2013年06月22日

あずきミュージアム、天空の白鷺が日本展示学会作品賞


天空の白鷺(姫路城大天守修理見学施設)

世の中にはいろいろな学会があるものです。

日本展示学会とは(日本展示学会)
日本展示学会は、1980年代に全国各地で博物館・美術館をはじめとする展示施設が次々に設立される中で、展示に対する考え方が従来の単に「陳列」するという概念から大きく変化し、展示自体が「総合的なコミュニケーション・メディア」であるという視点に立った研究の必要性から、1982年に設立されました(初代会長:梅棹忠夫、現会長:端信行)。
初代会長の梅棹忠夫氏は、「知的生産の技術」などの著書がありますが、「第三の波」の著者アルビン・トフラーに先行して情報化社会のグランドフレームを提示されたかたでもあります。

日本展示学会第4期学会賞(日本展示学会)
〇作品賞 11点(開館、公開順)
国立民族学博物館 本館展示新構築「アフリカ」「西アジア」(2009年)
金沢21世紀美術館 開館5周年記念展「愛についての100の物語」(2009年)
あずきミュージアム(2009年)
伊丹市昆虫館企画展「ごきぶり」(2010年)
さいたま市大宮盆栽美術館(2010年)
・国立民族学博館 特別展「ウメサオタダオ展」[特別賞](2011年)
名古屋市科学館 理工館・天文館(2011年)
・姫路城大天守修理見学施設 天空の白鷺(2011年)
ふくしま海洋科学館 震災からの復興(2011年)
安藤百福発明記念館(2011年)
東洋文庫ミュージアム(2011年)
第4回の作品賞は、2009年~2012年に完成・公開された展示作品。文化施設、商業施設、博覧会、見本市、サイン、まちづくり、イベントなど広い意味で「展示」と考えられる行為が対象です。

姫路市にある、あずきミュージアムと天空の白鷺が同時入賞となりました。
11点のうち2点と、姫路比率が高いですね。

「軍師官兵衛」ドラマ館の開設を進める、ひめじ官兵衛プロジェクト推進協議会も、次回の作品賞を狙っていることでしょう。(たぶん)

参考
「天空の白鷺」が第4回日本展示学会賞(作品賞)を受賞しました(姫路市)
「あずきさん」が1位(372log@姫路)
姫路市が“逆転の発想”で金賞受賞。産業観光まちづくり大賞(372log@姫路)
NHK大河「軍師官兵衛」 ドラマ館外観イメージを発表 姫路市(神戸新聞NEXT)

← 1日1回クリックして頂けるとRankが上がります


同じカテゴリー(文化)の記事
 批判と批評は決定的に違う (2022-02-05 12:45)
 探求型漫才 (2019-12-26 00:48)
 姫路城は、観光名所の前に「歴史遺産」 (2019-07-07 11:54)
 過去最多にもほどがある (2019-06-19 23:57)
 土橋章宏さんの講演会 (2019-06-16 00:00)
 チームラボの作品展、今日から (2019-04-20 08:57)

Posted by miki at 00:00│Comments(0)文化
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。