2013年11月21日

精米歩合9%。奇跡の日本酒



姫路・広畑にある田中酒造場は、江戸末期から戦前まで行われていた「石掛式 天秤搾り」という500kgの石の重みだけで搾っていく製法で酒造りを行っています。(2000年に復活)
一般には非公開のこの製法を、間近で見学できるツアーが、来月開催されます。

日本酒のふるさと「はりま」を訪ねる旅 1泊2日(モニターツアー)(JTB)
新酒のしぼり
日本でココだけ、田中酒造場にて約500kgの石の重みだけで搾っていく、一般には公開されていない「石掛式天秤搾り」を、今回のツアーでは特別に目の前でご覧いただけます。
また、田中酒造場の大吟醸酒「亀の甲 寿亀」は、精米歩合9%。精米歩合が低いほど洗練された味わいと言われ、9%というのは、とてつもなく贅沢なお酒です。

醸造元 田中酒造場(ニコパ ポータル)
独立行政法人酒類総合研究所などによると、一般的に精米歩合が低いほどより洗練された味わいになるとされる。精米歩合9%、そう、米の91%を削ってしまったという贅沢きわまりない米で造られる究極の大吟醸酒は「亀の甲 寿亀」は年に数百本しか造れない最高級の純米大吟醸。常識を超えた日本一精米歩合の高い酒といえる。
技術力も半端ではないと思いますが、そもそもそこまで究極のお酒を造ってしまう根性というか精神力というか・・。
なんとなく播磨を感じます。

参考
播磨の酒文化を訪ねて JTB西日本がモニターツアー開く(トラベルニュース) - 姫路市・田中酒造場で日本唯一の「石掛式天秤搾り」による新酒の搾り行程も特別に見学する。すでに東京や高知などからも予約があり、販売は好調だそうだ。(記事より)
精米歩合9%!姫路田中酒造場「亀甲神韻」(All About) - 華やか過ぎないみずみずしい果物のような吟醸香、一口含めば、滑らかで艶があって、まろみさえある第一印象。つるりとした、そう、まるでクリスタルの球体を嘗めているような舌触りとでも言おうか・・・。中盤から後半にかけて、米の旨味がじんわりと感じられ、日本酒らしい軽やかなコクが楽しめる。(記事より)

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Posted by miki at 00:00│Comments(0)食べ物
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