2012年10月03日

「あずきさん」が1位

キャラクター紹介(あずきミュージアム)

姫路・あずきミュージアムのキャラクターが、「インターネットミュージアム」のキャラクター投票で1位に輝きました。

姫路のミュージアムキャラ「あずきさん」に栄冠(神戸新聞)
「ミュージアム・キャラクター・アワード」と題した投票は、毎年、事務局の選出や立候補で約40のキャラクターを選び、ネット上で投票する。今年は51のキャラクターが参加。
(中略)
「あずきさん」はあずきミュージアム内の案内板に登場する女の子で、投票総数1万6302票のうち2674票を獲得した。
あずきミュージアムは、3年前姫路にオープンした、世界唯一・あずき専門の博物館。

改めて開設当時の記事を見ると、あずきミュージアムへの思い入れがひしひしと伝わってきます。

姫路に世界初「あずきミュージアム」-御座候、12億円かけ完成(姫路経済新聞)
同館は、「あずきのオンリーワン企業」を目指す同社があずき文化の伝統を継承、発展させることを目的に全国各地であずき文化の調査を行い、構想から20年かけて開設した。同社山田実社長は「館内の構想企画は大学の教授をはじめ、あずきの研究者など14人の企画チームで『どういうテーマで、どういう順番で配置するか』を丸3年かけて考えた」と振り返る。
(中略)
総工費に12億円を投じた同社。山田社長は、「日本では小豆は特別なもので、小豆一粒からいろいろなものが見えてくる。『小豆にこんな側面があったのか』と一つでも何かを発見してもらい、小豆への理解を深めてもらえれば」とし、「あずきミュージアムはこれが完成ではない。これからさらに研究を続け、10年かけて一人前にし、館を運営する次世代を育てながら30年かけて本物にする」と長期スパンで構想を描く。
その結果なのかどうなのか、入場料は1200円と決して安くはありません。

「あずきミュージアム」のプライド(管理人で御座候)
企業が運営する博物館と言えば、広報活動の一環ということから、多くが無料であり、入場料をとるにしても、2,300円程度が普通である。ところが、この「あずきミュージアム」は、入場料が何と1200円である。サントリーの「山崎ウイスキー館」など、無料の上に、試飲までさせてくれるというのに、「あずきミュージアム」は、1200円なのである。
(中略)
さらに驚くことに、この「あずきミュージアム」、「年間パスポート」を2500円で販売しているのである。思わず、USJディズニーランドかと言いたくなるほどの自信である。
ものすごい自信を感じるのですが、実際に行った人の記事はないのでしょうか。

「あずきミュージアム」に行ってきた(YAMAMOTO kouheiの過言雑言)
あずきは稲と並んで、アジアの人々には欠かせない穀物だったそうで、そのルーツから今日の様子まで、ちょっとびっくりするような映像と展示で見せてくれる。う~ん、これだけの展示を失礼ながら回転焼の会社がやるとは、なんともあずきに入れ込んだものだと感心しました。入場料がちょっと高い(大人1200円、ちなみに世界遺産の姫路城は大人600円だ)ので、来館者はあまりいなかったが、「それだけの値打ちはあるだろう、どうだ」といわんばかりの料金設定には脱帽しました。なるほど、内容はともなっています。庭園がまたすばらしい。
内容は素晴らしいらしい。

こういう素晴らしいけど、二の足を踏む価格設定のミュージアムは、忘年会の景品にでもすればいい。
1等が年間パスポートのペアチケットとか。

ちなみに御座候工場見学のほうは無料です。

参考
御座候本社に行く(2) あずきミュージアム 姫路(だりあのだいありー)
あずきミュージアム、6月1日オープン(372log@姫路)
文化大国日本。小豆大国姫路(372log@姫路)
回転焼き(今川焼き)のアンは、姫路製(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:00│Comments(0)文化
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