2014年09月07日
居住人口が減っても、激増する国際交流人口

日本は人口が減っていると言われますが、激増している人口があります。
アジア地域で空港建設ラッシュ、10年で350か所(AFP)
インドネシアは今後5年間で既存の237空港に加え、新たに62の空港を建設する。スカルノ・ハッタ(Soekarno-Hatta)国際空港では、13年の利用客が6000万人に達した。この数字は本来の旅客処理能力の約3倍だ。アジアの交流人口が激増していて、航空会社も頑張っていますが、それを支える空港も増強計画が目白押しです。
マレーシアでは2020年までに、年間の旅客処理能力を現在の2倍の1億人に引き上げる予定。香港も13年実績の同6000万人から、30年までに9700万人にしたい考えだ。
日本は高齢化して人口減少していますが、幸運なことにアジアの一員。国際交流人口が世界有数の伸び率です。
日本には全国に国際線を飛ばしている空港が多くあります。鎖国兵庫(伊丹・神戸・但馬)を除く岡山・米子・高松など、ほとんどの地方空港は海外と直結しています。
潜在力を生かしてこそ「地方創生」だ(日本経済新聞)
昨年、初めて訪日客が1000万人を超えたが、外国人の宿泊地の3分の2は東京から箱根、富士山、関西を結ぶ「ゴールデンルート」に集中している。日程の都合で一部の観光地に訪日客が限られてしまうのはある程度しかたありませんが、東京-関西空港間が特別素敵だと思う人ばかりではないと思います。
もっと多様な地域を訪れてもらうためには海外でのPRに力を入れると同時に、地方空港での入国審査の人員を増やすなど様々な取り組みが要る。
例えば関西空港が入口で米子や岡山が出口になると、また新たな需要を掘り起こす事ができます。
地方にも人口を増やす方法がある。人口は居住人口だけではありません。
参考
100人乗りの小型ジェットが、地方と大陸を行き来する時代(372log@姫路)
マレーシアへ5000円。格安社の本命・エアアジア12月就航(372log@姫路)
関西は未だに江戸時代(372log@姫路)
減少する定住人口、増やせ交流人口。関西も空港大整備を(372log@姫路)

Posted by miki at 13:59│Comments(0)
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