2018年09月26日

考えるだけなら

伊丹空港

伊丹廃港はなくなりました。

もし僕が伊丹廃港を叫ばなかったら - 9月7日のツイート(BLOGOS)
僕は知事当時伊丹空港の廃港を主張したけど、そのことによって国から無視されていた関空問題が国政課題になった。
(中略)
もし僕が伊丹廃港を叫ばなかったら、関空はボロボロの状態で、その上今回の浸水。2008年当時の伊丹と関空の状況を改善するのに、僕がやったやり方以外の方法で国政課題に上げて案をまとめるやり方があったなら、具体的に提案してくれ。
元政治家の橋下氏が伊丹廃港を主張していたのは、あくまで政治手法で本気ではなかったという意味の発言をされています。

伊丹廃港案を真に受けていた人には残念ですが、普通に考えれば伊丹廃港なんてありえません。

物事を考えるとき、極端に考えることによって見えてくるものがあります。
思考の中では人を殺すことさえ(法律上は)許されます。殺意があっても実行しなければ罪にはなりません。

問題なのは、考えたことを実行してしまうことです。
極端に考えてみることには意味がある。実行さえしなければ。

「○○を廃止する」と考えるのは、考えをまとめる上で有効です。
でも、そのまま簡単に実行しないで欲しい。真に受けないで欲しい。
よく考えて欲しい。

と思うことがあります。

参考
「廃止」はスカッとするかもしれない(372log@姫路)
廃城令でも、姫路城が取り壊されなかった理由(372log@姫路) - 「なぜあの時姫路城を壊さなかったんだ」という人は、現在ほとんどいないでしょう。(ブログより)
橋下知事「伊丹廃止も視野」。ただし権限なし(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:00Comments(2)政治