2012年07月25日
ボーイング、航空機需要予測を上方修正

播磨空港建設予定地(広報ひめじ 平成9年12月 No.826号)
世界、とりわけアジアの航空需要が急ピッチで増加しています。
米ボーイング、今後20年間の需要予想を3.4万機に上方修正(ロイター)
同社は「中国、インドなど新興国市場の強い伸びが、今後20年の需要予測引き上げの主要因」と指摘。今後20年間に旅客数は毎年5%、貨物は5.2%の増加が見込まれると予想し、世界の航空機数は2倍に増加するとみている。航空機の需要が伸びるため、空港建設が急ピッチで進んでいます。
また「格安航空会社は、旅客需要を高めており、市場全体を上回るペースで成長している」とした。
インドネシア 2022年までに45空港を建設(SankeiBiz)
17年までに24空港、18~22年に21空港と2期に分けて合計45空港を全国に建設し、航空市場拡大に対応するとしている。すでにインドネシア国内8箇所で建設が始まっています。
姫路市内にも空港計画があり、やや遅れていますがどうするのでしょう。
播磨空港計画(素案)~2000メートルの滑走路、新しいタイプの空港~(広報ひめじ 平成9年12月 No.826号)
このたび、県は、播磨空港計画に関する基礎的な調査検討がほぼ終了したのを受けて、「播磨空港基本計画素案」を取りまとめました。今月は、同計画素案の概要についてお知らせします。自民党も国土強靭化を謳うなら、もっと地方の空港整備を強調して欲しいですね。
播磨空港は、平成八年に閣議決定された第七次空港整備五箇年計画で、「近畿圏における小型航空機による種々の航空需要に対応する飛行場(播磨飛行場等)の整備について調査検討し、必要に応じてその整備を図る」との位置づけを受けました。今回の素案では、播磨空港は、JR姫路駅から北に約七キロの広嶺山付近に建設され、二千メートルの滑走路が一本。総面積は約百九十ヘクタールで、事業費は空港本体が約九百五十億円、アクセス道路などが約二百五十億円。また、開港目標は、平成二十年(二〇〇八年)ごろとしています。
必要性 ~総合交通や広域防災の拠点施設~
●陸・海・空の総合交通拠点の整備
播磨地域では、世界最大級の大型放射光施設(SPring-8)を核とする播磨科学公園都市をはじめ、多くのプロジェクトが進んでいます。そのプロジェクトの機能を最大限に発揮させる、広域交流基盤施設が播磨空港です。
また、市の都市整備目標の一つである「新しい播磨をひらく交流都市」づくりにも、陸(鉄道・高速道路)、海(姫路港)、空(播磨空港)の機能を連携した複合交通拠点の整備が必要です。
●国内外の観光客の誘致
播磨地域には、多くの歴史的、文化的な観光資源があります。その中でも、世界文化遺産・姫路城は、世界に通じる歴史・文化遺産。姫路城を中心に多くの歴史遺産や文化遺産を生活の中で息づかせ、地域のシンボルとして国内外から観光客を誘致するためにも、空港は必要不可欠です。
●広域防災拠点
阪神・淡路大震災の時に、即日に復旧した交通施設は空港でした。緊急時に空港が大いに活用された教訓を生かし、同空港には、山崎断層を抱えた播磨地域の広域防災拠点としての機能が期待できます。
環境に配慮し多様なニーズに対応
●新しいタイプの空港
播磨空港は二千メートルの滑走路を持ちます。コミューター航空機による一般旅客輸送や国内外のビジネス航空、チャーター便などの航空需要を満たす多様な航空活動に対応する、新しいタイプの空港として整備されます。
●自然環境との調和
同空港は、西播丘陵県立自然公園を含む地域に建設されます。しかし、その位置は標高二百六十メートルにあり、住居への騒音も少なく、環境庁の定める環境基準を十分にクリアします。また、工事に着手する前にも、環境への影響を最小限にとどめるために環境影響評価を行い、周辺の自然環境と調和した緑豊かな美しい空港づくりを目指します。さらに、周辺地域も含めた地域全体としての自然環境の保全にもつとめます。
●高速交通アクセスが充実
建設予定地周辺には、中国自動車道、山陽自動車道、播但連絡道路などの高速自動車道が整備されています。これは、ほかの空港には見られない、恵まれたアクセス交通体系といえます。
●都心に直結
建設予定地は、市街地の北約七キロ。都心から近距離にあり、姫路港や山陽新幹線などと直結した、国内でもっとも便利な空港の一つになります。とりわけ新幹線とは二十分で結ばれ、姫路市は広域交流を支える交通基盤に恵まれた都市になります。
●播磨科学公園都市との連携
播磨科学公園都市の中心施設である大型放射光施設(SPring-8)が供用開始され、世界レベルのさまざまな研究が行われようとしています。この施設には、世界各国から研究者が訪れます。海外から播磨空港に乗り入れた科学者は、ヘリコプターなら約十分、自動車で約三十分で同都市にアクセスが可能。まさに、播磨科学公園都市と世界を結ぶ窓口となります。
参考
空港整備の遅れが産業発展の妨げに(372log@姫路)
73%が赤字空港の中国。さらに72空港の建設計画(372log@姫路)
格安航空の影響か。各地で空港拡張計画相次ぐ(372log@姫路)
日本版ニューディール、韓国版ニューディール(372log@姫路)
日本の閉塞状況を打破する鍵は最高水準の港湾・空港の整備だ (森田実の時代を斬る) - 「官から民へ」の規制緩和一本槍の競争至上主義と緊縮財政路線では長期不況と格差拡大と失業の増大は止めることはできないことが明らかとなった。大不況、大失業の危機が全世界に広がるおそれが出てきたのだ。日本も例外ではない。一大政策転換が必要な時代が来たのである。何から始めるべきか? 防災に取り組むとともに、世界最高水準の港湾・空港を整備することだと私は思う。(記事より)

Posted by miki at 00:00│Comments(3)
│航空
この記事へのコメント
全国各地に空港ばかり作るのはどうかと思いますが、姫路に空港は造って欲しいですね。場所としては大塩沖がいいと思います。
中国、山陽、姫路バイパス、播磨臨海道路を南北に播但道が貫きその播但と接続することが可能だからです。
中国、山陽、姫路バイパス、播磨臨海道路を南北に播但道が貫きその播但と接続することが可能だからです。
Posted by 堺町 at 2012年07月25日 13:03
駅周辺の工事が終わったら次やな
大塩開発やるか空港開発するか
はたまたモノレール再開するか?
まとめて大塩に空港作ってモノレール作ったら解決やん!!
なんし大塩の空き地はもったいなすぎや
大塩開発やるか空港開発するか
はたまたモノレール再開するか?
まとめて大塩に空港作ってモノレール作ったら解決やん!!
なんし大塩の空き地はもったいなすぎや
Posted by にいと at 2012年07月25日 19:47
空域を神戸にとられてしまってますので、いまさらなんとも・・・
Posted by j at 2012年07月26日 21:33