2014年06月27日
パイロット不足対応。年齢上限引き上げ、奨学金

パイロット不足で、さまざまな動き。
パイロットの年齢上限引き上げ検討へ 国交省、不足に対応(MSN産経ニュース)
国交省は年齢上限を平成8年に62歳、16年には64歳へと順次引き上げた。その後、大きな運航上の問題は起きていないと判断して、さらなる引き上げが可能か検討する。あの手この手と検討していますが、そもそも航空行政の失策。
(中略)
このほか、パイロット養成コースを持つ私立大学を対象に、新たな奨学金制度の創設なども提案する。
パイロット不足でLCC運航中止 その背景にあるものは(マイナビニュース)
航空業界からは「国内の航空行政にも責任がある」との恨み節も漏れてくる。日本では長年にわたって航空会社の新規参入が規制されてきたためパイロット育成も進まなかった。日本は、歪んだ東京一極集中のため、東京から地方へ空港を飛ばすという発想をしてきました。
だから、東京から離れた九州には各県に空港があるのに、関東にはほとんど空港が無いと言う状況に。
身近に(小さくても)空港が幾つかある、という状況じゃないので、関西に3つも空港があると言っては大騒ぎ。
関東に異常に空港がないだけなんだけど。ガラパゴス関東!
旺盛な航空需要を抑えに抑えて、千葉まで小旅行をしないと海外にも出られなかった。
一種の現代版関所。
最近になって、「羽田から海外に行くと便利です・・。」なんて当たり前なCMを流し始めた。
政策が20年ずれてる。もう少し先を見ようよ。
メディアも、航空機が騒音問題を抱えていた昔の名残だけで目の敵にするのやめようよ。
全人口の半分住んでる関東一円で、(ほん最近まで)千葉の郊外まで行かないと国際線の飛行機を一切見られないという環境。それでパイロット予備軍育つ?
みんな同罪だからね。
参考
今後20年間で運航スタッフが100万人必要(372log@姫路)
空港も足りないが、パイロットはもっと足りない(372log@姫路)
関東人を覚醒させる茨城空港(372log@姫路)

Posted by miki at 00:00│Comments(0)
│政治