2009年12月17日

乗り換え便利な関空。羽田発の経由運賃も登場

 タイ国際航空

大阪都心部から遠くて不便と言われがちな関西空港。同時に、24時間離発着可能な2本の滑走路を持つ空港として、国際ハブ空港への期待もされています。
ハブ空港と言っても、いろんな意味で使われますが、乗り継ぎ空港という意味では都心から離れていることは致命的ではありません。(近かったら乗換えついでに立ち寄れるメリットはありますが)

タイ国際航空、羽田発関空経由運賃を設定-関東の深夜需要に期待(トラベルビジョン)
タイ国際航空(TG)は12月5日、羽田発関空経由のバンコク行きとマニラ行きの運賃の販売を開始した。これは、全日空(NH)とのコードシェアにより、国内線の羽田/関空間の往復運賃を組み込んで設定するもの。国内線を組み込んだ運賃設定はこれまでも地方発の需要取り込みを目的に実施してきたが、羽田発を設定したのは初めて。深夜便のない関東圏の需要を見込む。
例えば、横浜方面から成田に行くのは不便ですが、羽田なら便利。関空経由でバンコクやマニラに出かける人のために、お得な運賃を設定しようというものです。

この羽田-関空ルートは、ずっと以前から関空会社などがPRしているもので、周辺の人口集積が最も大きい羽田と、海外を中継するハブ(乗換)機能を関空が果たすものです。こだわりあるオタクの側面をもつ森永卓郎氏も、関空の乗換機能は評価されています。こういうことは関西に住んでるとわかりにくいですね。

参考
TG前売 羽田発運賃(タイ国際航空)
羽田-関空ルート(372log@姫路) - 関西に空港は3つも不要とか、過剰とかいう人はいますが、関西空港はもともと国際ハブ空港を目指していたからわざわざ海上に24時間空港を造ったはず。国際ハブ空港というのは別に関西の需要を満たすためだけにあるわけではなく、他地域の需要にも応えるはずなわけで、例えば横浜から海外に行く需要が増えたら、増加するはずです。(ブログより)
関空会社を破綻させ、関空を国際ハブ空港に!(372log@姫路) - 森永卓郎氏が関空を国際ハブ空港に!と主張。

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Posted by miki at 01:00│Comments(2)航空
この記事へのコメント
羽田が本格的に国際線を就航させようという時に、海外に行くのにわざわざ関空を経由する必要はありません。
Posted by かにうさぎ at 2009年12月17日 10:41
かにうさぎさん

コメントありがとうございます。
航空会社の論理、利用者の論理。さまざまですから。
Posted by mikimiki at 2009年12月17日 23:09
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