2006年11月14日

姫路が生んだ、色彩プロデューサー

 (本文とは関係ありません)


石油タンクに絵を描いたり、保健室をペイントしたりと、無機質な「現場」に人々の視覚に訴える色彩を提案し、快適空間に再生させる色彩プロデューサーが注目を集めています。

姫路出身の稲田恵子
さんは「色のない世界に色彩を提案する」をモットーに、13年前、石油タンクにイラストレーションを展開したのを始め、小学校の保健室内の壁をクリーム色とオレンジ色に塗り替えたり、病院や企業の会議室に大胆な色彩を提案してこられました。

色のない世界にアートを展開する色彩プロデューサー(asahi.com)
「仲間から『いいね』と言われたことは、あえてやりません。『アホか』と言われたら儲けもの。自由な発想ができなくなったら、この仕事は辞めどきだと思っていますから」

稲田さんは、短大を卒業後、専門学校で色彩を勉強されています。同じように色彩を学ばれたかたの中に、果たして石油タンクに絵を描こうと考えたかたが、いたでしょうか。「視点」という好きな言葉がありますが、石油タンクを眺めて、こんなことを考えていた人がいたのですね。

誰もが、多くの気づかないチャンスを見逃している気がします。

参考
色彩プロデューサー・稲田恵子(SOHOプロダクション広島)
言葉で表せないもの(翻訳職人日記)

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Posted by miki at 21:31Comments(0)文化