西には都心周辺に3つの空港があり、滑走路が余り気味だったからこそ、東京よりも早くLCCを誘致できました。東南アジアのような政策ミスを、関西でも起こさないよう、関係者に期待します。
参考
73%が赤字空港の中国。さらに72空港の建設計画(372log@姫路)
格安航空の影響か。各地で空港拡張計画相次ぐ(372log@姫路)
空港は足りるのか。航空運賃の「価格弾力性」(372log@姫路)

Posted by miki at 00:34│Comments(0)
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