2013年01月08日

選挙後に、公約内容についてもめる自民執行部

「一致団結して突破する」自民党

「2020年までに指導的地位に女性が占める割合を30%以上にする」との政権公約を掲げた自民党
政権与党になって、公約をどんどん実行・・かと思ったら。
党執行部に女性を起用したのはいいけれど、選挙後、日も経たないのに公約そのものについてもめているってどういうこと?

女性の社会進出をめぐり論争 高市、野田両氏(産経ニュース)
高市氏は「数値目標には慎重な立場だ」と明言し、「機会が平等にある状況をつくるのが理想だ。女性にげたを履かせて結果平等をつくるのは過渡的な施策であるべきだ」と述べた。
これに対し野田氏は「強制的に(女性)枠をつくらないと女性が活躍する場所が生まれない。ちょっと高市さんともめるかもしれないが、数値目標は大切だと思う」などと反論した。
さすがに既に政権公約に書いてしまっているだけに、高市政調会長はいろいろ前置きを言ってましたが、「(女性登用のメリットを感じない企業も含めた)すべての企業が法的に縛られるようなことがあってはならない」とおっしゃっていました。
(縛るのが嫌いな)新自由主義傾向の高市政調会長と、かつて郵政民営化に反対した野田総務会長は、考えかたのベースが違うということでしょう。

民主党であれ自民党であれ)以前は政党の密室でやりあっていた内容がテレビで生中継される時代になりました。
政治がオープンになり、かつて多くの国民が熱望していた情報公開が(ほぼ)実現しました。

その結果、どの政党であれ、良いところも悪いところも見えてしまいます。
安倍政権はまだハネムーン期間だから事なきを得るかもしれませんが、これが麻生政権末期だったら、大いに叩かれていたかもしれません。

参考
指導的地位に女性が占める割合を30%以上(372log@姫路) - 自民党の数ある政権公約の中でも数少ない数値目標付の公約なんですが、政調会長がこうもやる気がないとは。
高市氏VS野田氏、女の戦い勃発 「女性の社会進出」めぐり(zakzak) - 安倍晋三政権を支える自民党執行部内で“女の戦い”が勃発した。(中略)うまくやれるのか!?(記事より) ← せっかく党の執行部に女性を複数起用したのに、複数になると「女の戦い」が増えるみたいな、マイナスイメージにならないことを祈ります。

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Posted by miki at 00:00│Comments(0)政治
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