2016年09月24日
卓球のできない福原愛なら、注目されない

福原愛さんの中国語、素晴らしいですね。
福原愛 中国語の訛り東北弁で結婚会見!台湾バカ受けの理由!(美人になりたい!をご一緒に)
会見は全て中国語で行われたが、福原は「妻になるのは初めてなので、至らないところも多いと思うが、少しずつ学んでいきたい」と流ちょうに話した。福原愛さんの中国語は、(中国)東北弁訛りがあり、それが逆に愛らしいと中国人の心を鷲掴みにしています。
反日国家の側面を持つ中国でも、愛ちゃんは別格なのか大人気。中国語に堪能なのが、大きく貢献しています。
福原愛 夫の言葉で東京五輪目指す決意「どんな選択も応援してくれると…」(スポニチ Sponichi Annex 卓球)
活動拠点については「24年間やってきて卓球の軸はできている。夫婦の軸、地盤を固めてから、卓球に戻りたい。彼がヨーロッパリーグに参戦しているが、そこにも行ったりしたりして決めていきたい」と話した。中国語にも堪能で、旦那は台湾人の国際結婚と、グローバル社会の象徴のようなニュースです。
グローバル社会を生き抜くのに語学の力は絶大!
と言いたいところですが、ちょっと待って。
決して忘れていけないのは、福原愛さんが世界に通用する卓球の実力を持っているということ。
中国語が堪能で台湾人と結婚する日本人なんていくらでもいます。
でも、わざわざ注目されたりしません。
福原愛さんは、小学校2年生の時についた中国人トレーナーが、中国語で指導してから中国語を覚えていきました。
卓球先進国の中国で使われる中国語には、卓球で使う微妙な変化球の表現が含まれているようで、愛ちゃんも「すごい」と思うことがあったようです。(日本語にはない表現だとか)
中国人トレーナーは、日本語もできたのですが、将来中国のチームで鍛える時のことを考えて、中国語で指導したそうです。
(中国)東北訛りなのは、トレーナーの影響です。
福原愛さんは、世界レベルの卓球を行うために、結果として中国語をマスター。
その効果もあって、中国でも人気となりました。
別に、中国語が堪能だから人気になったわけではありません。
福原愛さんの勝負どころは、あくまで卓球。中国語ではありません。
語学はコミュニケーションツール。手段です。
語学自体が何かを生み出すわけではありません。世界に通用する価値を持っている人にとって、補完することはあるけど、主役にはなりにくい。
中国語ができても卓球ができなければ、中国に行っても支持されない。
同様に、
英語力を磨いて、それで世界に出て行っても戦えない。
福原愛さんが持っている世界に通用する(卓球の)実力に相当する何かが必要。
グローバル時代に必要な力は、英語じゃなくて、世界に通用する価値。
参考
生きるために必要な英語力(372log@姫路)
グローバル時代にこそ、光り輝く日本人の英語(372log@姫路)
「1000語でなんとかなる。それは難しいことではない」(372log@姫路)
日中韓の間で話す言葉(372log@姫路)

Posted by miki at 00:00│Comments(0)
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