2004年03月19日

電化の前に



「姫新線姫路上月駅間電化促進期成同盟会」なるものがあって、姫新線を電化するようJRに働きかけているそうです。
しかし、そもそも電化の意味って何なんだろう? という疑問があります。
単純に、「高速化」なんでしょうか?

ディーゼルで走ろうが、電気で走ろうが、大差ないのでは?というのが私の意見です。
最寄の駅は播磨高岡駅ですが、今でも十分、すばやく姫路まで行きます。約5分。
電化にしたからと言って、時間が短縮になるわけではありません。

と思っていたら、こんな記事を見つけました。

鳥取−米子間92キロは大半が単線で、電化もされていない。このため高速化工事は、スピードダウンの原因になるカーブを緩やかにしたり、駅構内の通過列車用の線路を曲線から直線に変えたりすることに重点が置かれた。この結果、特急は従来より10キロ速い最高時速120キロで走れるようになった。
asahi.comの記事

・電化してなくても120キロ以上で走れる(スーパーはくとは130キロで、新快速と同じ)
・非電化のままでも便利にできる改良はある
・そもそも改良なんかしなくてもダイヤを見直しただけでも便利になるはず

「電化はありがたい」「そのためだったら、補助は出す」なんて時代は終わってる。
JR東日本はディーゼルのハイブリッドカーを研究してる。
JRにしてみれば、電化の費用を自治体に出してもらえれば、メンテナンスコストは安く済むし、JR神戸線のお古の車両を回せるし、いいことだらけ(かも)

とにかく、JRにいいように利用されないことが必要だと思う。


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Posted by miki at 23:16│Comments(2)鉄道
この記事へのコメント
まず姫新線の電化は非現実的だと思います。
なんの知識もなく意見を述べるのは図々しいのですが、姫路〜太市間は電化出来ても太市〜本竜野間が電化出来ない状態と耳にしました。(トンネル部分の高さが足りないため電気を走らすことが出来ない)

途中まで電化。途中からディーゼル?

そんな非効率的なこと出来ませんよね。

かくいう私は本竜野駅利用者です。

電化推進委員会がトンネル部分をどのように考えているのか知りたいです。

そして姫新線は基本、本竜野〜姫路間で一時間に2本ですが、19時台から20時台にかけて一時間に1本です。とても不便です。

電化よりも新快速との接続や本数を増やして欲しいです。
Posted by まりも at 2008年03月13日 08:30
まりもさん

コメントありがとうございます。

>電化推進委員会がトンネル部分をどのように考えているのか知りたいです。

たぶん、トンネルを掘り直そうと考えてるのでしょう。
掘り直さずに済む方法としては、トンネル区間だけ非電化にして、ある程度の距離は蓄電で走る車両を実用化することでしょうか。
イタリアのフィレンツェでは路面電車で、架線が景観上問題があるということで、有名観光名所の前だけ非電化にするようです。


>そして姫新線は基本、本竜野〜姫路間で一時間に2本ですが、
>19時台から20時台にかけて一時間に1本です。とても不便です。
>電化よりも新快速との接続や本数を増やして欲しいです。

利用者としては、そのほうがありがたいですね。
Posted by miki at 2008年03月13日 12:45
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