2010年03月18日
紙おむつでフル生産。今秋、姫路工場を増強

住友精化は、紙おむつ向け原料が好調で、工場がフル生産。姫路工場を増強するとのこと。
住友精化、今期は3期ぶりの増益見通し、製品値上げ浸透も寄与(モーニングスター)
紙おむつ原料としての需要が拡大しているもので、「10年秋に姫路工場(兵庫県)を増強する予定」(経理部)と話す。市場が拡大しているアジアを軸に供給体制を整える方針。地元の国会議員・山口壮さんも国会質問でおっしゃってましたが、日本で好調なところと、シャッターが降りているところの違いは何かというと、海外とつながっているかどうかだと。
水野和夫「金融大崩壊 『アメリカ金融帝国』の終焉」(生活人新書)より
格差あるいは二極化は、グローバル経済にリンクしているか、それとも遮断されているかの違いから現れます。現在、日本で比較的景気がよいのは東京、中部・東海地方などですが、いずれも海外とつながっています。元気のいいアジアの市場とつながっている住友精化は、忙しいわけですね。
(中略)
福岡も景気がよいのは、中国や韓国から観光客が訪れるなど、人の交流で活気があるからでしょう。一方で、日本の地方都市の中心部にシャッター通りと化した商店街が多く見られるのは、海外とつながっていないからです。
参考
住友精化(4008)は後場に上げ幅拡大 「高吸水樹脂でアジア開拓、数十億円投じて新設備稼働」を好感(毎日jp)
高吸水性樹脂世界首位、日触が50億円を姫路に投資(372log@姫路)
研究所も大幅増強・姫路の名産「おむつ」(372log@姫路)
世界中の紙おむつを支える姫路(372log@姫路)
Posted by miki at 00:00│Comments(0)
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