2018年02月27日
全国有数の医療過疎地・西播磨

(中播磨を除く)西播磨の医師数は、全国平均の3分の2。
注目・県予算(5)医療 県立病院再整備に見通し(神戸新聞NEXT)
国の医師不足対策を受け、県内の医療機関で働く医師は16年12月時点で約1万4千人と、10年前より約2千人増加。だが、人口10万人当たりの数を2次医療圏域別でみると、全国平均(240・1人)を上回るのは県内10圏域中、神戸(304・0人)、阪神南(282・3人)のみ。4圏域が200人を下回り、最少の西播磨は159・3人と神戸の約半数にとどまる。巨大な人口を抱える広大な県なのに、長年にわたって阪神間にしか医学部がなかった偏在が原因。
兵庫県医師会 新会長インタビュー 「県民のみなさまのために日本の医療を守りたい」(月刊神戸っ子)
医師の偏在傾向も強く、住民あたりの医師数も、神戸と阪神南部以外は全国レベルより2~3割も少ないのです。今まで姫路の医療を見てきましたが、そこから考えると、どこでもちょっとしたきっかけで医療崩壊が起こり得ると思います。まずは医師や医療関係者を確保して、崩壊しないような基盤づくりが大切です。他にもさまざまな課題はありますが、医師偏在問題は兵庫のメインテーマの1つだと思います。
参考
医者の卵が姫路から逃げていく残念な事実(372log@姫路)
医者も「ふなっしー」もいない姫路(372log@姫路)

Posted by miki at 19:41│Comments(0)
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