2006年11月03日

「日本は借金大国」は財務省の演出

誰がウソをついているのか―増税も改革も必要ない! 誰がウソをついているのか―増税も改革も必要ない!森永 卓郎 (2006/09)ビジネス社この商品の詳細を見る


財務省 「日本の政府債務は800兆円超。GDPの1.5倍もの債務を抱えている国は日本だけ。国を救うためには増税は避けられない。」
エコノミストM
「日本の政府は債務も多いが、金融資産も500兆円ほど持っている。だから実質の債務は300兆円。確かに金額は大きいが、欧州諸国に比べるとやや高い程度で、破綻状態ではない。」

エコミストMというのは、森永卓郎さんです。
「エコノミストが10人いれば10通りの経済予測が出る」と言われるぐらい、みんな好き勝手なことをいいます。「どうせ当たらないのが経済予測」です。

エコノミストの言うことを鵜呑みにしてはいけない。森永卓郎さんの言うことも鵜呑みにしてはいけないし、財務省の言うことも鵜呑みにできません。

一昔前は、森永さんのような庶民派経済学者がたくさんいたものです。しかし最近は、耳障りのいい庶民派経済学者は信用されず、小泉さんのように「痛みを分かちあおう」というような「損して得取れ」みたいなほうが信憑性があるように思うのでしょうね。

鵜呑み、丸呑みは無理としても、自由主義経済に対する警鐘の意味でも面白い本だと思います。
著者の言うように、ぜひとも増税なき財政再建を目指して欲しいものです。

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Posted by miki at 00:55Comments(0)政治