2008年01月31日

韓国でも自家用ジェットブーム

韓国でも自家用ジェットブーム ボーイング737

欧米では一般的な自家用ジェットですが、韓国でもブームになっているようです。

韓国の大企業で「自家用ジェット機」ブーム(朝鮮日報)
国内企業の間でグローバル経営が活発化し始めたことで、「自家用ジェット機」に乗って海外を行き交う大企業の最高経営責任者(CEO)たちが増えている。すでに専用機を所有しているサムスン大韓航空以外に、LGグループも先ごろ専用機を購入することにしたという。
(中略)
ボーイング737(18人乗り)など2機の専用機を保有しているサムスンは、この「ありがたみ」を身に染みて感じている。例えば米国の主要都市を巡回して投資説明会を行う場合、定期便で移動すれば20日もかかるところを、専用機で移動すればわずか1週間で帰って来ることができる。機内で出入国手続きを済ますことができるほか、会議室や情報通信設備も備わっており、業務を行えるというのが1番のメリットだ。

米国では、空の混雑が話題に。

米国で「安価」な超小型ジェット機が人気に--空の混雑を加速するとの指摘も(CNET Japan)
米連邦航空局(FAA)の予測によると、コストの低いマイクロジェット機の登場で、企業または個人が所有するビジネスジェット機の運航数は3倍に膨れ上がるという。こうなると、少なくとも理屈の上では、空域はますます混雑し、マイクロジェット機と商用の旅客航空会社が共用する大規模な空港では運航の遅れが増すことになる。

近畿では、関西伊丹神戸八尾といった至近距離に空港が密集し、現在でも大阪湾の上空が混雑しています。
広大な関東平野を持つ首都圏と異なり、六甲山生駒山を避けながらこれらの空港にアクロバット飛行しなければならない現状から見て、今後ますます但馬空港南紀白浜空港が見直され、びわこ空港や播磨空港への期待が強まるでしょう。
サムスン電子と提携したり、三菱電機新日鐵などグローバルな展開をする企業がひしめく姫路には、ビジネスジェットが気軽に利用できる滑走路が必要と思います。

参考
世界のサムスン。姫路の企業と環境戦略始動(ひめナビブログ)
アジアの観光ビッグバン。大阪湾上空、混雑激化へ(ひめナビブログ)
神戸からソウルへ直接飛ぶ方法(ひめナビブログ) - 日本でも一般化の兆し。プライベートジェットの話題。
中国、空港建設ラッシュ…2020年まで97カ所で新設 (FujiSankei Business i.) - 2020年までに全土に244空港を置き、人口の8割を最寄り空港から100キロ以内の範囲でカバーする計画だ。物価上昇などの変動要因を除いた概算で、空港整備費用として4500億元(約7兆2000億円)を投じる。(記事より)←これでも日本の1年間の道路予算をはるかに下回ります。

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Posted by miki at 00:00│Comments(0)航空
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