2012年11月21日

広まる就職支援協定。都会の大学と地方自治体

兵庫県立大学姫路市新在家

2年前の記事なのですが・・

鳥取県と就職支援を主目的とした協定を締結(龍谷大学)
雇用情勢が厳しい中でも、鳥取県内の企業にとっては人材確保が課題となっています。この課題を解決するとともに鳥取県内の活性化を図るため、県外進学者の約半数が進学している関西圏において、最も進学者数が多い本学と就職支援を主目的とした協定を締結するに至りました。
あらゆる学問分野の大学が地元に揃う地域は、多くありません。大学進学を契機に都会に出て、そのまま都会で就職する若者も多いでしょう。
本人が望むならそれもいいでしょうが、Uターン就職をしようにも、都会にいると地元の情報にも疎くなり、ずるずると都会に居続けてしまうケースもあるでしょう。

一方、若者が(大学進学を契機に)都会に出てしまうのを防ぐため、地方都市への過剰な大学誘致に繋がるケースもある気がします。

都会の大学は、少子化や経済問題で地方からの進学者が伸び悩んでいます。とくに全国から学生を集めて多様な価値観の中で学業を行うことを売りにする全国型大学は、地方から若者が集まらなくなったら、命取りです。
「Uターン就職に強い」という売りや、地方との繋がりを強化して地方から学生が集まることは大いにメリットがあると思います。

この大学と地方自治体の就職支援協定が、ここ1~2年でかなり広まっています。

Uターン就職支援 県と関学大、協定を締結(徳島新聞)
龍谷大、香川県と就職支援協定 県は学生のUターン期待(MSN産経ニュース)
関学大と広島県が就職支援に関する協定を締結(関西学院大学)
山梨県と神奈川大、学生のU・Iターン就職で促進協定(日本経済新聞)
立命館大と就職支援協定 香川県、U・Iターン促進(朝日新聞デジタル)
Uターン就職を支援へ 徳島県、関西3私大と協定(徳島新聞)

いまのところ県単位の協定が多いみたいですが、姫路市と首都圏や京都・大阪の大学の組み合わせがあってもいいんじゃないかと思います。

田中文部科学大臣の事件を契機に、大学誘致も難しくなるでしょうしね。

参考
東京衰退の予感(372log@姫路) - 少子化で親元を離れたがらない子どもたちが、東京に出なくなっているそうです。(ブログより)
早慶にも焦り? 地方で合同入試説明会(372log@姫路) - 東京の大学では、地方都市からの受験生が減る傾向にあります。1人息子や1人娘を親元から離したくないという保護者や、経済的な理由から地元の大学を勧める家庭が増えているため。(ブログより)

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Posted by miki at 21:50Comments(0)学校