2016年12月28日

公共交通機関無料化

パリ市

JR西日本と姫路市が覚書を交わしました。

姫路-英賀保間に新駅 JR西と姫路市が覚書(神戸新聞NEXT)
JR西日本と兵庫県姫路市は28日までに、山陽線姫路英賀保(あがほ)間に新駅を設置することで合意し、覚書を交わした。
(中略)
事業費は、同市が3分の2、JR西が3分の1を負担する方針。
かつて手柄山まで自力でモノレールを敷設した姫路市。
今回は駅設置の費用を3分の2負担することで実現できます。

最初からこれでええやろ、というツッコミはさて置いて・・

税金使って駅の設置って・・て思う人は姫路にも多いと思います。クルマあるやんって。
でも道路にも巨額の税金が投入されてきました。
それ考えると、公共交通機関を整備するほうが割安になることもあります。

とくに都会では、渋滞が発生したり駐車場の確保が難しくなるので。
手柄山周辺も駐車場は日によってかなりシビアな状況になってきています。
そのうち、料金値上げもあるかもしれません。今は1日1回200円ですが。

そもそも自家用車は効率が悪くてエコじゃないし、大気も汚染する。
中国だけじゃなく、パリでも問題になっていて、パリ市は税金はたいて公共交通機関の無料化を実施しました。

パリ、大気汚染深刻化で車に使用規制 公共交通機関は無料に(CNN.co.jp)
フランス・パリ市当局はこのほど、大気汚染が悪化して危険水準となったことを受け、車の使用規制に乗り出すとともに市内の地下鉄やバスを無料で乗車できるようにした。
公共交通機関が無料で利用できる期間は6日~9日。車はナンバープレートが偶数か奇数かによって、市内を走行できる曜日が割り当てられた。違反すれば罰金を取られることもある。
一時的な施策とは言え、公共交通機関を税金で優遇するのは当たり前という感覚があることは知るべき。

参考
英賀保-姫路間 JR新駅。JR西日本と姫路市が設置合意(372log@姫路)
公共交通を民間に任せ切った国は日本だけ(372log@姫路)

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Posted by miki at 20:41Comments(3)交通