2019年10月05日

回転をやめたら課題が解決し、売上2割アップ


姫路にもある「魚べい」というお寿司屋さん。
回転寿司発祥のチェーン店でしたが、回っているお寿司を取らずに注文されるお客が増えてきました。

「回転しない寿司」路線から6年 元気寿司が思い知った“意外な効果”(IT media)
回転レーンの上をすしがぐるぐると回っている一方で、自分の好きなものを注文して食べるお客がどんどん増えていったことがデータから明らかになっていた。
できたてを食べたほうが美味しいといういうことで、注文率が8割を超えたので、回転そのものを止めてしまったそうです。

そしたら、いいことだらけ。
1 回転寿司は、開店時までに(回転)レーンに流す寿司を
  準備しておく必要があったが、すべて注文に切り替える
  ことで、その必要がなくなった。
2 回転寿司は、お客さんが自由にとるため、会計時に皿の
  数を数える際にミスやトラブルがあり手間や無駄が
  かかっていたが、(お客さん自身の)タブレット操作による
  注文に切り替えたので、トラブルがなくなった。
3 できたてを提供できるため、(満足度が上がり)売り上げ
  が2割アップした。
回転しなくてもローコストに提供できる技術が整ったという背景はありましたが、何よりお客さんが期待する変化に気づいて、方式を変更してみた。
そしたら、思っていた以上にいいことが出てきて・・

変化に気づくこと、対応を考えること、チャレンジすること。
どれも大事だけど、変化に気づいて行動することが大事やなと感じました。
ボーっと生きてんじゃねぇよ」というやつですね。

参考
回転寿司の弱点はまさかの「回ること」だった! 「回転しない寿司」を始めた5大回転寿司チェーンの元気寿司を君は知っているか(ねとらぼ) - 試験的にやってみたら我々が思う以上にお客さんからの評判がよかったんです。(中略)オールオーダー制になったことで廃棄による損失は約1億円分削減できました。(記事より)
魚べいイオンタウン姫路店
魚べい姫路広畑店

← 1日1回クリックして頂けるとRankが上がります  

Posted by miki at 12:49Comments(1)企業