2013年06月30日
富士山登録も追い風? 日本初の世界遺産・姫路城に注目

富士山の世界遺産登録で、世界遺産に注目が集まる中、日本で初めて世界遺産に登録された姫路城にも注目が集まっています。
注)1993年12月に世界遺産に登録されたのは、姫路城のほか、法隆寺地域の仏教建造物、屋久島、白神山地があります。
Hanako TRAVEL 特別編 名城と美酒・美食の姫路紀行
日本初の世界遺産「姫路城」と姫路の美食&美酒を訪ねて(dacapo)
富士山の世界文化遺産への登録が決まり、日本中が盛り上がる中、来年2014年に向けてじわじわと盛り上がりを見せているのが、1993年に日本初の「世界文化遺産」登録を果たした「姫路城」。このタイミングで、来年のNHK大河が姫路城生まれといわれる黒田官兵衛ですから、盛り上がらないわけがありません。
先々月には播磨産ぶどうを使って醸造した「官兵衛ワイン」も登場。つくったのは、神戸市の外郭団体・神戸みのりの公社。
播磨とは
「播磨(はりま)」という場合、兵庫県に統合されるまでの飾磨県があった旧播磨国の地域を指す場合と、西播磨・中播磨・東播磨・北播磨の4つの県民局を合わせた地域を指す場合があります。神戸市西区平野町には、ワイン用のぶどう畑があり、このぶどうを用いて製造したワインを「神戸ワイン」として出荷しています。
神戸市の垂水区、西区、北区淡河町は、昭和16年・22年に神戸市に編入されるまで、播磨の明石郡に属していました。
神戸市西区は、旧播磨国に属していたことから、「播磨国ぶどう使用」と明記し、播磨国つながりで「官兵衛ワイン」として売り出された模様です。
(かつて「株式会社神戸市」と言われた)神戸市が、「播磨」ブランドを使って商売を始めたってことでしょうか。
平清盛で大河効果を体感したからか、「播磨」ブランドの価値が上がったからなのか?
このワイン、姫路市内のスーパー・ボンマルシェで、普通に売っていました。
参考
播磨国(はりまのくに)ぶどうを使用した「官兵衛ワイン」を4月5日に新発売します!(神戸市) - 黒田官兵衛が活躍した戦国時代から江戸時代、現在の神戸ワイナリーと神戸ワインのぶどう畑がある神戸市西区は播磨国の一部であったことから「播磨国ぶどう使用」と表記させていただきました。(記事より)
昨年 神戸の観光客 過去最高3282万人(MSN産経ニュース) - 神戸市は平成24年に市内を訪れた観光客が東日本大震災のあった前年と比べ6%増の3282万人となり、昭和52年の統計開始以来で過去最高を記録したと発表した。昨年のNHK大河ドラマ「平清盛」の放送に合わせた観光キャンペーンの開催などが背景にあるという。(記事より)

Posted by miki at 00:00│Comments(0)
│観光