2006年12月26日
一歩先行く機械を開発

いまどきのことだから、選挙の投票システムももっと電子化されつつあるのかと思ってましたが、相変わらず、投票用紙を数えるのですね。
投票用紙分類 新機種を開発 グローリー(神戸新聞)
投票用紙に書かれた候補者や政党名、最高裁判事の国民審査など、漢字、ひらがな、カタカナ、記号を識別。最速で毎分六百枚を分類し、二十のスタッカ(収納棚)に分ける。
(中略)
政党や個人名など分類数が多い参院選の場合、手作業に比べて開票人員を約七割削減できるという。
電子投票制普及「世界地図」によれば、自書式投票制の国は世界中で日本だけだそうです。
「世の中で、百歩先の見える者は変人扱いをされる。五十歩先の見える者の多くは犠牲者になる。 ただ一歩先の見える者のみが成功者となるのだ。」とは、阪急電鉄の創業者・小林一三の言葉です。世界中が電子投票になろうが、マイナーだろうが、そこに手作業で困っている人がいる限り、人間が書いたひらがな、カタカナ、記号を識別して分類してしまうというそれなりに一歩先行く機械をわざわざ開発してしまう企業もあるのですね。
百歩先を見ながら一歩先を歩いているのか、一歩先しか見えてないのかわかりませんが。
参考
Made in 姫路が全国シェア75%(ひめナビブログ)

Posted by miki at 22:17│Comments(0)
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