2017年12月05日
日本の大学はもっともっとチャレンジしなければいけない

移住に熱心な大分県別府市に、1人の紳士が今月移住します。
職業は大学の学長。何と、公募で決まりました。
もう別府に家を借りた出口治明氏が語る(日経ビジネス)
日本の最高峰の大学でも、世界ランキングでは数十位です。APUに限らず、日本の大学はもっともっとチャレンジしなければいけない。GDPで世界三位の経済大国なのに、G7のメンバーなのに、ランキング上位に入る大学がほとんどない。そのことに、悔しいとか、恥ずかしいとか思わないのか、という気持ちがあります。これまでは京都の立命館が学長を決めていたそうですが、もう自分らで決めていいでしょうということで、初めて独自に決めたそうです。
(中略)
どこの大学でこんな開かれた公募ができるでしょうか。グローバル基準で、秋入学も受け入れています。そういう最先端の部分を持っている大学なので、やはりAPUがフロントランナーとして、もっともっと世界における地位を上げることが、日本全体の大学の刺激にもなるし、地位の向上にもきっと役に立つに違いない。
都(みやこ)の意向より、自分たちの意向。すでに17年の歴史があり、軌道に乗ってきた感があります。
卒業生を含めた世界90か国の「濃い」ネットワークは、都のローカル大学を一蹴する勢いですね。「カンカンドーリツ」とか、どうでもええやろって気がします。
参考
大学倶楽部・立命館アジア太平洋大 「全力で大学経営に専念」 次期学長・出口氏抱負を語る(毎日新聞)
大分県別府の山の中に国際大学を創った理由(372log@姫路)
近大が問う「大学界の常識」(372log@姫路) - 関関同立(関西大、関西学院大、同志社大、立命館大)とか、産近甲龍(京都産業大、近畿大、甲南大、龍谷大)などと、大学をグルーピングする言いかたが受験生に影響を与えている。近畿大学は、そんなのおかしいやろ、もうやめようぜという主張です。(ブログより)
