2008年07月29日

現金社会がやって来たヨーロッパ

ユーロ

2002年にユーロに通貨が統一されたヨーロッパで、現金の流通量が増えているそうです。

<戦略を語る>グローリー社長・西野氏 欧州の販売網強化へ(神戸新聞)
「二〇〇二年に導入されたユーロは、今やドルを抜いて流通量世界一の貨幣となった。現在のユーロ使用国は十五カ国。欧州は国ごとに異なる貨幣を使っていたためカードが普及したが、通貨統一で紙幣の流通量が増えた。貨幣処理機の開発効率も良くなった」
 「欧米金融機関の処理機は出金がメーンで、日本より十年遅れている。
ユーロ導入前にヨーロッパを訪れた時、ヨーロッパ内を行き来している現地ビジネスマンが、小銭の処理に苦労しているのを見たことがあります。紙幣は両替してくれても硬貨は両替できないので、各国の通貨ごとに保管し、その国に行ったときにできるだけ使っているとのことでした。
今やヨーロッパ内では、そういうこともなくなり、現金がずいぶん便利になったということでしょう。

欧米はカード社会、日本は現金社会と言われて、後進性みたいなものを感じていましたが、その結果、日本の現金処理機が欧米に比べて10年進んだのですね。
ヨーロッパが現金社会になってきたというのは、大いなるチャンスと言えそうです。

参考
Made in 姫路が全国シェア75%(ひめナビブログ) - レジつり銭機は、チェーンスーパーぐらいだったけど、最近では外食チェーンでも見かけることがあります。

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Posted by miki at 07:08│Comments(0)企業
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