2012年11月15日

ダントツの島根。少子高齢化で豊かになる地方

松江城島根県松江市

来月16日に衆議院選挙の投票が実施されることになりそうです。
一票の格差が言われますが、一票の価値の高さで全国有数の島根県
2030年にかけて、島根はこんな面でも他地域を圧倒するようです。

2030年、東京は島根よりもビンボーな自治体になる(週プレNEWS)
人口推計によると、2030年には日本人100人のうち32人が65歳以上、15歳未満は10人となるという。働く人が減り高齢者が増えれば、財政が悪くなる可能性は高くなる。しかし、その悪化度は全国一律ではない。
(中略)
島根県はすでに高齢化率が高く、この先、高齢者の増加はほとんどない。つまり、高齢者施設はあまり増やす必要がないわけです。
(中略)
しかし東京圏は、これから増える高齢者の数に対して施設数が圧倒的に少ない。
横軸に「高齢化による財政悪化のスピード」、縦軸に「今後必要になる老人向け支出の大きさ」をとって地域ごとに並べると、島根県が将来もっとも安泰なのだそうです。逆に最悪は東京圏。

人口減少時代の大都市経済(松谷明彦著)(お金学)
・2070年代の前半まで、大都市に住む人々は、地方に住む人々に比べ、より大幅な生活水準の低下を余儀なくされる。大都市地域に住んでいる限り、年々行政サービスの水準が低下し、年々税負担が重くなる。地方への移住を考える人が確実に増えてくる
島根は少子高齢化の先進県で、東京圏は後進地域。先進県の議員を1人でも多く選出し、ノウハウを東京圏に活かすことも必要かもしれません。
定数是正を厳密にやれば、貴重な島根選出議員がいなくなってしまう恐れもあります。もちろん違憲状態は解消すべきですが。

そういえば、自民党幹事長は島根と同様少子高齢化先進県の鳥取選出でした。

参考
高齢化伸び率77%、ダントツの東京(372log@姫路)
老いゆく東京(372log@姫路)
東京衰退の予感(372log@姫路)
鳥取1区選出・石破茂氏リード。自民総裁選(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:33Comments(2)政治