2010年06月25日

デマンドタクシーの可能性

(タクシーによく使われる)トヨタ・コンフォート

相生でデマンドタクシーが運行されています。

デマンドタクシー―相生市・相生神姫タクシーが運行を開始(自動車新聞社)
相生神姫タクシー(今井敏之社長・兵庫県相生市)は5月から相生市の委託を受けてバス停から半径300メートル以上離れている住民の自宅(約290世帯)などから停留所までタクシー送迎するデマンドタクシーの運行を5月から開始した。
1人1回の利用で100円で相生市が今年度の10月末まで試験運行に取り組む。
定時運行タイプのコミュニティバスより経費がかからない上、利便性も高いと見られています。

自宅からバス停までタクシー送迎 相生で試験実施(神戸新聞)
低運賃で利用できる「コミュニティーバス」も候補に挙がったが、通常の路線バスと比べると、乗降のための停止回数が多く、目的地までにかかる時間が長い▽1台約1千万円と導入に多額の経費が必要‐などの問題点が指摘され、「導入のメリットが少ない」と結論付けた。
デマンドバス・デマンドタクシーの魅力(ふくしま自治研修センター)
高齢社会の進展、低炭素社会との共生、コンパクトシティ化など、大きな時代変化のなかで、生活交通手段としてのコミュニティバスやデマンドバス・デマンドタクシーが注目されている。
(中略)
近年、そんな地方における生活交通分野で救世主のように注目されているのが、デマンドバスやデマンドタクシーである。導入している各地のケースにより多少のバリエーションがあるが、基本パターンは事前に登録した利用者からの予約電話を受けて、時刻表に基づいて出発したバス(あるいはタクシー)が自宅や付近の停留所まで迎えに行き、利用者を巡回しながら相乗りして目的地まで運ぶという運行システムである。
(中略)
とりわけ日中には乗客が少ないことから「空気を運んでいる」と揶揄される路線バスに比べて、デマンドバス・タクシーの長所は、原則として予約制をとっていることから、乗客がない場合には運行を休止することができたり、停留所の場所にこだわらずに利用者を自宅まで迎えに行くドアツードアで対応していることから、停留所まで歩く手間が省けることなどがある。便利でありながら運行経費が安いというメリットが特長である。
デマンドタクシーの欠点は、GPSを取り入れたり、とかくシステムが高額になることだそうですが、田舎ではそこまでやらなくても簡便なシステムで運用可能との声もあるみたい。

ともかく、相生でコミュニティタクシーの認知度を上げて、大いに活用したいですね。

参考
家島内初の公共交通機関。コミュニティバスで行こう(372log@姫路)

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Posted by miki at 07:24Comments(0)交通