2010年09月14日

大都市に複数空港は当然。FDAが小牧を拠点化

名古屋(小牧)空港

中部空港の開港やJAL子会社の撤退で、存続が危ぶまれた名古屋(小牧)空港ですが、業績好調のFDAが拠点空港として位置づけるようです。

「名古屋空港、第2本社に」 新興航空・FDA鈴木社長(asahi.com)
県営名古屋空港(豊山町)から全9路線を撤退させる日本航空に代わり、新興航空会社・フジドリームエアラインズ(FDA、本社・静岡県牧之原市)が福岡便を就航する方針を掲げた。同社は福岡便を手始めに、将来は複数路線を就航させる考え。FDAの鈴木与平社長にインタビューすると、名古屋空港に「第2本社」を置くなど、名古屋の拠点化を図る考えを示した。
(中略)
大都市には複数の空港があって当然だ。名古屋空港は名古屋から近く、岐阜からも利用しやすい。大名古屋で空港が一つでは、収まるわけがない。
中部空港ができて名古屋空港が忘れ去られそうになっていますが、都心に近い名古屋空港の立地は中部の比ではありません。

こうした利用者本位の自然な発想ができるのも新興航空会社の強み。頑張って欲しいですね。

参考
セカンダリー・エアポート(372log@姫路)
拡大する・フジドリームエアラインズ(372log@姫路)
日航、名古屋空港から完全撤退へ 中部も6路線廃止方針(asahi.com)
  

Posted by miki at 00:00Comments(4)航空